見る力

先週末の土曜日嫁さんから、光記バッティングの動画が送られてきた!!

 

その動画の内容はマシンを使ったフリーバッティング!!

以前は光記の順番になると、他の選手と同じ球速でバッティング練習をすると当たらないので、好意で前から手投げをしてもらってバッティング練習を行なっていた・・・

 

しかし・・・

そうすると・・・

山なりのボールがくるので・・・

どうしてもゴルフスイングみたいになってしまいフォームが崩れるので、当たらなくてもいいからキレがあるボールを打たせてもらうよう監督やコーチにお願いした!!

光記には「当たらなくてもいいからフルスイングで振るように!!」と伝えた。

 

当然バットにボールが当たらず空振りの日々が3ヶ月ほど続いていた・・・

 

それが!!

1ヶ月ほど前ぐらいから徐々に当たり出し、2週間ほど前から結構な確率でバットに当たるようになってきた!!

 

そして!!

土曜日の動画を見た時に結構良い当たりが2〜3本ほどあった!!

その中でも・・・

この画像の時のセンター方向へのライナー性の打球は、打球に勢いがあってバッティングの内容も良かった!!

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Fバ(9.28

実はこれ・・・

光記の性格を逆に利用した作戦!!(笑)

 

もちろん!!

前に書いたように山なりのボールだと、フォームを崩してしまうためでもある・・・

 

しかし・・・

もっと大きな理由がその奥にあって、6歳から急激にスポーツビジョンと言われるスポーツに特化した動体視力が急激に発達するらしい・・・

その事をいつも子供達の野球について、アドバイスしてくれる私の先輩から聞かされていて「自分向かってくるボールをとにかく見せろ!!」と言われていた・・・

 

しかし・・・

そんな事言われても・・・

私は野球経験が無いに等しいし、ピッチャーからの距離で光記に投げれば救急車を準備しておかなければいけないほどのノーコン・・・

ただただ、光記に恐怖心を与えるだけ・・・(笑)

 

そこで思い出したのが、東京の甲子園出場の超常連校が甲子園で超速球エースがいるチームとの対戦前に、その対戦相手の投手対策としてやっていた取り組みを思い出した。

その対策とは、バットは振らずにマシンのボールをひたすら見るというやり方だった!!

 

しかし・・・

流石の私も・・・

 

監督やコーチに向かって、自分の子供個人の練習内容を特別にやってくれとは絶対に言えない・・・

 

そうであれば、マシンや手投げでもバッティング練習の際には、手加減なしで高学年や年上の選手と同じ速さでバッティングをさせてもらえないかと思いお願いした・・・

 

それで心配だったのが光記がバットにボールが当たらない事で、バッティングに関して心が折れてしまうばかりではなく、それがきっかけで野球自体が嫌いになってしまうのではないかという部分だった・・・

 

しかしっ!!

光記は全くクヨクヨしない性格で、兄弟と歳の離れた末っ子なので良い言い方をすればマイペースでスーパーボジティブだけど、悪い言い方をすれば競争心がない・・・(笑)

 

なので・・・

周りの事を全く気にしないし、周りができて自分が出来ないことがあっても『練習していれば、いつかは自分にもできるようになるだろう』みたいな感じ!!(笑)

そしてバットに当たらなくても・・・

さっき書いたように、当たらなくていいからフルスイングと言っておけばバットに当てにいくような事はないと思って・・・(笑)

 

なので・・・

その性格を逆手にとってバットに当たる当たらない度外視のスポーツビジョントレーニングをメーンにやらせてみた!!

 

その成果が見えてきた!!

 

それが不思議なことがもう一つ!!

これまで・・・

バント練習は怖がってやっていなかったけど、自分からコーチに「バントはどうしたら良いですか?」と聞いたらしく、コーチが基本的なバントのやり方を指導してくださり、やっているうちにバントもバッティング同様確率が上がってきている!!

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FB(9.28)

恐らくだけど・・・

バッティングをやっているうちにボールが見えてきて、ボール自体への恐怖心が薄れてきているのではないかと思う!!

 

バントもバッティング同様に、他の高学年の選手達と同じ球速なので小学校2年生の光記にとっては結構な球速・・・

それを怖がらずにバントをやるというのは、きちんとボールが見えてきているからだと思う・・・

 

まだまだ形にはなっていないけど、このスポーツビジョントレーニングの成果が出てきている根拠になるんじゃないかな!!

 

前にも書いたけど・・・

想像や予測を司る右脳・・・

 

その右脳のトレーニングを年中さんから続けてきて、今の段階はその想像や予測に対しての体を動かすという繋ぎの部分・・・

 

自分のバッティングポイントにボールが来るタイミングを想像・予測するためには、まず相手投手がリリースした瞬間にボールの球速やコースを見る力と精度が求められる・・・

 

そこの部分の取り組みの成果の根拠が出てきたことがとても嬉しかった!!

 

これからバットに当たるようになれば、もっともっとバッティングが楽しくなるし野球も楽しくなるぞっ!!

 

何事も楽しいことが一番!!

もっともっと光記が野球を楽しめるように、パパも光記に寄り添って環境を作っていくらね!!(笑)

 

そこをスポーツビジョントレーニン