いつも同じことを書くけど・・・
「フルスイングの三振はホームランと同じ!!」だと常々言っている。
最近自分の大きな変化に気づいたことがある・・・
それは・・・
三振しても笑顔で帰って来る我が子を笑顔で本気で褒めている自分・・・
捕球できなくて見事なトンネルをした時に笑顔で見ている自分・・・
そして・・・
最も大きな変化は・・・
画像の様に我が子が笑顔で野球をやっていること・・・
先日記事にした見事な空振りの三振後の画像だけど、笑を浮かべながらベンチに帰ってきている(笑)
勿論、色々な意味で”低学年だから”と言われればそれまでかもしれないけど・・・
逆に言えば低学年で笑顔で野球をやっていない子って、どんな気持ちで野球をやっているんだろう・・・?
と、昨日ふと考えた・・・
最初は人ごとだと思っていたけど・・・
考えるうちに長男の時を振り返った・・・
長男が野球を始めた頃の画像に笑顔が極端に少ない・・・
見ても見ても笑顔が少ない・・・
どれだけ見ても心から笑っている様な笑顔の画像が少ない・・・
そんなことを考えているとなぜか胸が苦しくなった・・・
そのなんとも言えない胸の苦しみの理由を突き止めるまで、あまり時間はかからなかった・・・
その理由は『自分自身が長男の野球を楽しんでいなかった』から・・・
当時、長男はどんな気持ちで私を見ていたのだろうか・・・?
当時・・・
私は古臭い考えだらけで『褒めるという行為は本人の伸び代を奪うこと』だと、今となれば根拠が全くわからない考えだったので、本人に面等向かって褒めた事が無いに等しい・・・
きっと長男は一生懸命褒めてもらおうと頑張っていたはずなのに、自分ではいいprayができたと思っても褒めてももらえず悲しかっただろうな・・・
そして・・・
以前お世話になっていたトレーナーさんの言葉が突き刺さる・・・
その言葉は・・・
『子供というのは、親に認められるということが一番嬉しいんですよ・・・』
と、いう言葉・・・
当時の長男が野球をやっている時に本当の笑顔が少ない理由は明らか・・・
しかし・・・
言い訳でもなんでもなく、当時はとにかく同級生の子供達に比べ身体も小さく、生まれながら股関節の形成不全と診断されても、これだけ自分は野球がやれるんだ!!と、自信を持って欲しかった!!
ただただ・・・
当時は野球が上手くなってほしいという気持ちでいっぱいだった!!
だけど・・・
その私の気持ちは、おそらく長男には当時伝わっていなかっただろう・・・
親子なので血は繋がっていても・・・
心が通じていなかった・・・
親の価値観だけで長男を支配してた・・・
そんな状況で笑顔で野球なんかできるはずがない・・・
誰のための野球なのか・・・?
そして何のための野球なのか・・・?
そしてその野球は誰がやっているのか・・・?
全て本人がやっている事だし本人が選択すべきもの・・・
巧大にとって・・・
やっと自分の意思で自分が選択した野球ができるな・・・
合格おめでとう!!
心から嬉しく思う・・・
周りがなんと言おうと・・・
自分を信じて頑なに貫いてきた野球で、来年から都市対抗野球や日本クラブ選手権という土俵で勝負することになったな・・・
やっと・・・
本当の意味で”自分の野球”がスタートできるな・・・
巧大が球場で伸び伸び笑顔で野球をやっている画像を沢山撮るからなっ!!
今までの分を取り戻すために沢山撮るから!!
なので・・・
笑顔で楽しく野球をやってくれっ!!
そして・・・
俺自身も・・・
お前の小さい頃・・・
野球をやっている姿を見て笑顔で見れてなかった分の笑顔を取り戻すからな・・・
最後に・・・
朱杜花にとって・・・
光記にとっても・・・
巧大は兄であり憧れの野球選手だから・・・