昨日はインターハイ代替え大会が行われた・・・
大会終了と同時に3年生が引退となる。
そんな3年生選手達が辿った異例とも言える令和2年という今年・・・
新型コロナでインターハイ中止・・・
そして・・・
今回の豪雨・・・
熊本南部の豪雨被害は極めて深刻であり、この県南の高校も代替え試合に参加・・・
あっという間に過ぎ去ってしまう貴重な青春時代を、ソフトボール に情熱を注いできた選手達・・・
そんな選手達が高校生活の集大成として目標にしてきたインターハイが中止となり、高校競技生活の一つの区切りとして準備された代替え試合直前に起きた今回の豪雨・・・
私は同じ志を持つ子を持つ親として、いても立ってもいれなかった・・・
今回被災した地域の選手はどんな気持ちで大会に臨むのか・・・?
そして試合当日、保護者の方はどんな気持ちで自分の娘を送り出すのだろうか・・・?
と思うと、代替え試合前に何か行動を起こさないと自分が自分でなくなる気がした・・・
なので大会前日に被災地に入りボランティア活動を行った・・・
もし・・・
行動を起こさないまま大会当日を迎えると、被災地からやってきた選手や保護者の方々に対し、後ろめたさから直視出来ない気がした・・・
後悔をしたくなかった・・・
私がこんな気持ちになるのには理由がある・・・
その理由とは熊本地震の経験があったから・・・
私は・・・
熊本地震の際に、比較的被害が少なかった今回豪雨被害を受けた県南の方々にものすごく助けていただいた・・・
その恩を返さぬまま大会に臨むことはフェアでないと強く感じていた・・・
自己満足かもしれない・・・
だけど、自分にやれることはやって週末の大会に臨みたかった・・・
妥協しなくてよかった・・・
なので・・・
素直な気持ちで長女の先輩である3年生に『お疲れさん』が言えた・・・
そして、今大会に参加していた県下の高校の3年生に『お疲れさん』という気持ちになれた・・・
あらためて・・・
同じ志を持った3年生へ・・・
異例な年となった今年に頑張れた君たちは、違う言い方をすると異例な強さを持った世代なんだよ・・・
君たちの世代は自信を持ってこれからの人生を送って欲しい・・・
心から・・・
3年間お疲れさん・・・
頑張ったな・・・
そして・・・
いよいよ今日から新チームのスタートとなった・・・
引退試合の次の日には、新たなスタートを切るというシビアな勝負の世界・・・
その今日・・・
県外チームを迎えての新チームのデビュー戦となったOP戦、2戦2勝という好スタートを切った・・・
《第一試合》
2番 センター(スタメンFULL)
<5打席>
1打席目 犠打
2打席目 犠打
3打席目 ⑥ゴロ
4打席目 ⑦フライ
3打数1安打 打点1 E0
一言で言えば、2番の仕事をキッチリこなした!!
今年のチームの今後を占う上で、極めて重要と言える今日のOP戦の第一試合でキッチリ仕事をこなした。
二つの犠打とセーフティースクイズに関しては、いずれも一発で決め完璧な内容だった。
守備については左中間に大飛球が飛び、誰もが抜けると思った打球を落下点に入りキャッチし、俊足を活かした守備範囲の広さに周囲を驚かせた。
本人も帰宅途中の車内で「まだ余裕はあった」と言っていた。
そんな結果も嬉しく思ったけど、私的に今日のゲームで評価できたところは、ポディショニングとカバーリングだった。
一球一球丁寧にポディショニングしていて、前に書いた左中間のフライについては、私的には捕球したこと評価しているわけではなく、その前のポディショニングを評価している。
そして、カバーリングについて・・・
見方選手が送球する位置や体勢などを見た上でのリスクを想定できていて、実際に2球ほど送球ミスをカバーリングした。
この前、巧大についての記事にも書いたけど『見えないファインプレー』の部分が随所に見えた!!
ここに長女の成長を感じた!!
良いスタートが切れたね!!