前へ・・・

今日は長女のOP戦に帯同した・・・

今日のOP戦は、他校2校と自チームを2チームに分けて行われるため、試合会場に到着すると保護者に監督から会長へオーダー表が渡された。

 

すると・・・

保護者会長がなぜか笑いを堪えながら、私に小声で「◯◯◯(長女)先発よっ!!」と・・・

 

その瞬間!!

私は「ええええええええええええええっ!!!!!!!!!!」

「マジですかっっっっっっっ!!!!!!!!!」

だった!!

 

それからというもの・・・

周りの保護者さん達から・・・・・

 

激励の言葉ではなく・・・・

かけられる言葉が・・・・・

「試合の9割は投手の出来が占めてますからね・・・」とか・・・・

「今、ブルペン見てきたらボール走ってますけど、いざマウンドに上がるとね・・・」とか・・・(爆笑)

 

長女はブルペンでニコニコしながら投げているのに、落ち着きがなく顔を引きつらせ異常な程に汗をかきまくっている私に対しての冷やかしの言葉・・・(爆笑)

そんな私の姿を見て監督まで大笑い!!(笑)

 

しかし・・・

男前の長女は淡々とブルペンで肩を作り、いよいよプレイボール!!

 

その初球は低めのストレートのストライク!!

その瞬間に私の緊張が一気に溶けて無くなったっ!!

 

贔屓目なしにめちゃめちゃボールが走っていた!!

 

そして結果は・・・

2番 ピッチャー

5打席 (安打1 二塁打1 本塁打1 四球2 打点4)

投手成績 投球回数4回 失点0 被安打0 奪三振3 四球2 死球

5回コールド勝ち

f:id:gachapi--n:20200823192628p:plain

2020.8.23

 

四死球が4つあったもののっ!!

なんと!!

相手打線をノーヒットに抑えたっっっっっ!!!!!!!!

ビックリを通り越してポカ〜〜〜〜〜んとなった!!!!!!!!

 

努力を積み重ねると・・・

ソフトボールど素人がここまでできるんだっっっっっ!!!!!!!

 

やっぱり・・・

人間やってやれない事はないんだと本気で思った。

 

入学と同時に投手陣の中に入って、ソフトボールの投手としての未知の世界へ・・・

野球で上からしか投げた事がない長女にとって、ウインドミルという見たことも聞いた事も無い、手を一回転して下から投げるという動作は難解極まりない事だった。

 

チーム練習も勿論だけど・・・

自主練の時なども、最初の頃は5m程の距離ですらコントロールがつかないし、ホームベースまでの距離も届きもしなかった・・・

 

そんな姿を見ていると・・・

投手なんて絶対無理というのが私の本音だった・・・

 

しかし、本人は全く諦める素振りはなかった・・・

野手としてセカンド・センターの2ポディションをこなしながら、投手としての練習をコツコツと地道にやっていた。

 

そして約1年半の歳月が流れた今日・・・

こんな衝撃的な投手デビューを飾った・・・

 

しかし・・・

今まででだったら・・・

そんな姿を見て泣くほど嬉しいはずなのに、今日私に全くそんな感情はなかった・・・

 

それは何故か・・・

嬉しいという次元を遥かに超えた感情だった・・・

 

その感情とは・・・

 

『伸び代』

 

長女に対しての伸び代大きさを感じた・・・

 

なので・・・

喜ぶにはまだ早いと・・・

 

まだまだ大きくなれる・・・

長女はもっともっと違う景色を見れる・・・

 

前へ・・・

前へ・・・

 

前つんのめりになっても・・・

前へ・・・