否めない事実・・・
今年は南国九州といえども厳しい寒さ・・・
しかし、ここ2〜3日・・・
日中には気温が上がり先週に比べれば過ごしやすい。
そんな中・・・
年明けの4日に長女のソフトボールが練習を開始・・・
続いて9日に光記、10日に巧大が練習開始となった。
今は、昔と違ってこの時期でもボールを使った練習メニューも軽くこなす・・・
私が中学野球部の頃は・・・
12月から1月いっぱいぐらいまで、『ガッツコース』と、名付けられた恐ろしく起伏の激しいロードコースをほぼ毎日の様に走っていた。(笑)
私の同級生でガッツコースを当時一緒に走っていた、現在光記の学童チームの監督であるTちゃんと、あまりにもの過酷な練習だったがゆえ、今でも頻繁に二人の話題にのぼる!!(笑)
私たちの中学生当時の監督は、地元は勿論だけど近隣の町まで野球に詳しい人なら知っているほど怖かったし練習も厳しかった・・・
現在はどうなのかわからないけど、当時はまだ学校の教師が監督を務めなくても外部からの監督やコーチが認められていて、その監督は寿司屋を経営されていた。
中学校のすぐ横に地元の高校もあり、登下校時間となればメインストリートの両側には、地元中学と地元高校の生徒で埋め尽くされ、その中を寿司屋の屋号がデカデカと書いてある車で監督が通る時には、中学の野球部と高校生の野球部までもが、丸めた坊主頭を両脇から次々に深々と頭を下げる!!
ついでに・・・
学帽をとり頭を下げた頭の青さを見ると学年がわかる!!
五厘(0.1mm)頭の色(青)=1年生
2枚(2mm)頭の色(グレー)=2年生
5枚(5mm)頭の色(黒)=3年生
そこを監督が片手を上げながら、颯爽と車で駆け抜けていく様は圧巻だった!!(爆笑)
まさしく、この監督こそが『ガッツコース』の産みの親でもあり、名付けの親でもある・・・(笑)
そしてさらに告白すると!!
実は!!
この監督さんの甥っ子が、今の光記の学童チームの監督であるTちゃん!!(笑)
光記の監督Tちゃんからすると、おじさんでもあり野球の恩師でもある当時の監督の話をすると必ず大盛り上がりになる!!
そして・・・
話の最後には、必ず『今の時代だったら部員が三日でいなくなる』で終わる・・・(爆笑)
もう・・・
とにかく怖くて厳しくて・・・
今となれば・・・
ブログにもかけないような事も沢山あったけど、私たち二人だけじゃなくて教子たちは皆んなこの監督の事が今でも大好きなんだよな・・・
10年ほど前に亡くなられたけど、今でも当時の野球部の同級生と会うと監督の話になるほど教え子のみんなが大好き・・・
やっぱりDNAなのか・・・
監督の甥っ子の光記の監督であるTちゃんも、似たような雰囲気を持っている。
勿論!!
現代なので今の風潮や児童虐待法などに抵触するような事は絶対にないけど(笑)、挨拶やマナーや道具を大切にする事など、社会的な部分や礼儀的な部分に関しては非常に厳しい。
長男も長女も監督Tちゃんの教え子になるけど、特に巧大に関しては私たち二人が親友であり他の保護者から変な誤解を受けないためにと、巧大に対しては特に厳しく接していた。
そんな状況を、私たち二人はお互い大人だし親友なので暗黙の了解でお互いの心の中は理解していたけど、巧大にとって、あとの方では大人の事情的な部分も理解できていたと思うが、最初の頃は『なんで?』と思っていたと思う・・・
そして時が経ち・・・
現在、巧大も19歳になる・・・
Tちゃんと私が中学時代のことを話すように、巧大も自分が小学校時代の監督Tちゃんとの理不尽な出来事をよく話す!!(笑)
巧大の場合は・・・
私たち二人と違って、19歳になった現在でも身近に当時の監督であるTちゃんがいて、当時のことを直接話せるということ・・・
なので・・・
二人が一緒にいると・・・
あの時はこうだった!!
この時はこうだった!!と・・・
よく二人で言い合って大笑いしている!!(笑)
自分の練習後に巧大がよくグラウンドに遊びに来るけど、光記達の練習を眺めていて・・・
巧大が「俺達の時と今の光記達のノックの打球の速さが違う!!」「俺たちの時は早くて恐ろしくて、俺たちは闘魂ノックって言いよった!!」と!!(笑)
それに富ちゃんが、なんだかんだ言い訳して周りいた選手や保護者みんなで大笑いした!!(笑)
そんなこんなで・・・
巧大にとっては、かつて震え上がるほど怖かった監督・・・
しかし、今となれば野球に関して自分のことを一番理解してくれている恩師でもあり、親父の親友の物心ついた時から身近にいる面白いおじちゃん!!
今でもTちゃんと巧大は、頻繁に連絡を取ったり飯食いに行ったりしている。
今でも野球に関しての相談やアドバイス・・・
そして今後の進路について・・・
私たち親にはなかなか相談しづらいことなどを、Tちゃんに相談しているみたい・・・
その内容をTちゃんは私に言わないし、こっちもTちゃんには聞かないけど、私よりTちゃんの方が巧大の最近の詳細をよく知っていると感じることが多い!!(笑)
現代は現代のやり方・・・
昔は昔のやり方・・・
昔のやり方で現代の子供たちに同じことをやったら、大変なことになってしまうのも現実だし、確かに間違った行き過ぎた指導もたくさんあった。
そこは否めない事実・・・
しかし、昔のやり方の変えてはいけない部分まで、最近は変わってきているように感じる・・・
小学校の時は、しょんべんちびるほど怖かった監督が今では自分の一番の理解者・・・
巧大にとって、怖い監督だけど親父の親友だからと言ってしまえばそれまでだけど、巧大以外のかつての教え子達も合ったりしている。
これも否めない事実・・・