二人にとっての兄
我が家は・・・
かなりレアな苗字のため、一度聞いたら忘れない・・・
そして、私たち夫婦自体がそっくりと言われ、当然その似ている夫婦から生まれてくる子供達は、金太郎飴のように産んでも産んでも同じ顔が生まれてくる・・・(笑)
なので、我が家は・・・
普段から普通に生活していてるつもりだが、なぜか目立ってしまう・・・(笑)
それプラス巧大は・・・
あえてここでは個性と言わせてもらうが、”色々な意味”で目立ってしまう・・・(笑)
その条件下で2年の歳の差があり、長男と同じ高校に進学した長女・・・
長女にとっては、去年巧大が高校を卒業したとはいえ、まだその影響力は色濃く残っており、巧大の妹というだけでハイリスク ハイリターンの学校生活を送っている・・・(笑)
そんな条件においての『長女の高校生活あるある』について・・・(笑)
・入学試験時の面接の時点で、早くも巧大の妹?と面接官に質問される・・・(笑)
・入学してすぐに、教室に長女を見にくる3年生の人だかりができて、入学早々望んでもいないのに無駄に顔が広くなる・・・(笑)
・入学直後、自分にとって上級生のはずの2年生や、自分と同じ同級生のはずの1年生の見ず知らずの丸坊主の生徒から、びっくりするぐらいの勢いで『こんにちはっっっっ!!』と挨拶される・・・(笑)
・廊下を歩けば、全く知らない3年生から『巧大の妹っ!!』と、何も用事がないのに声をかけられる・・・(笑)
・担任の先生や教科担当の先生から、巧大の妹というだけで、授業中1番に教科書読みをさせられたり、〇〇は?と長女に発表を促してくる・・・(笑)
・巧大の在学中に、巧大の学校生活の近況を尋ねもしないのに先生が一方的に報告してくる・・・(笑)
・売店のラッシュ時に、自分が売店に行くと長女の周りだけ混雑が無くなる・・・(笑)
・自分と同級生の野球部員が、引退が近くなった巧大が使っている道具が欲しいと、なぜか長女にせがんでくる・・・(笑)
・普通に学校生活を送り、テストの成績も赤点ギリギリの点数をとっても、先生方が巧大と比較してなぜか優等生扱いしてくれる・・・(笑)
・野球部関係の先生方に、校内で出会すとやたらといじられる・・・(笑)
・ソフトボールの監督が生徒指導部であり、部活関係の用事で生徒指導部の職員室に行くと、生徒指導部の先生達が長女を見て何故か笑う・・・(笑)
・学校近くの唐揚げ屋や理美容室など、以前巧大が利用していたさまざまな店舗へ行くと、巧大の妹というだけで常連客扱いをしてくれる・・・(笑)
・学校指定のベーボールショップへ行くと、巧大の妹と言うだけでツケで買い物ができて、さらに請求は何も言わなくても自宅に請求書が郵送される・・・(笑)
・現任の野球部の監督は、県下で名将と言われる有名な監督であるが、巧大の妹というだけで、そんな有名な監督と超仲良しである・・・(笑)
・巧大は長女に超甘々であり、そんな姿を見て同級生の女子生徒が長女を羨ましがるのはわかるが、何故か野球部の同級生部員からも羨ましがられる・・・(笑)
・長女が1年生の時に巧大の妹というだけで、巧大の友達の3年生からジュースやパンを奢ってもらえる・・・(笑)
他にも沢山のあるあるが存在する!!(爆笑)
長女が恵まれているのか否かは微妙だけど・・・(笑)
長女にとって・・・
野球人の巧大ではなく、兄としての巧大はハラハラさせられる部分もあるけど、いつも助けてくれる頼りになるお兄ちゃん・・・
私に長女がたまに言うけど「普段はあんな奴だけど・・・なんだかんだ言って、巧大は優しい・・・」と言う・・・(笑)
光記にとっての巧大だけど・・・
この前、お互いに野球の練習が早く終わり、夕方から光記を車に乗っけて近くの小川へ魚釣り!!
そこ1時間ぐらいで帰ってきたけど、光記は大興奮だった!!
その訳はこれっ!!
あたりが来て、光記に鯉とのやりとりをさせたみたいだけど、巧大がつきっきりであ〜しろこ〜しろ大騒ぎしていたら、あまりにもの鯉の大きさに、近くの田んぼで作業していた農家のおじちゃんが、わざわざタモを持ってきてくれて釣り上げたらしい!!(笑)
光記にとって、野球人ではない兄としての巧大は、男として掻き立てられるワクワクドキドキ感を味合わせてくれるトムソーヤのような存在で、色んな事をして楽しませてくれる兄ちゃん!!
そして・・・
兄としてではなく、野球人の巧大は・・・
野球に関しては、極めて強いこだわりと神経質さを見せる・・・
その為、野球スイッチが入っている時はまるで別人・・・
野球部ではないクラスメイトから「巧大は、野球の時怖いんだろ?」と、聞かれたと言っていた!!(笑)
野球部の誰かから、そのクラスメイトが巧大のことをそんなふうに聞いたんだと思うけど、普段の巧大しか知らないクラスメイトにとっては、野球の時の巧大は想像もつかないと思う・・・(笑)
うちの長女と光記も、真剣に野球について長男と話すときは、兄としての巧大の時とは全く接し方が変わる・・・
当然巧大も兄としての顔ではなく、野球人としての顔で話をする・・・
たまに二人に対して厳しいことも言う・・・
第三者からすると・・・
巧大は決して華々しい結果を残している選手ではないかもしれないけど、ソフトボール選手としての長女にとってと、野球人としての光記にとってみれば、野球人の巧大は一番身近な野球のヒーロー!!(笑)
だから・・・
長女は小学校の時からずっと巧大の後を追っかけているし、光記も巧大の背中を追いかけて野球をやっていると思う・・・
これからも!!
二人にとって・・・
頼りがいがある優しい兄・・・
ワクワクするような遊びを沢山教えてくれる面白い兄・・・
そして・・・
二人にとっての憧れの野球選手であり続けて欲しい・・・