チーム力が試される季節・・・
週末の大会を終え、昨日から通常の学校生活に戻った長女・・・
ある教科の授業が終わると・・・
その教科担当の先生が長女のところへきて「昨日大会だったんだろ?結果はどうだった?」と聞いてきたらしく、長女が「ダメダメでした・・・」と答えると、その先生が「〇〇(長女)は、どうだった?」と質問されたので、「私もダメダメでした・・・」と答えると・・・(笑)
またその先生が「どうだめだった?」と質問してきたので、長女が「詰まりました・・・」と答えたらしい・・・(笑)
すると、突然!!
その先生がやたらと熱心に細かい部分まで長女に指導を始めて、周りのクラスメイトの生徒達が驚いて、ジロジロ見ていたと言っていた!!(笑)
実は、その教科担当の先生は、この春から新しく野球部の監督に就任された先生!!
当時はコーチとして、長男も1年間お世話になった!!
それプラス!!
巧大が兄貴と慕っている、投手として社会人野球でプレーしていた〇〇君とこの監督は、高校3年生最後の夏の選手権の準決勝で対戦した事があるライバル同士!!
なのでお互いに知り合いっ!!
そんな関係性があって長男も可愛がってもらったし、長女に関してはこの春進級したと同時に、縁あって教科担当の先生としてお世話になる事になり、昨日もありがたい熱心なバッティング指導をいただいた!!(笑)
そして・・・
もう一つ・・・
巧大と長女絡みの面白い出来事・・・
先週の大会期間中・・・
夜、宿舎で4番の〇〇〇と素振りをやっていると・・・
〇〇コーチがやってきて、二人に指導を入れてくれていたらしい・・・
その時に長女が・・・
「右で打って今日当たらなかったので、明日左で打とうかなあ〜」と、冗談まじりで言ったらしい!!(笑)
もちろん、この時長女は冗談で言ったのだが、長男も長女も元々はスイッチヒッター!!
長男は、実際に高校2年生までスイッチヒッターだったし、長女も小学生時代に練習で両方打っていた・・・
この〇〇コーチは、巧大が高校時代にスイッチであった事を知っていたのだが、長女に関しては知らなかったので、左で振ってみろって事になって、左でスイングを見せたらしい!!
すると!!
「お前!!冗談抜きで左の方がスイング綺麗だわっ!!」
「今度から左でも打てっ!!」と、本気モードで〇〇コーチが言ったと、長女が大笑いしながら話していた!!
そして、〇〇コーチが・・・
「お前ら兄妹は本当によく似てるなあ〜」
「守備の動きも、走るのも、バッティングフォームも・・・」
「そのほかの細かい仕草も、スイッチにしても・・・」
「本当に似てる」と言って、大笑いしていたらしい!!(笑)
やっぱり、自然にそうなるよなあ〜
小学校1年生から巧大と一緒にずっと野球をやってきて、今でも巧大にアドバイスもらっているから・・・(笑)
いやいや・・・
今になって気づいたけど・・・
長女の右でのスイングより、左のスイングの方が綺麗いって・・・
それは、言って欲しくなかったなあ〜(爆笑)
一応・・・
右で沢山積み重ねてきたものがあるので・・・(爆笑)
さて・・・
今日も少し突っ込んだ内容を書き残そうと思っている・・・
最後のインターハイまであと僅かとなり、選手達に現実が見えてくる時期・・・
今選手達がいるのは、厳しい競争の世界・・・
よくマスコミが取り上げる、高校野球の世界やプロ野球の世界だけではなく、長女の高校のソフトボールの世界も同じ厳しい競争の世界である。
私も一応、元アスリート・・・
学生時代に野球やハンドボールを通して、競争の世界を経験してきたし、保護者の立場としても長男の野球を通して、そんな厳しい世界を見てきた・・・
高校になればこれが当たり前であるし、長女の高校が特別だということではない・・・
そんな長女のソフトボール部においても、最後のインターハイに向けて、学年や例外など一切なく、ただ2年半もの間積み重ねてきた結果により、トップチームメンバーが決定される時期である・・・
それは・・・
選手達だけではなく、我が子を見守る親にとっても大きな出来事である・・・
ぶっちゃけた話・・・
表向き上・・・
実際にやっているのは、選手達であり親はそれに関係ないというが、皆さんもご存知の通り現実は違う・・・
可愛い自分の子が、最後のインターハイでどうなるのかと、気にしない親など一人もいない・・・
しかし・・・
何度も書くが競争の世界である以上・・・
選手も保護者も現実を受け止めるしか無い!!
だから・・・
後悔が生まれる・・・
もっと早くからやっておけば・・・
あの時故障をしなければ・・・
などなど・・・
一点の後悔が無い選手など一人もいない・・・
しかし・・・
時間は絶対に戻ってこない・・・
だから・・・
今の時期になって、変な慰め合いや投げ出したような言動は絶対に慎むべきである。
今の時期の慰めは、確実に人を傷つける・・・
そして、投げ出したような言動はチーム全体の指揮を確実に落とす・・・
メンバーが近々発表になると思うが、高校生といえどもそこらへんは理解しなければならない・・・
保護者の立場としても同じ・・・
巧大で夏の選手権に出場できない選手の親の立場を経験した者として、我が子に対しての変な慰めや、投げ出したような言動をしたら、可愛い我が子が厳しい練習に耐え、苦しい思いや悔しい思いをして頑張ってきた2年半を、全部否定してしまうことになる・・・
硬い考え方だと言われるかもしれないけど、これまでの12年あまり野球をやっている子供の保護者をやってきたので、その経験上とても大事なことだと思う。
選手にとっては、現実を受け止め人としてこれから厳しい社会に出るための成長を遂げるための試練であるし、保護者の立場からすると親としての成長を遂げるための試練だと思う・・・
現実・・・
私がこの試練を経験することで、こんなことを堂々と書けるほど成長できたと思っている。
辛いがこれが現実の世界・・・
綺麗事ではなく・・・
選ばれた選手も選ばれなかった選手も・・・
我が子が・・・
選ばれた保護者も選ばれなかった保護者も・・・
チーム全体が一人一人をお互いに、リスペクトしなければならない重要な時期だと思っている・・・
今のこの時期だからこそ・・・
指導者と選手や保護者を含めたチーム力を試される・・・