二人だけにしかわからない忘れ物・・・

昨日は仕事も早く終わり・・・

いつもより早く長女の高校のグラウンドへ!!

 

昨日は練習が終了した後の〇〇コーチとの話が楽しかった!!(笑)

 

その話のほとんどが巧大の高校時代の話だった!!(笑)

 

ご挨拶を済ませ・・・

先日行われたクラブ選手権での巧大の結果を伝えると、その結果を聞いてコーチが本当に喜んでくれた!!

 

そして・・・

メンタル・テクニック・スキル・フィジカルについて、ものすごく細かい部分に至るまで、現在巧大が実践している事をコーチに話した・・・

 

話を進める中で・・・

〇〇コーチが、私が話す内容一つ一つに、当時事を思い出すように「あ〜それ!!俺が巧大に言いました!!」と言って、話を聞いていた。

 

しばらくして・・・

嬉しそうな表情を浮かべながら「俺が教えたことを、今も巧大がやってくれているんですね・・・」と、呟くように言われた・・・

 

それに対して、私が・・・

「企業チームやクラブチームなどの格上相手と対戦する事によって、高校時代の〇〇コーチの指導が、本人の中で繋がったのではないですかね・・・」というと・・・

 

今度は逆に!!

〇〇コーチが当時の巧大に指導した内容を、あれもこれもと私に沢山話しをしてくれた!!

 

そのコーチが話してくれた内容で、既にいくつか巧大から長女へ受け継がれていることがあって・・・

細かく説明すれば、試合中の栄養補給についてなのだが、試合中盤の5回に青色のウィダーとチョコレートを摂取するということを、長女に対して巧大がやらせていて長女は以前から試合の時にやっていた・・・

 

そのことを、コーチに伝えると・・・

コーチが本当に嬉しそうに、大きな声で「〇〇〇!!ちょとこっちにきてっ!!」と長女を呼び、やってきた長女に「巧大が〇〇〇(長女)にウィダーを試合の途中で飲むように言ったんかっ?」と尋ねると、長女が「はい!!巧大から言われたので前から飲んでました!!」と答えると、本当に嬉しそうな表情だった!!

コーチのあんな嬉しそうな表情を見たことがなく、長女も私もびっくりした!!

 

そして・・・

長女が「〇〇コーチが、ソフトボールのコーチになったって巧大に言ったら、〇〇コーチはこんな練習をやるとか、こんな事したら叱られるとか、他にもいっぱい私に教えてくれましたよ!!」「この前コーチが禁止にした、ファストフード・炭酸飲料・お菓子禁止も、前に巧大から聞いてました!!」と、コーチに言うと・・・

 

コーチが、長女に「そうかっ!!そんなことを巧大がお前に言うんか!!」と、本当に嬉しそうに何回も頷きながら言っていた・・・

 

そして!!

私にコーチが「俺!!巧大と話したくなって来ました!!」

「ゆっくり飯でも食いながら!!」と、言った!!

 

しかし・・・

私はコーチのきっちりした性格を知りすぎるほど知っているので、コーチに「コーチ飯食いに行くとしたら、〇〇〇(長女)のインターハイが終わって、現役を引退したあとがコーチはいいでしょ?」と尋ねると・・・

 

案の定、迷いなく!!

「はい!!それがいいです!!」と言われた!!

 

コーチは、強い信念みたいなものを持っている人・・・

 

まったく長女とは関係ない巧大との要件であっても、自分が指導者として長女に関わっている以上、長女が現役の期間、私とは個人的には絶対に合わないだろうと踏んでいたが、私が思った通りだった!!

 

なので、長女のインターハイ終了後に、巧大とコーチと3人で会うことになった!!(笑)

 

嫁さんにも、このことを話すと「今の巧大だったら、行くって言うと思うよ!!」と言っていて・・・

 

帰宅後、巧大にこの事を話すと・・・

笑いながら「わかった・・・いくよ!!」と言って、前にも書いたような、かつての蟠りなど全く感じなかった・・・(笑)

 

最後に・・・

私が昨日強く印象付けられた出来事を書いておく・・・

 

その出来事とは・・・

話の途中に・・・

コーチが遠くを見つめながら・・・

何かを思い出すようにポツリ・・・

 

「本当に巧大は野球が大好きな奴ですから・・・」と言った・・・

 

それが・・・

何を意味しているのかわからないし、何も意味なくコーチが言った言葉かもしれない・・・

 

しかし・・・

私には・・・

その時のコーチは、指導者的立場や教師的立場としてではなく、一人の人として・・・

もっと掘り下げると、一人の野球人としてつぶやいたように見えた・・・

 

今度、そんなかつての師と再会した時に・・・

巧大が高校野球時代に置き忘れた、何か忘れ物のような物を手にするのでは無いかと思っている・・・

 

しかし・・・

その忘れ物の中身は・・・

二人だけにしかわからない・・・