今朝、会社に到着するのと同時ぐらいに、嫁さんから電話がかかってきた。
電話に出ると・・・
「車をぶつけられたっ!!」っと・・・
えええええっっっっっ!!!!!!
1年半ぐらい前に新車で買ったヴェルファイアちゃんが・・・
うちの近所の道路を走行中に、自宅敷地内から前方不注意で出てきた車がぶつかってきてこの有様・・・(泣)
車の後方部分なので、うちの嫁さんの過失は極めて低いけど〜
なので!!
電話もらってすぐ、思わず出てしまった言葉は「車はっっっ????」だった・・・(笑)
そして・・・
事故の相手を聞くと、うちの長男と同じ歳の男性の若者で・・・
嫁さん曰く・・・
「巧大と被って、かわいそうになって何も言えんかった・・・」と・・・
何もワーワー言えとは言わないけど、チクチクっと指の先に目に見えないぐらいのトゲが刺さって、触る度にチカっとして気になって気になって仕方ないぐらいの事を言ってもバチは当たらないだろ・・・(笑)
自分でも性格悪り〜と、
思うわ・・・(笑)
まあ・・・
幸いお互いに怪我もなかったし、車のことは30年程お世話になっている敏腕の保険屋さんなので、この状況の事故ならこちらの免責比率も少なくて済むのではないかと思う・・・
さて!!
やっとの!!やっとの!!やっと!!ぐらいの勢いで、明日からコロナによる部活停止期間が明ける長女!!
インターハイを前にした、この時期の部活停止は極めて厳しい状況だった・・・
県下の高校全部が活動停止ならまだしも・・・
休校となった高校はまちまちであり、練習ができている高校とそうではない高校がある。
しかし・・・
なったものは仕方ない!!
後ろ向きになっていても何も始まらないし、だからと言って自分達の中で諦めてしまえば、インターハイに出場しない方がいい!!
こんな時こそ、巧大が高校時代〇〇コーチに学んだポジティブシンキング!!
逆境を逆境と捉えれば逆境になる。
簡単な話・・・
周りが逆境だと思っても、自分達が逆境を逆境と捉えなければ逆境とはならない。
おそらく〇〇コーチは、野球部から赴任してきたソフトボール部に対しても、そんなポジティブな言葉を選手達に伝えると思う・・・
この部活停止期間に対して、付加価値を付けなければただのロスタイムとなるが、付加価値をつければ有効な時間となる・・・
こんなにじっくりと時間をとって、自分と向き合い自主練をやれる機会はほとんどない・・・
故障気味で、ごまかしごまかしプレーをやっていた選手は、この期間で故障も癒えたかもしれない・・・
悪いことばかりではなく・・・
良いことも沢山あったはず!!
小学生や中学生であれば、自分のメンタルをコントロールすることは難しいかもしれないが、高校にもなるとそれは可能な年代である。
このメンタルを強くするということは、以前であれば精神的に負荷をかけることによって強くなると信じられていて、よくシゴキなんて言葉が使われ、理不尽に感じることに対して耐える事で身につくものだとされていた・・・
私もその世代で・・・
そのやり方を信じて疑っていなくて、巧大に対して中学校前半ぐらいまで、そんなやり方をやっていた・・・
しかし、うまくいかなかった・・・
詳細は、今まで散々書いてきたのでここには書かないが、このやり方では限界が訪れ、その時に相談したのが親友の奥さんの臨床心理士だった・・・
その取り組みに関しても、以前書いているのでここには書かないが、結局メンタルを強くするのではなく、コントロールする事が重要であるということを学んだ。
そのメンタルコントロールの仕方については、我慢や忍耐の精神世界ではなく、きちんとしたエビデンスある取り組みで解決できるものだった!!
その中で・・・
長期的な目標に対しての集中力と、試合の時の集中力には違いがあり、試合の時の集中力については、いわゆる『ゾーンに入る』とよく表現されるもので、野球選手で言うとボールが遅く見えるだとか、一瞬止まって見えるといったのが代表的である・・・
その他にも、投手であればマウンドからホームベースまでの距離が近く見えたとか、そんな科学的に証明できないような出来事が起きてしまう現象・・・
こんな状態に入るまでには、科学的根拠に基づいたプロセスがあってゾーンに入るのだが、そのプロセス全体に最も影響するのが、ネガティブな想像を一切せず、ポジティブな想像のみをやる事の大事さである。
ここに関しては・・・
競技は違えど私も経験した事がある部分で・・・
私はハンドボールのキーパーだったため、僅か6mのところから打ってくる100kmに近いシュートを止めなければならない・・・
今の言葉で言う、ゾーンに入っている時というのは、相手がジャンプシュートを打ってくる状況がスローモーションで見え、打ってくるシュートコースを示すサイン(手首の向きや、足の向きなど)の部分が、大きく見えてシュートコースを読める状況となっていた・・・
しかし・・・
私がこのゾーンに入る事ができていたのは、自分達の高校より格下との対戦の時が大半だった・・・
その原因は・・・
格上の対戦相手に、ゾーンに入る最低条件であるポジティブな思考ができなかったから・・・
臨床心理士からこの部分を学んだ時に、自分が体験した部分で腑に落ちたというか、納得できたので、子供達には臨床心理士から教えてもらった事を、わかりやすく私の言葉で少しずつ伝えていった!!
その伝えた沢山の中の一つで・・・
ゾーンに入るためのスイッチともいえる、ルーティーン・・・
先日、〇〇コーチが「巧大と〇〇〇(長女)は、いちいち細かい動きまでそっくりなんですよ!!」と、言っていたけど・・・(笑)
その似ていると言われる部分は、二人が行っているルーティーンの部分だったりする。
二人とも意識的にやっている部分があるので、似ているはずっ!!(笑)
そして・・・
二人に共通しているのは、根拠は全くないが・・・
バッターボックスに入ると『打てる気しか、しない』という・・・(笑)
ここからが二人のバッターのタイプとしての違いなのだが、巧大の場合は相手投手が投げてくる球種やコースの読みが研ぎ澄まされて、ボールがとにかくよく見える様になるという・・・
そして・・・
長女の方は、巧大と正反対で投手が投げるボールの球速や球種やコースなど、全く関係なくなり、投手の手元をボールが離れた瞬間から2/3ぐらいまで来た時に、ボールが見えなくなり、ここだろうで振ると必ずいいバッティングができるという・・・
逆に、最後までボールが見える時はいい結果が出ないと言う・・・
この部分が前に書いた、二人がバッティングに関して話をする時に、必ず食い違って言い合いになる部分で、巧大は長女に対して「ボールを最後まで見なくて、なんでボールがバットに当たるのか!!と、言い・・・
長女は長女で、巧大に向かって「来た球を打つだけなのに、そんなに考えよったら逆に打てないっ!!」と、言い・・・
そして、オチは・・・
巧大が、長女に向かって・・・
「お前!!バッティングの神様みたいな事言うねっ・・・」で、必ず終わる・・・(爆笑)
そんな、ゾーンに入った時の見え方は正反対だけど・・・
ゾーンに入った時の二人共通の状態はポジティブであり、バッティングだけではなく守備でも、この場面でこんなプレーをしたらヒーローだろうなあ〜って、ことばかりを想像していると言う・・・(笑)
しかし・・・
長女に関しては試合前に緊張したりする。
そんな長女に対して緊張するな!!とは絶対言わない・・・
ただただ・・・
自分の間合いでプレーするように言うだけ・・・
その自分の間合いでプレーすると言う意味は、さっき書いたルーティンなどで、ゾーンのスイッチを入れろっ!!と言っているだけ・・・
緊張するのに緊張するな!!と言っても無理な話で、その緊張状態とゾーンのONとOFFをして、自分のメンタルをコントロールをしなさいと言っている・・・
この点・・・
巧大と光記に関しては楽で、メンタルをコントロールしなくても、もともとポジティブなので、特に巧大の場合はルーティーンさえやれば、すぐゾーンのスイッチをONにできる!!(笑)
メンタルが強いとか弱いかとよく表現するけど・・・
実はメンタルを上手くコントロールできるのかできないかの差だと思う・・・
今回の新型コロナウイルスによる休校及び部活停止の事態・・・
心が折れそうになるほど厳しい状況であるのは間違いないが、前に書いたように、ネガティブに捉えていては何も始まらないし何も起きないのである・・・
しかし、この事態をポジティブに捉えて前に進めば、少なくとも何かが起きるのだ!!
何も始まらないより何かを起こした方が、この2年半を生かす事になると思う。
何事もポジティブシンキングだよ!!
と・・・
偉そうに書いている私だが・・・
私も巧大と同じで、人前だろうとプレッシャーがかかる場面であろうと、緊張することはまずない・・・
その理由はポジティブだからだと思う!!(笑)
しかし・・・
たった一つだけ・・・
本当にたった一つだけ、私がメンタルコントロールできないのは、長女のプレー中だけは緊張でゲ〇吐きたくなる・・・(笑)
巧大と光記を見てても、なんとも無いんだけど・・・
長女に対してだけは、メンタルコントロールできないんだよなあ・・・(泣)
とにかく・・・
心配で心配で・・・
長女をネガティブに見ているんだろうな・・・(泣)
今日の事故でヴェルファイアちゃんが傷ついちゃっても・・・
ポジティブで居れるのに・・・(笑)