文武両道・・・
その名の通り、今日から試験期間中となった長女・・・
インターハイ直前であろうと例外などないっ!!
そのため、昨日の夜は試験勉強をやっていた・・・
勉強の内容を覗くと、地理の勉強をやっていて、長女が私に問題集を指差して「ここの国名は?」と質問・・・
私が「ビルマ」と答えると・・・
長女が「そぎゃん国ない!!」と言って爆笑!!(笑)
なので私が「あ〜そうかっ!!今はビルマじゃなくて、ミャンマーかっ!!」と言い換えると・・・
再び長女が大爆笑しながら「そもそも、ここはミャンマーじゃなくてタイ!!」と言った・・・(爆笑)
そして次にアフリカ大陸の一番下を指差して、「ここは?」というので、意気揚々と私が「南アフリカ!!」と答えると、長女が「流石に南アフリカは知っとるね〜」と言って、次にアフリカ大陸の真ん中の方を指差して「ここは?」と聞いてきた。
私がやけっぱちで「ケニア!!」と答えると・・・
長女が「チョコレート!!」というので、ガーナと分かり答えた・・・(笑)
そして・・・
アフリカ大陸の上の方を指差して、「ここは?」と質問したので、私が「リビア!!」と答えると、「パパは・・・エジプトも知らんっ!!」と言って、再び大爆笑していた!!(爆笑)
なのでお返しに、私が「じゃ〜ベルギーは?」と、長女に質問すると・・・
長女が笑もせず、堂々と「そぎゃんと知らん・・・」の一言で終わった・・・(爆笑)
散々私を馬鹿にして大爆笑をしていたくせに、自分が知らない国を質問すると、一言で終わってしまう・・・(爆笑)
恐るべし・・・(笑)
そして・・・
次に日本の県名を漢字で書くという質問を、私が長女に対してやった!!
読むのは簡単に読むけど、漢字で書けと言われると書けそうで書けない・・・(笑)
新潟・愛媛・滋賀・茨城などを質問すると、何故か長女はスラスラと書いて答えた!!
なので!!
「ちゃんとかけて凄いね!!」と、レベルの低い褒め言葉を長女に伝え、私が「パパなんか・・・〇〇〇(長女の名前)の漢字は勿論かけるけど、たまに◯(一文字目)と◯(二文字目)が、どっちが先か分からなくなる!!」というと・・・
冷たーい目で私をみて・・・
「それヤバいね・・・」と・・・
いい訳ではないけど・・・
長女の名前の漢字が、日頃は滅多に使わない漢字であり、初めて見た人はふりがなを書いてないと絶対に読めない・・・(笑)
言い訳にはならないけど・・・(笑)
そして・・・
長女が続けて、さらに衝撃的な事を言った・・・
その言った一言は・・・
「巧大は・・・この前、私の名前書けんかったよ・・・」とっ!!(爆笑)
上には上がいたっ!!(爆笑)
しかし・・・
大爆笑した後の虚しさと・・・
自分と巧大に対しての危機感というものは計り知れなかった・・・
さてさて・・・
我が家の男どもは二人とも小柄で、今でこそ巧大が175cm程になったが、小さい頃は背も小さくガリガリ君だった。
光記も同じで、極めて体がちっちゃくて巧大と同様にガリガリ君だけど、昨日光記がメチャメチャ嬉しそうに「前から3番目になったよっ!!」と言っていた!!(笑)
うちの嫁さんの小さい頃にそっくりで、小さい頃の写真を見ると巧大と光記そっくりで、小さくてガリガリの体型をしている。
が・・・
今は見る影もなく、今の化学や医学を持ってしても、人間にはまだまだ解明されていない神秘的な部分が沢山あるのだろう・・・(爆笑)
一人の子は、以前に抜いていて2番目だったらしいけど、今回さらに一人抜いて3番目になったらしいっ!!(笑)
確かに最近食事量が増えてきたと思っていた。
本人に対してまだ食事量を上げる様には言っていない・・・
その理由は、食べるという行為に対して苦手意識ができてしまう・・・
とにかく多くの量を食べる事を強要され、その食べるという行為に恐怖心を持つ選手達を沢山みてきた。
巧大も細身の体で、体重を上げるのが必須とされており、とにかく毎日多くの食事量を食べていた。
巧大の場合は、体は小さくても食べる量はチームでも上位にいて、量を食べることができたので食べるということに対して、そんな恐怖心を抱く事はなかったが、なかには嘔吐しながら食べる者もいて、遠征や食トレに対して恐怖心を持つ者も少なくはなかった。
だからと言って・・・
量を食べる事を疎かにしている訳ではない・・・
運動量の多いスポーツをする上で、強い体を作るためにはそれなりの食事管理が必要になってくる。
最近は『大量の食事を摂取することが食トレである』という考え方の指導者は流石に減って、摂取する栄養素を適切な量を食べて体作りをするという考え方にシフトしており、チームにフィジカル専門のコーチがいたり、指導者自身が勉強をしてエビデンスに基づいた体つくりをするのが主流となっている。
最近よく私のブログに出てくる〇〇コーチだけど、この栄養学的な部分に関しての知識も長けていて、巧大が高校野球時代にこの部分も事細かく叩き込まれている。
なので・・・
光記に対しても長女に対しても、食事に関する助言を巧大が事細かに二人に対して行う。
特に長女に対しては、その日の体の状況に応じてどんな物を食べた方がいいのかや、試合当日に飲むスポーツドリンクの種類や配合、試合中に行う捕食のタイミングや内容に至るまで・・・
そして、試合終了後の疲労回復に必要な食べ物なども助言を行う・・・
逆に日常生活において、食べてはいけない物や、飲んではいけない物などの食事制限があり、これに関しては、巧大でそれが当たり前になっているので、それをずっとみてきた長女や光記に関しては、自然と摂取しない習慣が身についている。
そんな部分に関して・・・
先日、コーチから長女達のソフトボール部全員に指示があったが、長女にとっては今までそれが普通だった項目が多く、さほど意識もせずに日常の食生活を送る事ができている。
今の光記に対しては、食べる量を増やす食トレではなく、こういった部分の食トレの目的や知識を教えている!!
教えるといっても・・・
カロリー計算や栄養素の役割やら・・・
今の光記に対して、そんな事を伝えても理解できるはずがない・・・
しかし・・・
体を大きくする意味や目的・・・
体を大きくする食べ物や飲み物は何で、疲労を取る食べ物や飲み物は何で・・・
など、ざっくりした部分をまめに伝えるようにしている。
この前の練習後に、光記が「今日は疲れたけん!!オレンジジュース飲まなん!!」なんて言っていたけど、これを疲れた時にクエン酸が必要だと、光記に言っても理解できるわけがない。
それを!!
疲れた時は、オレンジジュースみたいな酸っぱい飲みものと、カステラを食べると疲れが取れるよ!!と、教えておくと自然と覚える・・・
この程度の事であるが、光記に伝えているのだけど、将来的に『体を大きくしろ』だとか、『明日までに疲れをとっておけ』だとか言われた時に、その方法や目的が理解できているのといないのとでは大きな差となる。
実際に・・・
長女がそうで、疲れの取り方の方法やその根拠を理解できているので、人に頼る事なく自分でフィジカル面の管理ができて、体に感じる痛みが、疲労によるものなのか故障によるものなのかの区別もできるし、病院に行くレベルではない筋肉痛の時などは、その筋肉痛に対して有効な食べ物や飲み物、サプリなどを買ってきて自己管理を行なっている。
知識というものはとても大事で・・・
野球選手として自立する為には必須であり、上のカテゴリーになればなるほど、野球におけるテクニックやスキルだけでは通用しない部分が出てくる。
そんな意味で・・・
フィジカル面の源と言っていいほどの、基本の前の基礎の部分が今日書いた体作りの部分だと思う。
食トレの本当の目的と必要な根拠を、理解することはとても大事だと思う。