叱られっぱなし・・・(笑)

昨日は、仕事帰りに今年の4月に近所でオープンしたコストコに寄り道した!!

オープン当初は物凄く混み合っていたので、新型コロナウイルスに感染したら大変なことになると思い行くのを控えていた・・・

 

しかし、昨日は月曜日だったので、平日の夕方ならお客さんも少ないと思い寄り道をした。

店内を見て周り光記が大好きなピザを買って帰った!!

すると案の定!!

光記がそのピザを見て大喜び!!(笑)

 

しかし、長女は・・・

買ってきたピザを見て「今日は何?」と聞いてきたので、私が「昨日光記のバッティングが良かったんでお祝い!!」と答えると、長女が「そんな練習のバッティングが良かったからって、ご褒美なんかいらん!!」と言って、私にマジギレ・・・

 

その後に・・・

長女が「パパもママも光記には甘い!!」「そんな甘やかしとったら、野球は絶対上手にならんっ!!」と言って、やたらと叱られた・・・(笑)

 

自分では、光記に対して甘いとは思わないけどなあ・・・(笑)

 

長男も長女も、普段は光記をとても可愛がる!!

長男は、光記を魚釣りに連れて行ってくれたり、自分の練習に光記を連れて行ってくれたりして、やっぱり男同士ならではの可愛がり方をする。

長女の方は、やはり女の子で母性的な可愛がり方で、可愛いからこそ細かいところまでしつけをするような、母親的な視点での可愛がり方をする。

 

しかし

そんな二人が共通しているのは、野球に対してだけは年齢など関係なく、光記に対して実にシビアである・・・

 

プレーに対しては勿論だが、日頃の食生活に関してや礼儀、アスリートとしてや、野球選手としての物事の解釈の仕方など、光記の野球全般に対してだけは物凄くシビアである・・・

 

そんな二人が口を揃えていうのは「将来、光記が苦労するから」と言う・・・

 

二人とも、日本の文化とも言える野球をやってきた。

人気が高いスポーツであるが故に、チーム内外から常にシビアな目で見られる・・・

それを身をもって経験してきた二人だからこそ、光記の野球に対してだけはとてもシビアなのだと思う・・・

 

長男も長女も・・・

光記がどんなにいいプレーをしても、絶対に本人を褒めない・・・

光記が追いつけないと思った打球に追いつきアウトをとったとしても、一歩目が早かったらもっと楽に処理できただろ!!という・・・

例えいいプレーをしたとしても、ワンランク上のプレーができていないと指摘して、絶対に本人を褒めることがない・・・

 

そして・・・

後で光記がいないところで『さっきの光記の動きは良かったね!!』などと、こっそりと私に言ってくる。

 

そんな具合で、二人とも光記を絶対に直接褒めない・・・

 

なので・・・

光記が可哀想になり・・・

私が光記を褒めると「光記に甘い!!」と言って、昨日の出来事の様に二人から叱られる・・・(泣)

 

 

巧大が学童野球の時は、褒めると成長しない!!と思って、どんなにいいプレーをしても巧大を褒めることをしなかった・・・

 

巧大がその時の事を、俺は小さい頃から怒られてばっかりで、今思えばめちゃくちゃなことばっかり言われて、褒められたことなんか無いというので、今は私も心を入れ替えて光記を褒めよう褒めようとしているのだが、長男と長女がそんな私の姿を見て光記に甘すぎると言って叱ってくる・・・(爆笑)

 

俺から言わせてもらえば!!

これこそ理不尽極まりない・・・(爆笑)

 

歳が離れた末っ子なので確かに甘くなっている部分もあるが、子供の野球に対して私自身の考え方が変わったのもある・・・

 

それというのも・・・

球児の保護者の立場として、長男と長女を通して良かった事やまずかった事など沢山の経験を通して、親は環境に過ぎないという事を学んだ・・・

 

背番号を金で買えるのであれば、ローンを組んででも買ってあげる・・・

指導者に土下座してレギュラーになれるのであれば土下座もする・・・

我が子の代わりに親が代打で出て、結果を出したら我が子を試合で使ってくれるというなら、毎日でもバッティングセンターに通う・・・

 

しかし・・・

そんな甘い世界ではない・・・

 

先ほど書いた様に・・・

球児の親は環境に過ぎないので、子供の野球に関して子供の前に立つ事はあってはならず、我が子が野球に関わっている時間は、自分の子供ではなく一人の野球選手だという視点で見なければ、保護者の立ち位置を一脱してしまう・・・

 

物凄くシビアな事を言えば・・・

この野球に関しての親子関係が破綻している選手は、間違いなく選手として伸び代がなく、厳しい競争の中で淘汰されてしまう・・・

そんな親子を沢山見てきた・・・

 

では・・・

なぜ私が・・・

そんなわかったような事が書けるのか・・・?

 

その答えは実に簡単で・・・

私と巧大の関係が破綻しかけたからである。

 

幸い・・・

私の周りには、それを指摘してくれる人達がいたから破綻まで至らなかった・・・

それに気づいたのが、巧大が中学校1年生ぐらいの時だった・・・

その時期の揺れ動く親子関係が、当時のブログを読み返すとリアルに伝わってくる・・・

 

なので私は、今でも球児の保護者の立ち位置を見失わないように、その時期のブログ内容を読み返す・・・

 

読み返した時に何度も同じことを思う・・・

その同じ事というのは・・・

当時の私は、巧大を一人の野球選手として見ておらず、自分の欲求を巧大を使って満たしているだけであった・・・

 

そこに気づかせてくれる環境があった事に心から感謝している・・・

そして、当時根気強く私に寄り添ってくれた方々にずっと感謝している・・・

 

その経験をしてからというもの・・・

環境の大事さや根気強く寄り添うことの大切さを知った・・・

 

だから・・・

私は我が子への野球に対してのスタンスは、野球の時間は年齢など関係なく我が子を一人の野球選手として尊重し、その時は我が子ではなく”一人の選手”に寄り添うというスタンスを絶対に変えない・・・

 

巧大と長女の学童時代の私はまだそれに気づいていない時期であり、今の光記に対する接し方を見ると、当時の私と比較して『光記に対して甘い』と映るのかもしれない・・・

 

でも・・・

私が今のようなスタンスで光記に寄り添えるのは、巧大と長女との過去を通しての経験のおかげでもあり、今は光記を一人の野球選手だと認める事が出来るのも二人のおかげだと思っている。

 

今は・・・

光記の野球に対してシビアな二人と甘い私で、光記にとって絶妙なバランスが取れたいい野球環境になっているのではないかと思う・・・(笑)

 

でも・・・

たまには光記を褒めてあげて欲しいなあ〜

 

また・・・

こんな事を書くと、二人に叱られる!!(笑)