親子揃っての恩返し
今朝方Yahoo!ニュースにて、春の選抜高校野球の開会式が雨のため順延になったと書いてあった！！
巧大が高校野球をやっていた頃は甲子園が開幕になるのが待ち遠しく、指折り数えて開幕を待っていたものだけど、巧大が高校野球から離れてからというもの、次第と高校野球から気持ちが離れてしまっていて地元九州の出場校すら知らず慌てて検索した次第・・・
しかし、光記が中学になる頃には、また高校野球に目が向くようになるんだろうなあ〜（笑）
さてさて！！
昨日は嬉しい問い合わせがあった！！
先日体験会をお知らせするチラシを配布したのだが、連絡先に不備があり前任の会長であった私に、配布先の小学校の教頭先生から電話があり、連絡を取りたいという保護者がいらっしゃることを聞いた・・・
そのため・・・
私の電話番号をお伝えしていただく様お願いしていたのだが、昨日その保護者の方から連絡があり、その内容は体験会についてではなく・・・
なんと！！
入団したいとの申し出だった！！
それも！！
兄弟二人で入団したいとのことっ！！（笑）
超嬉しかった！！（笑）
過去に何度も書いたが・・・
どれだけ体験会などの機会を設けても・・・
さまざまな勧誘活動を行っても・・・
なんと！！3年間で新規入団者がゼロだった！！
そのため・・・
今年の夏まで４年生の光記と３年生のYの二人だけとなってしまい、これまで通りの事をやっていても新規入団は見込めないと感じ、チームの在り方を大胆に切り替える必要性が高いと感じていた！！
その思いを監督とコーチ、そしてYのお父さんとお母さんに打ち明けた！！
すると・・・
早速すぐに行動に移そうということになり、これまで掲げていたチームの方針が『選手の将来を見据えた指導』であり、その素晴らしい方針は変えずに大切にしていきたいが、その素晴らしい方針をもっともっとアピールしていこうと提案した！！
そして、その方針をもとに・・・
練習の効率化を図り選手達のオーバーワークとなっている部分をことごとく省き、将来ある選手達の怪我や故障のリスクを減少させ、中学や高校で野球人生を終わる事なく、さらに上のカテゴリーまで野球を続けられる様な選手の育成と、高校やさらに上のカテゴリーで必須となる応用の部分に繋がる、根拠に基づいた基礎や基本を重点的に行う学童チーム作りを提案した！！
しかし・・・
この方針は良いことばかりではなく、特に自身が野球を経験しているお父さんにとってみれば、自分の過去の経験から生ぬるい仲良し野球だと捉えられてしまい、チームを選ぶ際に敬遠されてしまう可能性が高かった・・・
しかし・・・
この部分に関しては、論じるよりも実際の練習の内容を見てもらい、決してそうでは無いことを実感してもらうしかなかった・・・
そして、そんな新たなスタートを切って２ヶ月〜３ヶ月ほど経過しても、全く新規入団の子は現れずその反応すらない状況が続いた・・・
すると・・・
３年生のYの学校の子が、二人体験会に参加するとの朗報が届いた・・・
そして、体験会当日に実際の通常練習メニューに入って体験をしてもらったのだが、その体験会が終わったのと同時に、本人と保護者の方がチームに入団したいとの意向を伝えてこられた！！
その理由は・・・
「他のチームにも体験に行きましたが、〇〇〇ファイターズは他のチームとは違いました・・・」
という、言葉だった・・・
何が違うのかは結局わからずじまいだったが、この言葉を聞いた時に嬉しかった！！（笑）
そして・・・
コーチは、はっきりと「勝つことも勿論大切だと思っていますが、学童野球で優勝などの結果が欲しいということであれば、違うチームにいかれた方がいいです。うちのチームは子供達が将来結果を出せるように、基本を中心にやるチームですので・・・」とはっきりと言った！！
そのコーチの言葉を聞いた時に頼もしく思えた！！
たった二人しか選手がおらず、さらにその二人は４年生と３年生・・・
喉から手が出るほど部員が欲しい状況にも関わらず、そんな事を堂々と言えるコーチが誇らしく見えたし、コーチも自分のチームの方針にポリシーを持ちプライドを持っているんだということが伝わってきた！！
その二人が入団決定！！
そして、その後の体験会にきてくれた選手のお父さんとお母さんに対して、今度はその新たにチームに加わったお母さん達が「うちのチームは、とにかく他のチームとは違いますから！！」と、今もアピールしている！！（笑）
そして・・・
ひとり・・・
二人と・・・
入団してきて、あっという間に現在8人まできている！！
3年間新規入団がなかったチームが、７〜８ヶ月の期間に6人の選手が入団してきた！！
昨日問い合わせをいただいた保護者の方は、体験会についての問い合わせではなく入団の問い合せっ！！
以前チームの方針や取り組みが周りに浸透してきたと書いたが、昨日のような体験会抜きで直接入団の問い合せがあるということは、チームがどのようなチームなのかや方針などがかなり浸透してきていると見て間違いない！！
しかし、チームの方針や取り組みが浸透してきたからといって、この時点で安心しているわけでは決してない・・・
上にも書いたが平日練習を一切行わず土日祝日のみの練習にしたり、練習の効率化を図り練習時間を以前の半分にしたり、選手の怪我や故障を防止するためにオーバーワークにならないようにしているため、緩い同好会の様なとらわれ方をされないために、選手ひとり一人に対して根拠に基づいた内容の濃い練習が必要となる・・・
それを実践するために第二弾の改革として、この前から頻繁に書いているコーチ陣の体制強化である！！
野球に関しての『打つ』『投げる』『守る』『走る』の分野に、それぞれの専門性を活かしたコーチを置くことにした。
『打つ』に関しては、バッティングを武器に高校から隣県の強豪校へ野球留学し、甲子園出場は叶わなかったものの三年時の選手権で準優勝、春季大会や秋季大会で優勝し九州大会の出場経験があり、その後九州の大学で野球を続け３年次に大学リーグにてベストナインを取ったUコーチが、バッティングコーチとして就任
『投る』に関しては、３年ほど前から投手コーチとして就任していたMコーチが引き続き指導にあたるが、このMコーチは高校三年時の選手権で県大会準優勝し、その後東都大学リーグ所属の大学で投手として活躍、その後社会人野球で都市対抗野球やクラブ選手権などにも何度も登板した実績がある。
『走る』に関しては、高校時代に秋季大会で県大会を制し九州大会出場経験があるMコーチが、走塁コーチとして就任・・・
そして、巧大が『守る』の分野で守備コーチに就任した・・・
いずれも・・・
これまでの経歴的に、コーチ全員が高校時代に県大会を制し九州大会出場の経験があり、大学野球経験者が2名、社会人野球経験が2名いるという、学童野球チームのコーチ陣としては他にあまりない体制だと自負している！！
『現役時代の実績＝指導力がある』では決してないが、先ほど書いたように学童野球とはいえ、本人はまだしも保護者の方々が求めるチームの指導力というのは、以前に比べるとシビアになっていて、どうせ我が子に野球をさせるのであれば成長できるチームへ入団させたいという思いが年々強くなってきていることを実感する・・・
そんな部分で、指導者達のステータスな部分というのもチームを選ぶ時の参考材料となっていることが多く、指導者達の経歴を見て判断する保護者も現実的に多い・・・
それに加え・・・
１０年以上学童野球の指導歴がある監督とコーチがいて、現在のところ8人の選手達に対して6人の指導者が指導にあたる体制である・・・（笑）
これは・・・
現時点で実際に体験希望や見学の希望がまだ２〜3名ほどあり、これから人数が増えることを見越してのこの体制であるが、これだけの実績がある指導者が子供達に対して濃厚な指導にあたることにより、先ほど書いたようなチームに求められるニーズに近づけるのではないかと考えている！！
それにより入団者の数がもっともっと増えると思っている！！
しかし・・・
人数が増えれば増えるほど嬉しいことではあるが、選手達と指導者の関わりを強く太く深く持つ事をとても大切にしたいため入団制限を設けている・・・
人数も揃っていない試合もできないチームが何を言っているのかと首を傾げるかもしれないけど、原則５年生と６年生は入団できないという制限を設けている・・・
従って・・・
うちのチームは１年生から４年生までの期間にしか入団できない・・・
しかし・・・
キッズカテゴリーで未就学の保育園や幼稚園の子供達の入団は認められている！！
その前例となったのが光記である！！（笑）
幼稚園の年中さんから入団した光記だったけど、大人が勝手に未就学児に対して野球は危険であまり意味がないと思っているだけで、実際にやらせてみるとできることが沢山あって、小学校の高学年の子であれば飽きてしまうような練習内容でもキッズの子達は喜んでやるし、置きティーなんかも黙々と打ったりする！！
勿論安全面に配慮してカラーボールや怪我をしないバットなどを使っての練習であるが・・・（笑）
そんな、沢山の新しい試みや挑戦をチームでおこなっている真っ最中！！
そんな時に入団希望や体験会や見学などの問い合わせがあると、チーム全体のモチベーションが一気に上がり、チーム内のいい雰囲気がもっともっと良くなっていく！！
部員が二人だけとなったちょうど１年前の今頃・・・
今後チームがどうなるのかと、とても不安だった・・・
それが１年でここまで変化するとは思わなかったし想像もつかなかった・・・
まさにイノベーションによるケミストリーである！！
そんな意味で・・・
まだ、進化の過程でありチームの体制が安定しているチームだとは言い難い状況の中で、入団してきてくれた子供達と保護者の方々に本当にありがとうと言いたい・・・
ほんと！！
入団してくれてありがとう！！
おっちゃんはこれからも！！
頑張って、みんなが楽しく野球ができる環境を一生懸命作るから！！
そして！！
巧大とすずかがそうであるように・・・
卒団した後も辛い時などに来て、ホッとできる様な環境を作っていくから！！
〇〇〇ファイターズでの学童時代を思い出して！！
できる限り野球を続けたいと思える選手が一人でも増えれば、おっちゃんは嬉しい！！（笑）
今回コーチに就任した2人のコーチは〇〇〇ファイターズ出身であり、特にうちの巧大はこの〇〇〇ファイターズで野球を始め、監督就任後の第1期生のキャプテンだった・・・
そんな野球のふるさととも言えるチームで、今度は指導者として新たなスタート切ることになり、指導者としてチームに貢献していくことになる・・・
それが親子揃っての〇〇〇ファイターズへの恩返しだと思ってる・・・
