理想郷へ向けて一歩ずつ・・・

昨日アップした内容の続編みたいな形になるけど、新しく就任したコーチ陣3人の中で監督自身の教え子が巧大を含めて2名いる。

 

そして、もう一人は監督が小さい頃からプライベートに野球にと、面倒を見てきた甥っ子が就任した!!

 

帰宅した巧大が「何より監督が一番嬉しそうだった!!」と言っていたが、私の目に映った昨日の監督の姿も全く同じで、とても嬉しそうでどこか誇らしげであった・・・

 

監督と私の二人だけになった時に、私がこそっと「今日は監督冥利に尽きるど?」と聞くと、監督が歯に噛みながらニコッとした・・・(笑)

 

本音は物凄く嬉しかったに違いないと思う・・・

 

早速、昨日の初日から新しいコーチ陣が本格的に選手達への指導に入り、午前中はノックが行われノッカーにはバッティングコーチのUコーチが入り、その中継には走塁コーチのTコーチが入り、ノックを受けている選手達には守備コーチである巧大がベタ付で選手達の指導にあたった・・・

 

そして、午後からはマシンでのフリーバッティングが行われ、バッターにはバッティングコーチであるUコーチがベタ付けで選手達に指導を入れ、バックネット裏ではMヘッドがティーで修正を行い、守っている選手達に対して監督がサイドノックを行いながら、巧大が守備の指導を個人に入れていく・・・

 

今までは一つの練習に対して一つの事をみんなで取り組んでいたが、一つの練習メニューで二つも三つもいっぺんに取り組める環境ができた!!

一人一人の選手と指導者の関わりが一気に濃厚となり、それをローテーションで回していく環境ができた!!

 

もう少し選手の人数が増えれば、Tコーチによる走塁練習がバッティング練習の際にできるようになるし、投手陣に関しても傍でMピッチングコーチの指導のもと、投手の指導にもあたることができるようになる!!

 

理想的な野球環境が整いつつある!!

 

そして、昨日も触れたように指導者と選手が濃厚に接する事ができるため、選手達が目に見えて変化し、その変化が化学反応を起こす!!

 

これも昨日見ていて思ったのだが、つい先日入団したばかりの選手に対してサイドノックで集中的に守備練習が行われていて、その選手がミルミルうちに変化していて、それを見ていた光記がそのサイドノックに加わった・・・

 

その選手のあまりもの急成長に刺激を受けた光記が負けじとノックを受ける・・・

次第と光記までキレキレの動きとなっていき、その選手も光記がやれて自分ができないことに対して負けん気を出して、最終的には二人とも目の色を変えてサイドノックを受けていた。

 

特に小学生というものは、そんなものだと思う!!

お互いに競い合うことで、相手に負けまいと自分を磨く・・・

 

今までは人数が少なく競争というものが全くなかったが、まだ試合もできないほどの少人数ではあるが、人数が増えてきて早くも選手達の中に競争心が芽生え始めており、その一端を昨日見ることができた・・・

 

このような部分を見たのは何年振りだろう・・・?(笑)

少しずつチームになってきた・・・

 

僅か1年前に部員数二人から新たなスタートを切り、その二人のうち一人が休めばひとりぼっちで練習という日もあった・・・

そんな環境から這い上がってきたチーム!!

 

昨日も一年前に一緒に新たなスタート切ったO家と『なんだかんだ言ってここまできたね』と話したけど、二家族にとってみればゼロからのスタートだったので、失うものは何もなく怖いものなど一つもない!!(笑)

 

ただただ・・・

そんな環境の我がチームに入団してくれた選手と、今回新たに合流してくれたコーチ陣への感謝しかない・・・

 

そして、来月から迎える新入部員の二人とその保護者さんが安心して入団できるよう、万全な受け入れ準備を整えたいと思う。

 

入団してきてくれた選手と保護者さんにとって、ユートピア球団となるようにこれから先もコツコツと頑張りたい・・・