道具の力も借りながら・・・

大脱走劇から一夜明けた昨日の小トラちゃんは、まるで何事もなかったかのように過ごしていたっ!!(笑)

 

しかし・・・

家族から、何かにつけ「昨日脱走したくせに・・・」と言われ、小トラちゃんは肩身の狭い思いをしている・・・(笑)

 

そんな中・・・

光記は新しいバットに慣れるために昨日はティーを打ってみたが、やっぱりスイングスピードが上がりヘッドも下がらないしドアスイングのかけらすら見えない・・・

 

私もどんな違いがあるのかと思い、実際にビヨンドと美津和タイガーのハイパーウェップを振り比べてみた・・・

まずは双方を持った感触は、ビヨンドに比べハイパーウウェップが40gも軽いので、当然ビヨンドの方がズッシリくる・・・

しかし、実際に振ってみるとビヨンドもハイパーウェップも重さ的にはあまり変わらない様に感じる。

 

そして、左手でJグリップを握ると構造上左脇を大きく上げないとバットのヘッドを寝せることが出来ない感覚があり、テイクバックからポイントまでのバットの軌道が立ち、ヘッドがスッと出てくる感覚がある!!

 

このバット!!

その!!

ヘッドがスッと出ていく感覚が超気持ちいい!!

 

その気持ち良さの原因はヘッドが斜めにカットしてあるためで、Jグリップの構造上ボールを捉えるバットの面が同じになるため、その面の上部から裏面にかけて斜めにカットしてあり、バットの表面の方が裏面に比べると長くなっているため重く、そして裏面は短くなっているため軽くなっているという特殊な構造で、バットを振った時に今まで味わったことがない感覚・・・

 

強いて言えば・・・

ゴルフのアイアンを振ったような感覚に近いかな・・・

 

文字にするとなんとも伝えにくい感覚なのだが、軽いけどヘッドが効いている感覚で最後まで振り抜ける!!

 

光記のバッティング傾向から言って、フォームを矯正する意味でも弱点を補う意味でもとても効果的なバットだと感じた!!

Jグリップに関しては、光記が5年間使ってきたのでその効果は大体わかっていたが、ハイパーウェップ構造については未知の世界で少し不安だったが、今の光記にと合ったいいバットだと感じた!!

 

実は・・・

それともう一つ・・・

 

まだ到着はしていないがヒットパッチを購入した・・・

少し前に話題になった商品だけど、右打者の場合バットを持った時に右手の親指と人差し指の間の部分を使ってスイング中のバットの軌道を安定させたり、インパクト後の押し込みをしなければならないが、光記の場合どうしても握力不足のためバットの軌道が安定ぜず押し込みも弱い・・・

 

そんな部分を補うためにヒットパッチを購入した!!

 

こんな・・・

ある意味特殊な形状をしているバットや、補助道具を活用するのには賛否両論ある・・・

それは十分理解しているつもりだが、私も以前は出来ないことがあればできるようになればいいという考えだったが、巧大やすずかを見てきて気づいたのが、成長のばらつきが大きい小学生や中学生にとって、フィジカル面において出来ない事と出来る事にもばらつきがあり、成長段階に応じての限界もある・・・

 

しかし・・・

野球は勝負の世界であり競争の世界である・・・

それについていくには、成長の早い遅いを言い訳にせず結果を残さなければならない・・・

そのためには、出来ないことが出来る様にならなければいけないが、出来ないことをできる様にするには、様々な意味で負荷をかけなければならず、フィジカル的に許容範囲の負荷であれば必要なことだが、成長段階で許容範囲ではない負荷であれば故障に繋がったり、テクニック的にも変な癖がついたりしてしまう事になってしまう・・・

 

そんなリスクをこういった道具で補い、各カテゴリーで結果を出しながら成長と共に許容範囲の負荷をかけ、それまで道具によって補っていたものを少しずつ自分のフィジカルを使って、できる様になればいいと思っている・・・

 

最初から自転車に乗れる人などいない・・・

最初は三輪車から始まり・・・

補助輪付きの自転車に乗り・・・

やがて補助輪を外して自分のバランス感覚で二輪の自転車に乗れる様になる・・・

 

その段階によって自分の能力を補ってくれる道具が違うように、野球も各段階によって上手く道具を利用しながら出来る様になればいいと思う・・・

 

光記は・・・

体が大きいとか小さいとか・・・

力が強いとか弱いとか・・・

そんな周りからの目を気にせず、それを補う道具などを活用しながらマイペースで成長すればいい!!

 

とにかく!!

今は野球を楽しくやること!!

時期が来れば自然と出来る様になるから!!