なぜ?から始めよう!!
数日前に家族で夕食を食べていると、一週間前に行われた練習試合の話になり、当日スコアラーをしていた嫁さんが「光記!!あんたこの前のツーベース打った時はノースリーだったよ・・・」
「ツーベースだったけんよかったけど、今度から考えて打たんといかんよ!!」とっ!!(笑)
球児の母を13年もやっていると言うことが違う!!(笑)
その時・・・
横から巧大が「おおっ!!俺も先週の試合で3-3だったけど、そのうちの2打席はワンスリーからだったばいっ!!」と言って、キャッキャと大笑いしていた・・・(笑)
すると今度はすずかがっ!!
「甘い球きたら打てばいいとたい!!」「初球からでも甘い球きたら打てっ!!」と言い出した!!(笑)
私から言わせると・・・
結局2人とも同じ穴のムジナだわっ!!(爆笑)
巧大もすずかも・・・
勿論、場面と状況次第だけど、現役時代はコースが甘ければ初球からでもブンブン振っていってた!!(笑)
巧大は1番打者が多かったので、先攻の試合でプレイボール直後のサイレンがなり始めた時の初球を打って、サイレンが鳴り止む頃にヒットで1塁にいることが2〜3度あった!!(笑)
すずかは『初球ほど甘いボールはないっ!!』と断言するぐらい初球から仕留めにいく・・・
(爆笑)
そして二人の共通点は、ノースリーはまだしもワンスリーで甘いボールを逃してツースリーにするよりも、それをヒットにした方がいいに決まってると言い張る!!(笑)
とにかく打てる打てないは別として超強気!!(笑)
しかし・・・
そんなバッティングができるのには理由がある!!
その理由とは・・・
先ほど書いたようにゲーム展開などによって、当然そんな強気なバッティングができる時とできない時がある。
ゲーム展開や場面によって、粘ってフォアボールを選んでも塁に出なければならない時がある。
そんな場面ではそんな場面に応じた結果を確実に出さないと、真逆のそんな場面で強気のバッティングなど絶対にできない・・・
いつもいつもそんな強気のバッティングをしていたら試合に起用してもらえないっ!!
そこまでいくと・・・
強気というよりは何も考えずに打席に立っている使えない選手なだけだわっ!!(笑)
要はメリハリなんだよなっ!!
そのメリハリをつけるにはどうしたらいいのか・・・?
それは正確な状況判断だと思う。
その正確な状況判断をするには、野球の知識が必要でありそれはスキルだと思う・・・
しかし、せっかく野球スキルがあっても、それをプレーで表現できなければ意味がない・・・
そのスキルを活かすためにはテクニックが必要になる。
今度はそのテクニックを活かすためには、そのテクニックに応じた身体能力が必要でありそれがフィジカルである・・・
いつもしつこくブログに書く『スキル・テクニック・フィジカル』だけど、これが全て一つになってこそ良いパフォーマンスに繋がる。
そして、この3つをバランスよく繋げるには努力を続けるしかなく、コツコツ続けるという強いメンタルが必要だと思っている。
なので、私がいつも書くが・・・
メンタルという分母に、スキル・テクニック・フィジカルという分子が乗っかっていると思う・・・
巧大もすずかも、これらの事が完璧にできていないかった・・・
もし、それができていれば今頃プロの選手!!(笑)
しかし・・・
二人が現役時代に結果を残した量はできていたと思っている!!
先週の練習試合での光記は嫁さんがいう通り、考えて打ちにいった結果ではないので”たまたまのまぐれ”となる。
今後はここらが光記の課題だと思う・・・
確かにテクニック・フィジカルの部分は、他チームの同年代の選手と大きな差を感じなかったが、今回のようなスキルの部分に差を感じなければならない・・・
その差は試合や実践経験が圧倒的に少ないということが原因であることは否めない・・・
この原因は光記にはどうすることもできないチーム事情だったが、それを言い訳にしてはいけないので、今後どのようにしてこの遅れを取り戻すのかが重要になる。
なので・・・
まずは日頃の練習から『自分で考える』ことから始めなければならないと思っている。
その『自分で考える』の種は『なぜ?』という疑問・・・
その『なぜ?』の答えを探すために『自分で考え』て、それで出た答えが『根拠』となる。
その『根拠』がスキルとなり正確な状況判断を生み、状況に応じたパフォーマンスができるようになれば、本当の意味で同世代の選手達に追いついたということになる・・・
その『根拠』が整えば、先日の練習試合で『まぐれの2塁打』だったのが『根拠ある2塁打』へと変化する・・・
メンタル・テクニック・スキル・フィジカルのどれかが欠けていれば根拠ある結果ではなく、たまたまの”まぐれ”としてしか評価されない・・・
そのまぐれの結果と実力の結果を分ける大きな違いは『根拠』なのである・・・
さっきも書いたけど・・・
まずは『なぜ』から始めて行こう!!