貴重な三子の魂
練習中に何かミスがあったりすると、指導者からミスをした選手に対してミスをした理由を質問される!!
指導者がなぜそんな質問を選手にするのかというと、昔の様にただ叱っても選手達が萎縮してしまうだけで、きちんとした根拠を理解しないと同じ失敗を繰り返すだけだからである・・・
その答えの内容が曖昧であったり薄かったすると、ミスに繋がった理由について説明が行なわれるが、最近この説明を監督やコーチが行わず光記に説明させる場面がどんどん増えてきた!!
土曜日も中継プレーの練習中に、ベースカバーを忘れ打球を追ってしまった内野手に対して、監督が「〇〇!!なぜ打球を追った?」という質問が飛んだ・・・
それに対して〇〇は、答えを出すことができずにいると、監督が「光記!!お前が説明しろ!!」と言って光記に説明を求めた。
すると光記はその〇〇だけにではなく、中継プレーに関わった全ポディションの選手に対して、詳細な動きや立ち位置などを説明するのと同時に、予測的観測を交えたりルールを逆手に取った説明までやっていた。
私は正直言って光記の説明を聞いていて驚いた!!
いつ?どこで?誰が?どの様にして?
光記にこんなところまで教えたのだろうと不思議だった・・・
しかし・・・
一つだけ確実なのは・・・
光記がチームに帯同して今年が8年目という野球経験値と、入団する前の環境が野球を覚えるには最高の環境であったということである・・・
光記は巧大と10歳違いですずかとは8歳違いなので、光記が物心着く3歳ぐらいの頃は巧大がボーイズ時代なので、正月と盆以外の週末は球場で過ごしており、公園の代わりが球場でおもちゃが野球道具、そして家族旅行が遠征みたいなものだった・・・(笑)
画像は当時の光記なんだけど、ほんといつもこんな感じで・・・(笑)
ボール拾いの手伝いをしたりノックのボール渡しの手伝いをしたり、光記からすれば体がデカい中学生や保護者さん方と野球遊び!!(笑)
当時の光記は常に野球に囲まれていた!!
そんな環境で幼少期を過ごし・・・
4歳で今のチームに入団し本格的に野球を始め、その後も巧大の高校野球や社会人野球にすずかのソフトボールも見て育っているので、練習試合も含めると光記はこれまで何百単位で野球の試合を見てきていると思う・・・
そんな環境の中で育った光記は膨大な量の野球を見ているし、膨大な量の野球の情報を聞いて育っている・・・
それらの幼少期による記憶と入団して8年目という経験よって、土曜日の様な説明を光記がしているとするなら、幼少期から学童期にかけての環境というのは物凄く大切であると思う!!
過去の記憶と今の経験が融合して未来の想像力となる・・・
この想像力は確率のスポーツと言われる野球にとって、物凄く大切な部分だと思っている。
土曜日の光記の説明を聞いていて、その想像力を交えた説明を行っていたので過去の記憶と現在の経験がつながっていることが確認できてとても嬉しかった!!
環境に感謝だな・・・