背負った十字架をやっと・・・

土曜日ついに・・・

2年ぶりとなる公式戦に出場した。

私の念願だった・・・

 

しかし・・・

念願だったはずなのに、嬉しさより安堵感の方が上回った・・・

 

さらに・・・

その安堵感の後に押し寄せてきたのは・・・

卒団まであと9か月もあるのに、14年間にわたりチームに関わってきた自分の役目が終わった様な気持ちだった・・・

 

試合もできない部員数のチームを信じて入団してきてくれた選手と保護者さんを裏切ることなく、公式戦に出場させてあげることができた・・・

 

この14年間・・・

最初の2年間はいいこと尽くしの2年間だったが、その後の12年間というのは学童野球と向き合うというよりもチームの存続との闘いだった・・・

 

離れていくものと離したくないものとが思い通りにいかなかった・・・

結果的に置いてけぼりとなるのは子供達・・・

その子供達へのうしろめたい気持ち・・・

 

自分への不甲斐なさに、子供たちに心の中で何度『ごめん・・・』と誤ったことか・・・

 

苦しかった・・・

 

そんな気持ちが、2年ぶりに出場した公式戦でこみ上げてきた・・・

 

そんなことが続いたチームに入団してきてくれた選手や保護者さん方に・・・

ただただ・・・

感謝しかなかった・・・

 

居ても立っても居られなくなり公式戦が終わった土曜日の夜に、チームのグループLINEで感謝の気持ちを伝えた・・・

 

そんな過去の事情を知らない保護者さん方にとっては、『この人は何を言っているんだろう?』と思ったと思う・・・

 

しかし、私はそれでもよかった・・・

 

そのグループLINEの送信ボタンを押した瞬間に、先ほど書いた自分の役目が終わったような気がした・・・

 

まだ終わってもいなのに・・・

 

【新人戦】

(1回戦)11対1(コールド負け)

1番ショート・3回ピッチャー

安打0 E0

 

最後に・・・

光記・・・

親のエゴに付き合わせて遠回りをさせてしまい・・・

本当にごめんな・・・