2025年1月11日(土)23時45分
体重3,078g
男
昨日・・・
我が家に、可愛い!!可愛い!!ルーキーが誕生した。
このルーキーが・・・
生まれてくると同時に私にプレゼントをくれた・・・
そのプレゼントとは?
私をおじいちゃんにしてくれたこと・・・
もし・・・
この世に生まれてくる命が、自ら生まれる環境を選んでこの世に生まれてきているとするなら、昨日我が家に生まれてきたルーキーは、長男の巧大を父親として選び母親としてえりかちゃんを選んで生まれてきた事になる。
そうなると、当然・・・
ルーキーはこの私を祖父として選んでくれた事になる。
そんなことを思った瞬間。
このルーキーに対して『我が家に生まれてきてくれて”ありがとう”』という感情が溢れてきた。
昨日、このルーキーを初めて抱っこした時にそんなことを思った・・・
そんなことを思った時に・・・
これが”幸せ”というものだと思った。
そう思った瞬間に、今度は・・・
私にそんな幸せをくれた天使のようなルーキーを、命がけで産んだえりかちゃんへの感謝の気持ちが押し寄せてきた。
そんな気持ちでえりかちゃんを見ると、まるで菩薩の様な穏やかな顔になっていた・・・
私はそんなえりかちゃんに、思わず『母親の顔になったね』と言った・・・
するとえりかちゃんは、私にニコっと笑って見せてくれた・・・
こうやって世代が受け継がれていくのだということを、恥ずかしながら私は51歳にして初めて気付いた・・・
人の誕生というのは・・・
幸せが幸せを生み出して、やがて次の幸せを生む・・・
奇しくも・・・
昨日の1月11日というのは・・・
赤ちゃんの頃から、私を本家の長男として誰よりも大切に大切に育ててくれた祖母の誕生日。
昨日生まれた我が家のルーキーと、私を大切に育ててくれた祖母の誕生日が同じ・・・
それに気付いた私は、これは偶然ではないと思った。
私を孫として大切に育ててくれた祖母が、今度は反対の立場になって私の孫となって生まれ変わってきたのだと思った。
私は・・・
祖母から受けた無条件な愛を返さなければならない・・・
昨日誕生したルーキーが50年後に、昨日の私と同じ・・・
人としての幸せを感じることができる様に・・・
ルーキー・・・
我が家に生まれ、俺をおじいちゃんにしてくれてありがとう・・・
えりかちゃん・・・
改めて我が家に嫁いできてくれてありがとう・・・
そして、命をかけて我が家に幸せを運んでくれてありがとう・・・