剣道一段合格の日、そして人としての一段合格の日

今日のブログ更新で1,201回目の投稿となるっ!!

よく、こんなにも書いたものだなあ〜(笑)

 

もっと言えば・・・

ブログをリニューアルする前の投稿を合わせれば、2,000投稿ぐらいは軽くいっていると思う・・・

 

そんな、記念すべき1,201回目のブログ更新を飾る内容はっ!!

 

本日!!

光記がっ!!

 

なんとっっっっっ!!!!!!!

剣道昇段試験でっっっ!!!!!!

剣道一段(初段)に、見事!!

一発合格いたしましたっっっっっ!!!!!!!

 

嬉しかったっっっっっっ!!!!!!!(笑)

 

中学から剣道を始めた光記。

一段の受験資格は一級受有者で13歳以上の者という条件があり、光記は半年前に一級試験に合格し、13歳となった今回の昇段試験で合格した!!

 

試験内容としては・・・

①実技試験

②日本剣道型

③筆記試験

と、三つの試験を全てクリアしなければならず、もし一次試験で不合格となればその時点で試験終了となってしまう。

今日も一次試験で不合格となった選手が、一次試験終了後に会場を後にしていた・・・

 

そんなシビアな試験が行われていた7時間あまり、保護者もギャラリーも完全シャットアウトで試験が行われ、完全に扉も閉ざされるため会場内から聞こえてくる音だけを会場の外できくという状態だった!!

 

そんな状況で最終試験の筆記試験まで進んだ光記・・・

最終選考の合格発表終了後、光記が試験会場から出てきた・・・

 

周りを見ると、あちこちから合格を喜ぶ選手と保護者達の歓声が聞こえる・・・

しかし、私の方へ向かってくる光記の表情がニコッともしない・・・

その光記の表情を見た時に不合格だと思った・・・

 

私は光記に向けての慰めの言葉を頭の中で探していると、光記が小声で「合格したけん登録料を頂戴」と言った・・・

 

んんん・・・

合格したんで登録料・・・?

 

その言葉を聞いた時に・・・

私の心の中で大喜びの声をあげたかったけど、光記の表情と合格した事を同じ中学校の保護者に聞こえない様に小声で言った事に何か意味があると思い、その場では何も言わず登録料をそっと光記に手渡しただけだった・・・

 

日本剣道連盟に一段取得の登録を済ませ、解散となり車に乗り込んだ光記に喜びの声をかけると・・・

 

光記が・・・

「一年生で合格したのは俺だけたい・・・」

「だけん・・・」

「みんなの前では、喜べんだった・・・」

と、言った・・・

 

実は・・・

今回、同じ中学から受験した一年生選手の中で、一次試験の実技で不合格となった選手・・・

そして、三次の筆記試験で不合格が出て、結果的に一年生で一段に合格したのが光記のみ・・・

 

二年生を合わせても二段を受験して合格したのが一人で、結果的に同じ中学校全体で合格したのが二年生の選手と光記の二人だけだった・・・

 

そこに!!

光記の人としての大きな成長を感じた。

 

もちろん!!

一段合格も嬉しかったが、それよりも周りへの気遣いができる人間に光記が成長したことの方が何倍も嬉しかった!!

 

剣道は一対一の個人競技・・・

もちろん団体戦もあるが戦う時は一対一の勝負・・・

 

その一対一の勝負だからこそ生まれる相手へのリスペクト・・・

勝ち負けを超えた対戦相手へのリスペクトの精神から生まれる相手を思いやる心・・・

 

まさに武士道の精神・・・

剣道を通じての光記の成長が見られた今日の昇段試験だった。

 

今日の一段取得から一年後・・・

今度は二段の受験資格が生まれる・・・

 

日本剣道連盟で定められた条件では、中学生時代までに取得できるのが二段までとなる・・・

その一年後の二段を受験するまでにどれだけの成長が見られるのか?と、今からとても楽しみである・・・

 

剣道においてのメンタル・スキル・テクニック・フィジカルの成長はもちろんだけど、それに加えて更なる人としての成長がなければ、二段に合格することができないのではないかと思う・・・

 

なぜなら・・・

今日の一段に合格できた根拠が・・・

 

剣道のメンタル・スキル・テクニック・フィジカルに加え・・・

周りへの心遣いができる人としての成長があったから・・・

 

光記!!

一段合格おめでとう!!

 

そして・・・

今日は・・・

人としての成長を見せてくれて・・・

ありがとう・・・