長男が中学のチームを引退し、高校に入学するまでの間の約半年間・・・
古巣である学童チームのホームグラウンドの片隅を借りて、自主練を行なっていたけど、その時から光記も野球を本格的に始めた・・・

その時が、ちょうど幼稚園の年中さんだった・・・

そこから数えると、早いものでもうやがて3年となる・・・

幼稚園時代は、もちろん学童のチームとは帯同できないので、基本の前の基礎練習を繰り返し行なってきた・・・

何回もこのブログに書いてきたけど、光記との野球で絶対揺るがない基本的な方針として『寄り添い野球』を徹底してきた。
これまでもだけど、これからもこのテーマは絶対揺るがない。

そして、その基本方針を基に心がけているのが、これもまた何度もこのブログに書いてきた『説得よりも納得』という言葉・・・

長男が通っていたジムのトレーナーさんから頂いた言葉なんだけど、この言葉を何度も自分に言い聞かせながら、根気がいる幼稚園や低学年の光記との野球に向き合ってきた。

その状況中で・・・
この実体験を基に、最近『説得よりも納得』という言葉の考え方が、自分なりの解釈を交えた考え方に変わってきているように思う・・・

それは・・・
『説得・会得・体得』

この3つの『得』がつく言葉・・・

説得とは・・・
『コミュニケーションによって、受け手の理性や感情に働きかけ、相手の自発性を尊重しながら、送り手の意図する方向に受け手の意見・態度・行動を変化させること』とある・・・

会得とは・・・
『物事の意味、本質などを理解し悟こと。自分のものにすること。また”なるほど”と理解すること』とある・・・

体得とは・・・
『十分に会得して自分のものにすること。また、体験的に身につけること。』とある・・・

まずは・・・
説得により刺激を受ける・・・

そして・・・
その刺激を理解をする・・・

さらに・・・
それを実体験する・・・

最終的に!!
その3つの得を納めることを、納得と言うのではないかと思うようになってきた!!

この3つの得のどれが欠けても、得を納めることはできないのではないかと思う。
つまり納得ができないということになる。

指導やアドバイスを刺激として本人が捉えなければ、それを理解しょうとすることもないので会得につながらない・・・

指導やアドバイスを刺激として捉えても、それを理解しようとしなければ、実際にやってみようとは思わないため実体験にはつながらない。

指導やアドバイスを刺激として捉え、その意味を理解したとしても、今の自分を変えることへの億劫さなどによって、行動をせず実体験をしなければ納得につながらない・・・

結果的に・・・
『過去の私自身に何が足りなかったのか?』を考えると・・・

『説得』の意味の中ほどにある『相手の自発性を尊重する』という部分が欠落していたこと・・・

ここに尽きる・・・

ここが欠落していたために、会得にもつながらなければ体得にもつながらなかった!!

野球だけに限らず、以前の長男の時と現在の光記との接し方で、いくら自分の子供であったとしても『相手の自発性を尊重』することが、これからの子供達の成長を大きく左右するのだと思う・・・

結果・・・
やはり・・・

『寄り添う野球』の考え方に行き着く・・・

そして、この寄り添い野球のスタンスでわかった大きなことがある!!

それは・・・
『失敗を恐れないこと』

ボールが当たらなくてもフルスイング!!

この前のわずかな時間だったけど、ちょうど光記がバッティング練習の打席に立っている姿を見ていたけど、とにかくフルスイングしていた!!

バッPをしてくださっていたお父さんに話を聞いたけど「とにかくフルスイングでボールを怖がらずに向かってきますよっ!!」と言ってくれた。

今は結果よりも・・・
自分が納得できる打席であればいいっ!!

それがやがて自発性を生む・・・