成人に向かって・・・

今日は成人の日・・・
私も、もう・・・
成人して、22年が過ぎた・・・(笑)
そんな成人の日を迎えるにあたって、昨日考えさせられる出来事があり、ここに書き留めておく・・・

昨日の練習後に、食事のためにある飲食店に立ち寄りました・・・
そこの、アルバイトの女性が対応をしてくれたのですが、接客もテキパキとこなし、接遇も終始笑顔でとても気持ちの良い接客をしてくれました。

その店員さんに、歳を聞いてみると16歳・・・
ということは、巧大と2歳しか離れていないということになります。
どう見ても、巧大と2歳しか離れていない様には見えません・・・
これは、決してビジュアル的な意味ではなく、その店員さんの言動を見ての意味で・・・

アルバイトながらにも、社会に出て働く事とは・・・
サラリーをもらい、働くという事の責任・・・
その責任や、プレッシャーが人を大きく成長させてくれます。

そのアルバイトの店員さんも、社会と触れ合う事で人としての成長して、あのような素晴らしい接客ができるようになったのだろうと思います。

その店員さんと巧大を比較すると、チームの中で最高学年となり、新二年生と新一年生を強烈なリーダーシップで、牽引しなければいけないという責任があると思います。

その責任をもっと強く意識しないと、野球技術の成長に繋がらないだけではなく、人としての成長にもつながりません・・・

社会に出ると、責任が重くなれば重くなるほど孤独なものです・・・
その時になって辛い思いをするよりも、今のうちからその責任とプレッシャーに勝てる人間・・・

いやいや・・・
今の時期は、責任とプレッシャーに勝てる”方法”を、野球を通しての縦社会の中から学んで欲しいと思います・・・

私が、今置かれている組織の中での立場からの視点で、そんな部分についつい目がいってしまいます・・・
昨日のアルバイト店員さんの、対応はすばらしかったと思いますし、その店員さんの教育をされている会社組織全体の質の高さを感じました・・・

このように、一人の人間の些細な出来事が、組織全体の評価となるということを、巧大はもっと自覚しなければいけない・・・

高校で野球を続けるのであれば、自分が取る行動が球場内だけにとどまらず、私生活の行動についても、中学時代とは比べ物にならない程の責任が付きまといます・・・
それは、一人の部員が取る行動がチームの行動として評価されるということです。
その一人の行動の良し悪しが、どれだけの影響があるかということを、自覚できる高校球児になって欲しいとおもいます。

あと、一年間で野球技術だけではなく、責任ある行動がとれる人に成長して欲しいと思います。

あと5年後の成人の日に、形だけではなく中身が伴った成人になって欲しいと思う