成長
先週の日曜日も招待試合に参加した!!
予選はリーグ戦で行われ、2試合を行い結果は2敗で予選落ちとなった。
光記個人の成績としては・・・
<第一試合>
5番ショート→ピッチャー(3回)
打席数3 四球1
<第二試合>
3番ショート→ピッチャー(3回)
打席数3 三塁打1 安打1 打点3
久しぶりに二試合ともショートでスタメンだった。
シュートでの守備に関しては、エラーもなく安定した守備を見せていた。
ショートでの動きを見ていて大きな変化に気付いた。
その変化とは足が使えるようになった事で、打球に対して直線的ではなく捕球後の送球を意識して回り込んで入るようになった。
回り込んで捕球するということは、当然遠回りをすることになるので足を使えないとできない動きである。
守備に関しては、そんな部分に成長を感じた。
そして投手に関しては・・・
光記の特徴であるコントロールの良さを活かしてコーナーを丁寧につき、緩急をつけて打たせて取るピッチングで、打たれはするが要所を抑える安定したピッチングだった。
投手としての光記において目立ったのもやはり足だった。
当然投手というのは、ボールを投げた後は一人の野手となる。
セカンドにランナーを置いて、バッターがサード方向へボテボテのゴロを打った。
このシチュエーションはセカンドにランナーがおり、サードはむやみやたら前に突っ込むことができないため、投手は投球後にサード方向の打球を処理しなければならない。
このセオリー通り、光記は投球後すぐにサード側の守備を意識しサード側に向かってスタートを切って、その読み通りサード側へのボテゴロがきて捕球したが、一塁送球の素振りを全くせず迷うことなくサード方向に向かって全力疾走し、サード側からセカンド側へとランナーを追いランダンプレーとなった。
私はこの時にセカンド塁審をしていたので、セカンドランナー側からこの一連のプレーを見ていたが、セカンドランナーは光記がサード方向へ打球を追っていたので、背後をつけると思ってサードに向けてスタートを切ったと思う。
光記も光記で・・・
あの時はマウンドからサードに向かって打球を追っていたので、完全にランナーに背を向けて打球を追っており、私が見ている範囲では全くセカンドランナーの動きを黙示していない・・・
にも、関わらず・・・
一塁へ送球する素振りすら見せず迷いなくサードに向かって全力疾走しランダンプレーに持ち込んだのは、その場の空気感やこれまでの経験・・・
そして・・・
『予測』
が、できていたからだと思った・・・
帰宅後、この時のことを光記に確認すると・・・
案の定、光記はセカンドランナーの動きを『予測』して、かつ会場の雰囲気でセカンドランナーがサードに向けてスタートを切ったとわかったと言っていた・・・
ここであるっ!!
私が目標にしている『見えないファインプレー』が、できる選手とはっ!!
テレビや動画に出てくるファインプレーも勿論素晴らしいプレーなんだけど、私はそっちよりも気付く人にしかわからないようなファインプレーこそが本当のファインプレーだと、長く巧大のプレーを見てきて気付いた。
光記もそこを目指してきたっ!!
再三これまでこのブログに書き続けている事だけど、野球において『予測』というのは上のカテゴリーに行けば行くほど重要となってくる・・・
この『予測』ができるようになるためには、常日頃の練習からどれだけ考えて野球をやっているのかが重要となる。
そして、その考えを行動に移すためには『自立』していなければならない・・・
結果的に自立していないと、自分で考えることもできなければ自分で行動に移すこともできない・・・
自分で考え行動に移すことで、ものすごい数の失敗とわずかな成功を経験することによって、その経験が自分の引き出しとなる・・・
その引き出しの数が多ければ多いほど『想像』の数も増える・・・
その『想像』に、各場面で自分の置かれた状況に応じた『瞬時の判断』という『根拠』をプラスしたのが『予測』だと私は思っている。
この一連のプロセスが、私が重要視しているメンタル・テクニック・スキル・フィジカルの中のスキルになると思っている!!
そのスキルの部分の光記の成長が感じられて本当に嬉しかった!!
本当に順調に成長できていることが確認できて嬉しかった!!
これも・・・
このブログに書き続けている幼稚園時代から段階を追って進めてきた、基盤作り→基礎作り→基本作りの中の、幼稚園時代にやっていた想像力をつけるために取り組んだ右脳トレーニングの教育積み木に通ったおかげだとつくづく感じる・・・
最後に・・・
バッティングに関してだけど、こっちは巧大に感謝である!!
二試合目の2点タイムリースリーベースに関しては、先日ブログに書いた巧大がやってくれた自主練の賜物だとつくづく感じた・・・
課題だったインコースを徹底的に自主練でやってくれたが、第二試合のスリーベースはそのインコースの高めを上手く肘をたたんで強振し、強烈な打球があっという間にレフトを抜けていった!!
これはいい打球だった!!
1年ほど前に先々のことを考えてビヨンド使用をやめさせ金属バットにしたが、金属バットなのにビヨンドの様な打球だった!!
次の打席・・・
相手の監督から「さっきレフトオーバー打たれてるぞっ!!」と、長打を警戒する声が出てくるほどの打球だった!!
光記も嬉しくて、巧大に「兄〜に!!インコースの高めを引っ張ってスリーベース打ったよっ!!」と報告していた!!(笑)
バッティングに関しても成長が見れたいい大会だったように思う!!
あと4ヶ月ほどで光記の学童野球生活が終わる・・・
残りわずかとなった学童野球生活で次のカテゴリーに繋がる成長が見れて本当に嬉しかった!!