襟元正そう!!

次男の光記が、昨日から幼稚園のクラブ活動に参加した。
色々なクラブ活動の中から、光記が選んだクラブ活動は、教育積み木クラブ・・・

クラブ活動の先生は、専門の外部講師が指導にあたってくれる。
幼稚園にいながら、ピアノにしてもサッカーにしても、体操教室にしても色々な種類の習い事ができるというシステム・・・

勿論、すべてのクラブ活動は強制ではなく、入りたくなければ入らなくていい・・・

長男も長女も、光記と同じ幼稚園の卒園生だけど、長男はサッカークラブと体操教室、長女は体操教室に所属していた・・・

上の子2人は体育系を志望したけど、光記は勉強系のクラブ活動を志望した・・・
俺からすれば、勉強系を選択する子供は初めてのことでびっくりした・・・(笑)

そして昨日、光記が・・・
「一つだけ難しいのができなかった・・・」と悔しがっていたけど、初めてにしてはよくできたと、先生に褒められたと言って喜んでいた・・・

その話を聞いて、さすがプロの先生だと俺は思った。
絶妙な成功体験と、不成功体験のバランスを保って、積み木を使用しての勉強に幼児の興味を持たしている。

人間は年齢関係なく、周りに自分を認めてもらいたいという欲求がある・・・
その欲求を満たそうと、何かを成し遂げようとする・・・
そして、成し遂げた時に周りから認められる・・・
その成功体験を元に、もっと周りから認められたいとう欲求になる。

そして・・・
教える側も、もっと多くの人に認められるようになってほしいと、先生は成功体験したレベルよりも、絶妙なレベルでハードルを上げる・・・

その絶妙なレベルとは、教える側の経験と技術・・・

これを成長というのだと思う・・・

この成功体験と、ハードルの高さのバランスを誤ってしまうと、成長が止まってしまう・・・
いわゆる”結果が出ない”ということになる。

そんな方程式を、自分の3人の子供に当てはめ、掘り下げて考えてみたけど、これまた考えれば考えるほど難しいことになる。

その難しい原因は・・・
例え我が子であっても、そのバランスとポテンシャルなどの基準が、一人々違うということ・・・

長男と次男は、少々ハードルが高い方が、気持ちが燃えるタイプ・・・
長女は逆で、ハードルを下げて成功体験の数を多く刻んであげた方が、気持ちが燃えるタイプ・・・

そこで出た答えは・・・
育ち、育てるということは、子供をひとくくりに見るのではなく、それぞれ一人々にきちんと向き合わなければ、結果は出ないのだと・・・

結果が出ないと愚痴るより、自分がきちんと一人一人と向き合っているのかを、見直す方が先かなと、昨日の出来事で思った・・・

何より一番大事なのは、伸びようとするものと、伸ばそうとするものが、絶対的な信頼関係で結ばれていること・・・

うちの場合、俺が子供達に信頼を得るには、子供たちの先に立って、正しいことを見せてあげることだと思う・・・
それが、育てる側の正しい姿勢だと思う・・・

その信頼関係が前提で、子供一人一人ときちんと向き合い、子供の認めてあげるところはきちんと認めて、絶妙な課題を与えることが大切であり、成長へのいちばんの近道なのかもしれない。

子供だと思い、欺けると思っていると大間違い・・・
本当に、子供って見てるところは見てるもんなあ~
誤魔化せていると思っているのは、自分だけかもしれないなあ~

ここでひとつ・・・
俺も襟元正そう。