次男の特権

絶対に長男は覚えていないと思うけど、スポンジなどのボールを使った練習を光記も始めてみた・・・

というよりは・・・
長男が遊びの延長で光記にやらせていた・・・

光記も右投げなので、素手の左手だけで投げたボールを、掴むのではなく当てるだけのゲーム・・・
右手を使ったら反則・・・(笑)

長男もそうだったけど、最初の頃は必ず上からはたいてしまう・・・
最初はそれでOK!!

まずは、左手にボールを当てる事を覚えさせる・・・
昨日の段階はそこまで・・・
もっとやりたがる状態で終了・・・

そして、次の段階は本人が立っている足下の少し前に、ビニールテープで円を作る。
最初は、大きな直径1m程の円から始めて、段階を経て少しずつ小さくしていく。

そして、ここからは右手使用OK!!
ただし、一度左手でボールに当てて、ビニールテープで描いた円からボールがはみ出ようとした時に、今度は右手のみを使う・・・
そこで、左手を使ったら反則・・・(笑)

そうすると、左手でボールを当てる時に勢いを殺すようになり、ボールが左手にあたる瞬間に手のひらの向きを間違えてしまうと、見当違いな方向にボールは転がってしまうため、正しい手の動きにするしか方法がない・・・

そして、円からボールがはみ出さないように、右手一本ではねたボールを押さえようとしてくる・・・

つまり・・・
捕球動作の訓練・・・

点数をつけながら、あくまでも遊び感覚の中で、楽しみながらやっていく・・・
そして、まだやりたいと本人が言うぐらいでやめる・・・(笑)

「あくまでも、楽しみながら・・・」なんて、偉そうに書いたけど・・・
ここは、長男で学んだ事・・・(笑)

長男の時は、出来なければとにかく、私がしつこくやらせてしまった・・・
そうなると、次の日は「やりたくない」になってしまう・・・
それを、強引にさせては叱ってしまい、負のスパイラルに突入・・・

これが、時間の無駄だったことに気づいた・・・
ある方からの、アドバイスで深く反省して学んだ事・・・

最近長男が、光記に向かってよく言う言葉・・・
「今の光記と同じ事したら、むかしだったら俺は打たれよったぞっ!!」という・・・(爆笑)
その言葉聞くたびに反省している・・・
心の中で、長男に謝っている・・・(笑)

厳しさも必要なときは必要・・・
しかし、教えるという行為と叱るという行為は、全くの別物だと言う事に気づいた・・・

もっと当時の自分を掘り下げると、自分に引き出しがなかったがために、力でねじ伏せるという、負のスパイラルにはまり込んでしまっていた・・・

しかし、今は次男と一緒になって楽しめる・・・
たとえ5歳の子供相手でも目線の高さを同じにし、気持ちを共有する事の大事さを学んだ・・・

それもこれも・・・
長男のお陰かな・・・

そんなことを考えていて、長男に「叱って育てるのと、ほめて育てるのはどっちが良いと思う?」と質問したら・・・
速攻で「ほめて育てるに決まっとるでしょう!!」
「俺で失敗したんだけん、光記はほめて育てなんいかん!!」と、叱られたっ!!(爆笑)

失敗作にしてしまい・・・
すみません・・・(笑)