課題探しの旅 in 長崎( episode3)

課題探しの旅 in 長崎( episode3)

私が、前回長崎にお邪魔したのは、まだこうたがヨチヨチ歩きの時に、ハウステンボスに訪れた時以来ですので、実に10年ぶりではなかったでしょうか・・・
あの時はまだこうたも可愛かった・・・

長崎にお住いの方には、申し訳ありませんが…
坂道で道が狭くて、熊本も路面電車が走っているので慣れているつもりでしたが、熊本の交通ルールと若干違うため、宿舎にたどり着くまで苦労しました…

さて、半年程前の大分遠征で課題に上がった食事量についてですが、以前と比べ食事量の改善出来たかをモニタリングする絶好のチャンスであり、他の選手との差を確認する上でも、宿舎での夕食は重要です。
食事も野球の練習の一部です‼️

特に本人は体が小さく非力であるため、ここ半年間本人も意識して『食事量の改善』に取り組んできましたが、他の選手も努力していることでしょうから、こんな時に他の選手と自分の差を確認しなければいけません・・・
ここに関しては、何度も悔しい思いや自分の力のなさを泣くほど味わってきているため、硬式野球のパワーやスピードの重要性を理解し、日頃から努力していたところでしたので、本人もが遠征が終了して自宅に帰る車内でもきちんと、自分なりにモニタリングしていたようです。

※食事量は、同学年の中でもトップクラスでしたが、食った栄養はどこに行っているんでしょうか・・・(笑)

そのほか宿舎での本人の行動をずっと見ていたわけではありませんが、本当に遊びではなくて野球の遠征に来ているという自覚が、本人にあったのか・・・

夜間ミーティングで、起床時間から朝食の時間など、スケジュールについて球団側から申し送りがあっていたはずですが、そのスケジュールを本当に理解して行動ができていたでしょうか❓

前日の夜に、野球道具の手入れや次の日に着るユニフォームの確認をしましたか❓

次の日の第一試合は一年生試合と聞いて、少しでも結果を残したいのであれば、宿舎で素振りの一つでもしましたか❓

次の日の試合に備えて、体調を整えるために早めに就寝をしましたか❓
etc

『常日頃から自宅で繰り返しやっていることが遠征でできない・・・』
遠征が特別なこととして捉えている証拠であり、それができないということは『公式戦』も特別なこととして、捉えているという証拠です。
そんな、モチベーションで試合に臨んで、必ず言うことは『公式戦だったので硬くなり、いつものプレーができませんでした・・・』と・・・
いつも、行っていることを継続して行う事がどれだけ重要で難しいか・・・

結局は、episode1の課題『非日常が日常になっていない証拠です』

その後行われた一年生試合の結果は、言うまでもなく・・・
再三の味方のチャンスに、必ずと言っていいほどこうたに打席が回ってきて、アウトコースの球に手を出して内野フライ・・・
あなたは、身長が180センチで90キロある選手ですか❓
バッテリーのセオリーでいけば、アウトコースにさえ投げていればこうたに打たれる心配は全くないはず・・・
それがわかったので、アウトコースの球を踏み込んで打つことや、カットの練習をしたんじゃないですか❓
フォボールで出塁し、1死サードで点差があり相手内野は1点は与えてもアウトを稼ぐ守備体制に、ショートゴロでホームに突っ込まず・・・

とにかく意識の問題です‼️
全て、遠征に対しての準備不足‼️

熊本泗水ボーイズに所属している以上、個人の行動もチームの行動です・・・
周りからするとこうた個人の行動やプレイが、チームの行動として見られていることを自覚して欲しいです。

結局は、 episode3の課題もepisode1に結局戻ります・・・