兆し・・・

昨日、2回戦敗退という幕切れで選手権大会が終了しましたが、2日目には大分県中津市にあります、6月1日にオープンしたばかりの大貞球場にて交流戦が行われました。

巧大は、B戦に2番セカンドで先発出場しました。
まず一打席目は、1死走者なしの状況で空振りの三振でしたが、コーチからの指導があり、新しいバッティングフォームに取り組んできましたが、きちんと指導通りのスイングができているかどうかを、一つのテーマにしていたのですが、そのテーマの答えは次回に持ち越しとなりました・・・

しかし、今までのようにバットをボールに当てにいかず、振りに行っての空振りでしたのでよかったと思います。

二打席目は、無死走者2塁に置いて送りバントの場面で、一発で1塁側に送りバントを決め、これまでもテーマとしてあげていた、巧大にとっての生命線である、バントを確実に決めるということを実践できていました。

守備については、内野フライ二つ程を難なく処理しましたが、一二塁間に低いライナー性の打球を後方にエラーしたのが一つ課題が残りました・・・
しかし、本人と帰りの車の中で話しましたが、このエラーの原因を理解しており、瞬時の判断と自分の身体状況との、確認と調整をアドバイスもらいながら自分で解決していくそうです。

今回の遠征で、私が一番嬉しかったのは、自分からB戦の反省と今後の対策を話して、その内容が私が求めていた根拠に基づいた反省と根拠に基づいた対策を言ってきたことです。

今までは、漠然としたものがより具体的になり、そして客観的に物事を捉えられるようになってきたことに、進歩が感じられ嬉しかったです。

私自身も巧大との接し方を変えることにより、巧大も野球に対しても日常生活についても変化が見られてきており、一泊二日の移動距離も長い、タイトなスケジュールだったにもかかわらず、昨日も自分から進んで期末テスト前だからと、塾で行われる期末テストの特別講習に夜出かけて行きました・・・

自分が志望する高校で、野球ができるようにと、勉強も頑張る姿も見られ、少しだけ精神的な成長もみられてきているようです。