「くそー打てんかった・・・」

昨夜このコメントを書いている最中に、嬉しいニュースが飛び込んできて、本日のブログUPとなりましたが、チームのグループLINEがひっきりなしに鳴り響いていました‼

 

今後行われるボーイズリーグ鶴岡杯全国大会の九州選抜メンバーに泗水ボーイズから2人選出されました‼

話を聞くところによると、男子の部ではK先輩が熊本県では1人だけの選出で、女子の部ではR先輩が選出され、チーム内は大盛り上がりとなり、本当にいい一日の締めくくりでした‼

 

二人とも、泗水Bの代表として、そして九州の代表として思う存分本領を発揮してきてください‼

応援しています‼

 

さて、今日のテーマである「くそー打てんかった・・・」ですが、半年ほど前から徐々に巧大自身の硬式野球への諦めが始まり、3ヶ月ほど前に本人より私と嫁さんに「野球をやめたい」と野球を始めてから初めて巧大が申し出てきました・・・

 

本人は相当な覚悟で私たちに気持ちを伝えに来たと思いますが、正直に言うと硬式を辞めることは想定内だったのですが、何度本人に問いただしても学校での部活で軟式をするのも拒み、野球自体を辞めると言ってきたことに関しては想定していませんでした・・・

 

その時私は、野球を辞めることについて肯定も否定もせず、ただ結論は急がず考えることで、本人との折り合いがつきましたが、それからもずっとくすぶっている状況が続いていました・・・

 

私の対応がまずかったのもありますが、本人の努力が足りないといえばそうなのでしょうが、とにかく結果が出ない出ない・・・

一人取り残されていく感覚が私にもありましたが、やっている本人は私以上にあったはずです。

 

やがて諦めが、練習態度や生活態度に出始め、意欲がなくなり気持ちが入っていない練習をいくらやっても悪くなっていく一方で、とにかく病気や怪我も立て続けでした・・・

しかし、チームに迷惑をかけるのだけは、私も巧大も絶対避けたかったので、私は心の中で私も巧大も可愛がってもらった3年生が引退するのと同時に退部を考え、7月いっぱいでの退部届けまで用意している最悪な状態でした。

 

そんな時に、先日から当ブログでもご紹介した、ケンゾーさん一家との不思議な出来事と、とにかく私と巧大が野球関係でお世話になっている方々や、全く野球とは無縁の方々まで、巧大がそんなことになっているとは知らないはずなのに、なぜかいろんな方々支援をしてくれました・・・

私はもちろんですが、たかが中学生の自分のために、こんなに大人たちが助けてくれるありがたさが本当に身にしみたはずです・・・

 

先日、嫁さんの実家の法事の際に、大阪の親類が練習を終えて車に乗ってきた巧大に、「高校でも野球するの?」と質問された時に、迷いなく「します‼」と言っている姿がありました・・・

そして昨夜、巧大のLINEのひとことが変わっていることに気づきましたが、おそらく先週の交流戦での空振りの三振についてと思いますが「くそー打てんかった・・・」を見た時に、ここ約半年間の霧がかった状況にやっと光が差してきたような気がしました・・・

 

学童時代から、「背番号は◯◯番がいい‼」という巧大のことが、私は本気で一番嫌で・・・

本人の気持ちの中に、背番号がもらえる前提であるからこそ、そういうことが口から出るのだと・・・

背番号がもらえて当たりまえ・・・試合に出て当たりまえ・・・

 

そんな、ことを学童自分の巧大に言っても、返事はするものの響かず・・・

そんな野球選手に、伸び代などあるはずがないと思っていたのですが、中学になり硬式野球を始め、ここで本物の生き残り競争をしなければいけなくなり、野球を辞めると本気で思うほどの挫折を味わって少しは気付いたと思います。

 

これから先は、本人の努力次第ですが、もし監督が結果を求められる1チャンスをくださった時の、プレッシャーのかかる場面で、この半年間の苦しみを思い出して望めば、いい結果は絶対に出ると思いますし、野球の神様が今までの苦しみと同じだけの結果をプレゼントしてくれるでしょう・・・

 

私も、このコメントが書ける状況になったことにホッとしています・・・

騒動の最中にこんなこと、言えませんし書けませんものね・・・(笑) イメージ 1