「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」

熊本県では昨日、熊本市内のコンビニに包丁を持った男が強盗が入り、幸いけが人や実際には何も取らずに逃走したようですが、犯人はまだ逃走しているようで今後も用心が必要ですね。
その事件が発生した付近に、熊本泗水ボーイズの選手達が、数多く住んでいる場所でしたので、大変心配しました・・・

さて先日の練習の際、巧大の学童時代の失敗談を冗談交じりで話していたのですが、2アウトでの3ボール2ストライク、ピッチャー投球時のランナースタートの場面があって、まだ4年生ぐらいだったと思いますが、ランナーとして出塁していた巧大が、その状況でスタートをきらず、監督からこっぴどく叱られたことがありました・・・

そして、その日の帰りの車の中で「サインも出とらんとに勝手にスタート切っていいと❓」と、私に質問してきましたが、そういってきた瞬間は「当たり前たい‼️」の一言で終わったのですが、よくよく車を運転しながら考えると、自分はそれが当たり前となっていることが、巧大にとってはスタートを自動できらなければいけない理屈が分かっていないのだと思い、自宅に帰ってチラシの裏を使って説明して、そこで初めて納得したということがありました・・・
(熊本弁の部分は、ニュアンスで感じてください・・・笑)

勿論現在中学生となって、こんなことを失敗するようではお話になりませんが、恐らく今でも学童時代よりは高いレベルと思いますが、(そうあって欲しいと願望も含めて・・・(笑))理屈がよくわからずプレイしていることが結構あるのではないかと思います・・・

3年生の先輩達と一緒に試合に臨むのもあと僅かとなりました。
ボールボーイやバット引きなどの仕事もきっちりこなしながら、確認の意味でもそんな視点で試合に臨んで見ると、「なぜ❓」がたくさん出てくるのではないかと思います。

そして、その一つ一つの「なぜ❓」を、根拠まで掘り下げて理解することで、もし試合などで使ってもらった時に必ず役に立つと思いますし、それを理解しているのとしていないのでは、プレイの幅が大きく広がると思います。

以前にもコメントしましたが、

根拠のない走塁でアウトになったら”暴走”・・・
根拠ある走塁で、たとえアウトになっても好走塁・・・

これこそ、個人々の野球感の違いはあるかもしれませんが、好走塁と暴走は紙一重と言われる由縁は”根拠”の有無しなのかもしれません・・・

根拠のあるプレイで失敗したとしても納得できるでしょうし、今度は失敗した根拠まで見え、それが努力する根拠になる・・・
それがやがて、成果となり自分の自信につながり、失敗を恐れない積極的なプレイにつながる・・・

巧大も、
もう一歩、二歩・・・
踏み込んで、「なぜ❓」を追求して見ると、もっと野球が楽しくなるのではないかな・・・

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」