『旬』

本日の熊本県地方は、雨模様でジメジメとした鬱陶しい一日となりました。

さて、昨日某テレビ局の番組で、魚の選び方を紹介するコーナーをなにげに見ていたのですが、魚は鮮度が命で、新鮮であればあるほど美味しいと思っていましたが、実は真鯛やヒラメなどの白身の魚については、少々時間を置き熟成させたほうが美味しいそうです。

そんな話を、プロの販売員が解説していましたが、そんな解説ができるのも何千何万匹の魚を見て、実際に触れ、食しているからこそ言えることであり、目先の儲けを追求するのではなく、魚本来の旨みをお客さんに味わってもらい『美味しい!』という、”納得の結果を出す”プロ意識の現れだと思います・・・

それともう一つ、鮭の旬は”秋鮭”と一般的に言われているため、秋が一番美味しいと思いがちですが、秋鮭は産卵後であり、卵に養分を取られた後の回復期に当たるため、身は美味しくはなく、卵がお腹の中に入る直前が旬だそうです。

野球選手にとっての旬は、個人個人の野球観や価値観によって、それぞれ自分の野球人としての旬の時期が違うと思いますが、この野球人として旬となる時期を、固定観念や違った声などで間違えてしまうと、一番大事な時期に最高のパフォーマンスが発揮できない状況になると思います。

そんなことにならないよう、まずは巧大自身が野球に対しての目標を明確にし、その目標に向かって今何をするべきかを自覚することだと思います。

その目標を達成したいがために焦り、二つ飛びの取り組みや、逆にあまりにのんびりしすぎていると、そこに誤差が生じてしまうことになります。

小学校の基礎勉強をするにも、足し算や引き算の延長上に掛け算割り算があるように、いきなり掛け算をどれだけやっても基礎ができていないため、誤った答えを出してしまったり、応用問題になるとお手上げになったりしてしまいます・・・

まずは、目先の結果を追い求めるがための背伸びをするのではなく、身の丈に合った本当に今必要なことを一つ一つ積み重ねていってほしいと思います。

それが、野球人としての『旬』を逃さない一番の方法だと思います!!

まあ・・・まあ・・・

焦らない・・・
焦らない・・・

自分を、指導してくださる方々の言われることを、コツコツ続けていけば大丈夫です!!(笑)