居場所を求めて…

本日、全国ニュースでも流れましたが、地元である阿蘇山が噴煙を2000メートルも上げる、大きな噴火が見られました・・・

阿蘇山があるおかげで、地元の観光関係の方々はもちろん、熊本県全体がその恩恵を受けているのですが、時としてこんなことが起きると、我々人間では対処のしようのない、被害を受けることもあります・・・

しかし、私たち人間は生きている以上、自然との共存を図らなければ生きていけません・・・
高いリスクと高いリターン・・・
その共存をどう図っていくかが、鍵となると思います・・・

さて、週末のチーム練習を見ていても、火の国大会後のチームの結束力や、野球への取り組み方などが格段に違ってきています。

自分の野球に対する夢や目標をかけた選手達が、勝つか負けるかの勝負の世界に身を投じて、今は各選手個人が成長するために目の色を変えて、チームに貢献できる選手になろうと、必死に努力している時期です。

そんな選手達の今の状況は、チームでの自分の居場所を獲得しようと、なりふり構わず結果を出そうと、必死にもがいています。

そんな貴重な時間は、本当に短く一瞬に過ぎてしまうものです・・・

そんな選手達の貴重な時間を、私は保護者としてできる範囲で、大切にしてあげたいですし、そんな環境を作ってあげたいと心から思っています。

今のチーム全体の成長速度からいくと、週単位で違いが見える様な驚異的な速度に私は見えます。
という事は、選手一人一人の成長速度もチームの成長速度と比例し、週単位で成長しているといいう事になります。

その、成長についていけなければ、以前にもブログでコメントしましたが淘汰されてしまいます・・・
本当に厳しい様ですが、それがクラブチームに入団したボーイズリーガー達の一人一人の宿命・・・

甘えも・・・
言い訳も・・・
何も通用しない・・・

本当の意味で、実力のみで勝負していかなければいけない時期に、巧大はもう足を踏み入れました・・・

自分自身の責任で、そのチームの流れについていかないと、私の様な言い訳の上塗りを繰り返す野球生活が今後待っています・・・

言い訳と甘えが、どれだけ醜く情けないものか・・・
そんな言動がどれだけチーム全体の足を引っ張るのか・・・

そんな事をする人間は、必ず報われないという事を身をもって知っている私は、巧大にはそんな思いをさせたくないので、今後も努力を怠らず野球以外の雑音にも影響される事なく頑張って欲しいと思います‼️

本当はいけない事ですが、昨日の紅白戦で私がセカンド塁審を務めている時に、二塁にランナーを置いてフライを打ち上げた打席の直後に、攻守交代でセカンドの守備に向かってきた巧大が・・・

悔しそうな顔をして、帽子のつばを握り・・・
軽くお辞儀をしながら、小声で・・・

「家に帰ったら、ティーお願いします・・・」と、

一言だけ言いました・・・

なんでもない様な事なのですが、その時の表情は今までにない、何か大人びた表情で・・・
子供っぽくなく・・・
何か腹が据わったというか・・・

何か私自身でもよくわからないのですが、親として初めて味わった感覚で、いつまでも子供とばかり思っていた我が子への感覚が、一瞬だけ払拭されたような・・・
なにか、我が子から目には見えない”気”に押された様な感覚みたいなものを感じて・・・

こんな感覚で、子が親をいろんな意味で、追い越していくのかなあ~
なんて、考えさせられる出来事でした・・・