甘辛い決勝戦・・・

日本少年野球連盟九州大会熊本予選が、週末に山鹿市民球場で行われました。

日本少年野球連盟九州大会熊本予選 準決勝 結果》
試合日時:平成27年9月26日(土)
試合球場:山鹿市民球場
試合結果:熊本泗水ボーイズ 7❌6 熊本中央ボーイズ

日本少年野球連盟九州大会熊本予選 決勝 結果》
試合日時:平成27年9月26日(土)
試合球場:山鹿市民球場
試合結果:熊本泗水ボーイズ 0❌5 北熊本ボーイズ

惜しくも、準優勝となりました・・・

準決勝の第1打席に、2死ランナーなしでライト前ヒットを放ち、それを皮切りに2死から追加点を挙げることができました・・・
終盤、優勝候補である中央ボーイズさんの猛烈な追い上げが見られ、手に汗を握りましたがなんとか逃げ切り、決勝進出することができました・・・

そして、決勝は北熊本ボーイズさんでしたが、プレイボールから3球目・・・
相手打者が放った打球が、セカンドへ・・・
ライナー性のあたりを、巧大が痛恨の落球・・・

即、選手交代・・・

球団全体に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです・・・
そして交代したのが、先日コメントした1年性の選手でした。
その1年生のS君はミスもなく堂々としたプレイで、最後まで頑張っていました・・・

本当にナイスプレイでしたっ‼️


さて、巧大ですが・・・
私の、以前勤務していた職場の関係で知り合った、九州出身で関西強豪校で、高校野球をやっていた先輩から連絡が入りました・・・

いつも、巧大の事を気にかけてくれていて、今までも何度かコメントした事もあったと思いますが、今回も連絡をくださり、決勝での巧大のプレイを伝えたところ、意外な答えが返ってきました・・・

野球に対して、かなり辛口な先輩なのですが・・・

「やっぱり、あいつ(巧大)持ってるね・・・(笑)」
「大事な大会の決勝で、試合開始3球で引っ込むという経験をした選手は、何人おるかなあ・・・❓」
「そんな貴重な苦い経験・・・
その苦い経験という名の、心に根付く”種”を手に入れる事ができるやつは、なかなかいないよ~」

そこから、急に真剣に・・・
「その野球の神様からもらった、種をこれからどう育てるかが大事だぞ・・・」
「肥えた土と綺麗な水と太陽の光・・・」
「今回、お前は(私)巧大に何も言わずに、その3つを”用意”してやれ‼️」
「そしたら、巧大自身がその種を植え付け、あとは勝手に芽が出て花が咲くから・・・」
と・・・

「巧大自身がその貴重な”種”を異物と判断して、自ら捨てるような事が絶対無いように、親として見守るように・・・」
と・・・

「今回のエラーはただのエラーではないので、親としてはただただ叱りつける事はぜず、野球選手としてだけではなく、人としての成長をさせる大きなチャンスを、野球の神様がくれたので”人間巧大の成長”をさせなければいけない・・・」

「必ず上の段階の野球で生きるから・・・」

本当に、ありがたい言葉でした・・・
いつも、冗談で反抗的な態度をとる私なのですが、今回は心にグッとくるものがあり・・・
珍しく・・・
「ありがとございます・・・」
と言うと・・・

「とても大事な場面で、エラーした時の気持ちもわかるし、自分の子がエラーをした時の気持ちもわかるから・・・」

と言ってくれました・・・

さっ‼️
私は、先輩の言う・・・
肥えた土と綺麗な水と太陽の光‼️

早速集めなければいけません・・・
わたしは、頭が悪いので・・・
まずは、この深~い言葉の意味から突き止めなければいけません・・・

先輩・・・
今回は、本気で落ち込んでいる巧大と私に気を使ってくれて、野球人としてのヒントをくれて、本当に気持ちが楽になりましたし、本気で心に響きました・・・

でも、最後に言わせてもらいますがっ‼️

せっかく・・・
この人・・・
野球人としても、人としても良い人だなと思いかけた時に・・・

最後の最後の電話を切る時・・・
「やっぱっ‼️巧大バカね~」と・・・
大爆笑したので、せっかくの深いいい話が、全部台無しです・・・

やっぱり、私の中であなたは・・・
適当~な・・・
悪い事ばっかり考えてる・・・

悪~いオッさんに、格下げです・・・(笑)

でも・・・
あまり言いたくないので、小さ~く書きますが・・・

ありがとうございました・・・

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