人に伝えることで学ぶもの・・・

職場の後輩である、副施設長の二番目の子供が予定日を過ぎても出てこない・・・
一番目の子供は、女の子なんで・・・
今度のお腹の中にいる、二番目の子供は男の子らしく、4000gをお腹の中の時点で、超えてるみたいなんで、野球選手にする様に進めているだけど・・・

生まれたら、すぐに指の長さや手足の長さなどを、チェックしておきます・・・(笑)

さて、昨日の記事にも書いていた、社会人野球の現役選手が巧大に指導をしてくれて、その時の根拠を伝えるための説明がものすごく上手くて・・・

その場面をずっと私は見ていて思ったのですが、ひねくれ者の私は・・・
逆に、人に教えることで自分も学ぶことも、あるのではないかと思いました。

そして偶然にも、いつも私がブログを拝見させていただく方がいらっしゃいます。
その方の息子さんは関西のある強豪校のクリンナップで、今度の春のセンバツ出場もほぼ決定している選手なのですが、その方の昨日の記事を見てコメントさせていただき、ありがたいことに私が書いたコメントにお返事をくださったのですが「理屈(根拠)を伝え、それを本人が理解すれば、あとは自分で努力をすれば、その技術は習得できる」とコメントされていました。

巧大の改善点などを指導者の方々に聞いて、自主練の時に本人に伝えるのことがあるのですが、聞いただけの時は、私自身がまだ根拠はまったく理解できていないのですが、巧大に対して指導者の方々に聞いた内容を伝えているうちに、自分が中学校の時に監督が言われていたことは、こういう意味だったんだと、30年も前に指導をしてもらっていたことの、根拠が今になって理解出来ることが沢山あります。

そこで、その根拠まで掘り下げて考えることができるようになる訓練を、巧大に昨日から早速実践してみようと思い、巧大に指導者になってもらう事にしました・・・(笑)

バカみたいに単純な発想なのですが、冒頭にも書きましたが、私はせっかちな性格なので、すぐに実行しないと夜も寝れない性格で・・・(笑)

しかし、これを他人様の大切なお子さんにやると、取り返しがつかないことになります・・・
そこで、ちょうどいい実験台がいました・・・(笑)

妹のスズカです・・・(笑)
スズカは、身内なんでおかしなことになっても大丈夫ですし、性格上違うものは違うと言うし、巧大のレクシャーに、わからなければわからないとはっきり言うので、女の子なのに男らしい性格なので、適任だと思い早速やってみました・・・

スズカに素振りをさせて、最初は巧大があーだこーだ言ってただけだったのですが、案の定スズカが一言「わからんっ!!」と・・・

こりゃやっぱり、喧嘩してスズカが途中で”もうやめる”と言って終わりかな・・・
と思っていたら、スズカに指摘した部分を、実際に自分でやってみて、スズカに再度伝えることをやりだしました・・・

そして、次の段階の巧大の試練は、これも私の想定内だったのですが、スズカの性格上”なんで?”が始まりました・・・
私は、笑をこらえて黙って二人のやりとりを見ていましたが、最初のうちは「〇〇がそうしろと言わしたけん」とか、抽象的な理由だったのが、スズカの執拗な”なんで”攻撃に、巧大も押され始め・・・(笑)

※その二人のやりとりが、面白くて面白くて・・・スズカが最終的には、巧大に自分もそぎゃんしよらんくせに!!など言い返す時の、巧大のリアクションが、文章で表せないのが残念なのですが、”そんなこと言ったら、俺なんも言えんだろ・・・”みたいなリアクションが、いちいち面白くて!!(爆笑!!)

それが、次第に巧大もきちんと考えて答えるようになってきて・・・
スズカは、バッティングの時に変化球を、前に突っ込み伸び上がったようなフォームになる癖があるので、それを指摘した巧大が、スズカにタイミングの取り方について、アドバイスしていたのですが・・・

やたらと理にかなった、素晴らしくわかりやすい説明で、スズカも納得して、そのフォームで素振りをしていましたが、私がわかるぐらい良くなったように思います。

ガッ!!
しかし!!
これには、オチがあって・・・
日曜日に、社会人野球の現役M選手から、自分が学んだことを引用してスズカに伝えていました・・・

結果的に、決して自分が発見した根拠や理論ではないのですが、それをスズカに伝える作業を行ったことにより、昨日自分が学んだことの復習になったはずですし、スズカとのやりとりによって、曖昧だった根拠が自分の根拠になったはずです。

もし根拠が理解できていないのであれば、スズカに説明できなかったでしょうし、スズカも納得しなかったはずです・・・

巧大にとっては、スズカという強敵に教えなければいけないので、大変かもしれませんが、これがクセになれば、自分が指導を受けている時に適当に返事することなく「考える癖」がつくのではないかと思います。

スズカにとってみても、とても身近な兄から学ぶことで、メリットもあればデメリットもあるとは思いますが、自分が野球を続けていく中で、身近にアドバイスがもらえるのともらえないのでは、大きく違いが出ると思うので、これを続けていく価値はあると思いました。

「たとえ明日、何らかの理由が発生して、野球を引退しなければいけなくなった時に、悔いが残らないように日頃から妥協をせず頑張りなさい」と、これも日曜日にUコーチが巧大に言われた言葉です。

やらなくて後悔するよりも、やってみて失敗することの方が進歩だと思います。
この試みも、どんな結果になるかわかりませんが、しばらく続けてみて様子を見たいと思います。

でも・・・
二人の吉本新喜劇みたいなやりとりを、見ているのはものすごく楽しいのですが・・・

これには、とてつもないリスクがっ!!
スズカが、どんどん下手くそになったらどうしよう・・・(笑)

もし、そうなったら事故処理は、本物の指導者の方々にお任せすることにします・・・(笑)
その時は、指導者の方々宜しくお願いします!!