いつもお世話になっている先輩と、電話で話していた時に、とても面白い話たったので書き残しておこうと思った…

この先輩は、このブログの中でも度々出てくる人物…
今も県外在住だけど、高校時代も県外の強豪校で野球をやっていた人で、この先輩の野球感が独特で面白い…

テニスもバスケットも、サッカーもゴルフも…
ルール的には、コートのラインの内だったか外だったか…
穴にボールが入ったか入らなかったか…
などの、明確な基準があってのジャッジが大半…

しかし野球の場合は、1試合で百何十回も空間上で行うジャッジで、ストライクやボールなどの判定が行われるスポーツだと言っていた…

そして、スリーフィートラインから、ハミ出ればアウトになったりするが、そのスリーフィートの線がコートに書いてあるわけでもなく、ボールを持っている野手から、スリーフィート離れてはいけないというルールがある…

ストライクゾーンに、枠があるわけでもなければ、スリーフィートをはかるために、いちいちメジャーで測ることもない…

そんなルールの野球というスポーツは、ある意味アバウトなルールのもと、試合をやっていると言ってた…

フェアーかファールかの判定などは、白黒はっきりしているようで、実はゴロの場合ベースの内側を通ったか、外を通ったかなども、空間上での判定となるわけで…

そんな、アバウトな野球というという競技をやっている、選手達に求められるのは、アバウトなルールをいかに幅広く活用するか…

しかし、ルールを幅広く使うためには、そのルールの根拠を知らなければ、活用でき無いという事だと…

前にも書いたけど、ボークや振り逃げなど、俺は正直言って意味がわからない…
それを相手がやったら、どうなるということはわかるが、何でなのかについてはわから無い…

先輩曰く、巧大のこれから先の高校野球という世界は、そんな世界で野球をしなければいけないと言っていた…

今書いた、ルールだけではなく、パフォーマンス自体も、ものすごく繊細な部分と、相対する豪快さを求められる世界になってくると言っていた。

パフォーマンス自体も、根拠あるパフォーマンスを見せなければ、高校の指導者は認めてくれない…

そのためには、チーム練習にはきちんとした指導者が見てくれるので、そんな間違った練習は無いと思うけど、自主練で行う練習などは、思いつきで飛びつくのではなく、きちんとした根拠ある練習に取り組み、そしてその根拠を本人が理解して行わなければ高校に行って苦労すると言っていた。

メンタル・スキル・フィジカル、この3つの根拠あるトレーニングを継続して、高校に臨まなければいけないな~

「それができている選手と、できていない選手の差は大きいぞ‼」と、何度も先輩も言っていたし、考える野球の訓練を準備していこう…

最後に先輩が…
「アバウトだからこそ野球は楽しいし、アバウトだからこそ野球は難しい…」
「だからこそ選手は、野球のルールやパフォーマンスに、根拠という軸を持たなければ、これから先の高校野球の世界から淘汰されてしまう…」

と、明言めいた言葉で締めくくった…

いつも、先輩に反抗的な俺だけど…(笑)
今回は、なんかすこ~しだけだけど、かっこよく見えた…
本当に、ほんの少しだけど…(笑)