オチョコの父親・・・

毎日の練習と遠方までの自転車通学で、身体的にも精神的にも結構ギリギリの毎日を送っている長男・・・
増え続けていた体重も、高校入学を機に一気に減少し、言葉数も減り表情も険しかった・・・

それが・・・
この前も記事にしたけど、約3ヶ月ぶりに中学一年生から通っているジムに、半月ほど前に復帰してからというもの、表情もガラリと明るくなり元どおりの明るい性格に戻った・・・

本人が、最近よく口にする言葉・・・
それは・・・
「キツイけん○○○(ジム名)に行きたい!!」

私にとっては・・・
?????????・・・

私のような凡人には、身も心もイッパイイッパイなのに、ジムでトレーニングやれば、もっとイッパイイッパイになるのでは・・・?
と、思ってしまう・・・

しかし・・・
本人は、きついからジムに行くという・・・

長男的には中学時代の辛い時期に、自分を一人の野球選手として見てくれて、本気で向き合ってくれて、本気で支えてくれたトレーナーさんの顔を見て、そのトレーナーさんが見守ってくださっている中でのトレーニング・・・

そして、何十年のトレーナー経験と実績に基づいた、根拠ある野球に特化したフィジカルトレーニングメニューを、丸々三年間トレーニングを積んでいるという自信とプライド・・・

そんな環境の中でトレーニングを行うと、身体的や精神的な部分がギリギリになっていても、それを超越するものがあり、疲れを疲れで治療するみたいなものがあるみたいで・・・

本人の表現は「心が折れそうになっているのに、○○○(ジム名)に行くと、俺はもっとやれる、もっともっとやれる!!」という気持ちになって、家に帰れると言う・・・

レーニングの疲れは、トレーニングで癒す・・・
私には到底理解ができないけど、長男にとっては○〇〇(ジム名)は、そんな場所なのだろうと思う・・・

トレーナーさんと長男の信頼関係に、いくら親と言えども入る余地がない・・・
長男にとって、そのトレーナーさんは・・・
指導者でもなく・・・
親でもなく・・・

トレーナーさんとの絶妙な距離間が、長男にとってものすごく心地いい距離感なんだろうと思う・・・

長男とトレーナーさんの会話を、少し離れた場所で聞いていると、長男が私には全く言わない話や、聞いたこともない話を、トレーナーさんに話している・・・(笑)

その時は・・・
親として微妙な感覚・・・(笑)

心の中で・・・
「俺には、そんなこと一言も言わないくせに・・・」
なんて、思ったりする・・・

私は・・・
そんなオチョコほどしかない、器の小さい男です・・・(笑)