船長の事を『キャプテン』と呼ぶが、『キャプテンシー』という言葉はここから来ているらしい・・・
似た言葉に『リーダーシップ』とあるが、キャプテンシーとリーダシップとでは全く意味合いが違う・・・
ざっくりとした、この2つの言葉の意味の違いを書けば、肩書きがあるか否か・・・
その肩書き・・・
『キャプテン』
このたび総監督と監督より、巧大がこのキャプテンの指名を受けた。
そして、その御指名に対して巧大は・・・
『自分でよければ・・・』と即答したと言っていた。
その決断に一切の迷いもなかったと・・・
迷わなかった理由を尋ねると・・・
「今までの俺の野球人生の中で、今がダントツで野球が楽しいと思えるし自信がある。」と答えた。
以前、ブログにも書き残しているけど・・・
私の先輩が言っていた『高校卒業後の野球が巧大にとって、一番しっくりくる野球になるから』という言葉・・・
まさにその通りになった。
何度も同じ事を書くけど・・・
小さい頃から体が小さかった巧大・・・
野球選手としての成熟は大器晩成型で、高校以上の段階で必ず折り合うから、焦らず急ぎ過ぎずそこに合わせて行けと、常々その私の先輩から10年近く言われ続けてきた・・・
しかし、現実は・・・
小学校・・・
中学校・・・
高校・・・
先を見据えている通過点としての野球だと頭では理解しているはずなのに・・・
巧大の周りの同級生などの活躍などを見ていると、私も巧大も何度も心が折れかけた・・・と、言うよりは実際に何度も心が折れたのが事実・・・
とにかく我慢に我慢を重ねて野球を続けてきた・・・
その我慢が強靭な心に育てた・・・
1ヶ月前に一つの出来事があって、詳細はかけないけどチームとしてかなり重要な内容の相談が総監督から巧大にあった。
その時に自分の損得なしで、自分が思った事を物怖じせずその場で総監督に答えたらしい・・・
すると・・・
その場で総監督が『お前・・・新チームのキャプテンをしないか?」と言われたらしい・・・
テクニック・スキル・フィジカルの身体面の折り合いだけではなく、メンタルも折り合ってきているように思う。
本人は、現在の野球に対しての・・・
不安・・・
迷い・・・
など、ネガティブなものは一切ないと豪語する。
その理由は・・・
今までの辛抱に次ぐ辛抱の経験があれば、怖いものなど一切ないし怖いとも感じないからだと思う。
思いっきりやってみろっ!!
赴くままに思いっきり!!
親の立場からすると・・・
ええ〜親孝行してもらって感謝してるわ〜
今の巧大に頑張れはいらないな・・・
言わなくても頑張っているもんな・・・
最後に・・・
こんな幸せな気持ちにさせてくれて・・・
ありがとうな・・・
キャプテン・・・