今日の内容は・・・
長くなるので読まない方がいいと思う・・・(笑)
今日は、仕事も早く終わり長女は大会後のオフなので、お迎えはいらないので時間がたっぷりあるので長くなると思う・・・(笑)
それでは早速!!
週末は長男の日本クラブ選手権と、長女の九州私学選抜大会の日程が重なり、当初の予定であれば、とても慌ただしくなる週末の予定だった・・・
しかし・・・
直前に新型コロナの影響にて、長男の日本クラブ選手権大会が無観客試合となったため、私は二日間とも長女の九州私学選抜大会に帯同する事になった・・・
そして・・・
その帯同した長女の結果を一言で言えば・・・
全く結果が残せない大会だった!!
大会1日目のリーグ予選が雨の影響にて、半日遅らせ午後から開催されることになり、その影響にて5回の回数制限と試合制限時間を1時間とした、特別な条件下の基で行われる大会となった。
田主丸他目的グラウンド(福岡)
<第一試合>
3番センター(フル)
打席数3 犠打1
<第二試合>
3番センター(フル)
打席数3 四球1 盗塁1
<第三試合>
3番センター(フル)
打席数4 結果無し
うきは市吉井スポーツアイランド
二日目(決勝リーグB)
<第一試合>
8番センター(フル)
打席数4 安打1 死球1
<第二試合>
8番センター(フル)
打席数4 四球1
恐ろしいまでの結果だった・・・
なので・・・
長女がさぞかし落ち込んでいるのではと思い、気を使って帰りの車内でその事に触れず、自宅で落ち着いた頃を見計らって話を切り出すと・・・
長女が「二日目は、全部バットの芯を食っとったろ!?」
「特に2試合目のセンターの打球は良かったろ?」と、言ってきた!!
私からすると・・・
『はあ〜?』だった・・・(笑)
ここで、誤解がないように・・・
チームに対して、与えられた仕事ができなかった事についてや、貢献できなかった事に対して、十分に反省した上での事であって、今日ここに書き残す内容は、長女個人に対しての内容を書き残す事なので前置きをしておく・・・
試合結果の部分に記載した通り、一日目の予選リーグは散々な結果となり、二日目に入ると打順を一気に8番に下げられた・・・
私個人としては、そのオーダーがわかった時に、ショックと言うよりは安堵感の方が先に来た!!
これも・・・
誤解がないように前きをするが、決して8番と言う打順を軽く見ていると言うことではなく、長女の性格上何らかの役割を与えられる打順の方が楽にバッターボックスに入れる・・・
そんな長女の性格上、クリンアップとは違う8番に入る事で、復調のきっかけを掴むのには絶好のチャンスだと思ったから・・・
すると・・・
その二日目の第一試合で、早速きっかけとなる場面が訪れた!!
三塁線ギリギリを抜くヒットを放ったのだが、復調の兆しが見えたのはそのヒットだった・・・
長女は前にも何度も書き残しているが、技術的な部分でバッティングを行うのではなく、来た球を打つという感覚的な部分でバッティングを行うタイプなので、あまりに結果を求め過ぎるとバットに当てに行く傾向になってしまう・・・
第一日目の予選リーグ時は、結果を出そうという思いが強く、この悪い時の状況にどっぷりハマっていたのが、私の目から見ても結果を求めているのが強く伝わってきた!!
しかし・・・
この三塁線へのレフト前のヒットは、インコースのボールに対して、体が勝手に反応した形でのヒットでだった!!
その時が、長女の復調への兆しを”感じる”打席だった!!
そして、今度は復調への兆しを”実感”したのが、2試合目のセンターへのライナー性の当たりで、アウトになったものの完璧に捉えた打球だった。
冒頭に書いた、長女が言った「特に2試合目のセンターの打球は良かったろ?」というのが、この打席での事であある。
私が感じていた事と、長女が感じていた事が完全に合致していた!!
しかし、唯一合致していなかった点は、打順が降格した事に対して、長女が落ち込んでいると思っていた事!!
そんな私の心配を他所に・・・
長女は全く気にしていなかった!!
その打順がどうのこうのではなく、1日目の予選の自分の出来を冷静に捉えていて、バットの芯でボールを捉えるということに集中していた!!
これが、もし・・・
一日目の結果に対して自分と向き合えていなかったら、一から十まで話をしなければならないと思っていたが、二日目は一日目の反省を元にテーマを持って試合に臨んでいたので、ただ『今度の選手権大会で結果を出して、信頼を取り戻さなければいけないね・・・』としか言わなかった・・・
さてさて・・・
次は長男の日本クラブ選手権について!!
今日の内容は長くなるぞ〜(笑)
先ほど書いたように、今回の日本クラブ選手権大会はコロナの影響にて無観客試合・・・そして、さらに金曜からの雨の影響にて日程が1日順延となり、コンディション作りが難しい大会となった・・・
試合序盤から終盤まで、6対2で勝っていたものの・・・
バッテリーエラーなどにて、終盤逆転され初戦敗退となった・・・
日本クラブ選手権 (大分)
日鉄明野球場
<1回戦>
1番セカンド(フル)
打席数4 安打2 打点1
長男に関しても長女と同じくで・・・
チームの試合内容についてではなく、あくまでも個人内容のみについての内容を書き残す・・・
いきなりだけどっ!!
巧大らしいっ!!(笑)
自分がアナウンスされ!!
プレーボールを告げるサイレンがまだ鳴り止んでいない、相手投手が投じた初球をフルスイングし強烈な打球でライト前ヒット!!
味方ベンチが、物凄く沸いたと言っていた!!(笑)
巧大本人は、バッターボックスに入る前から、初球に絞っていたらしいっ!!
非常に巧大らしいっ!!(笑)
それに相手投手が動揺し、1回の表に満塁までいったと言っていた・・・
その勢いは2回の攻撃も衰えず、無死2塁3塁のチャンスで再び巧大に打順が回り、一打席目に初球を強烈な打球でライト前に持っていっているため、早くも相手ベンチが動き、先発投手を2回0/3で引きずり降ろした・・・
そして、変わった2番手投手の二球目をこれまた鋭い打球で、センター前に運び貴重な先取点となる1点タイムリーヒットを放った!!
そして、この2番手投手を再びマウンドから引きずり降ろし、変わった3番手投手から後続のバッターが3点タイムリー3ベースを放ちノックアウト・・・
凄まじい程の奇襲攻撃だったらしい!!
勝ち越した状態で、試合終盤までゲームが進んだが、冒頭に書いたようにバッテリーエラーが続き終盤に逆転されそのまま敗戦・・・
巧大が、悔しいのは悔しいけど、入学して間もない投手を責められないと言っていた。
今の新一年生が高校3年生だった去年は、新型コロナの影響で練習も試合も自粛続き・・・
そして、入学して僅か1ヶ月ほどでの日本クラブ選手権なので、1年生達が緊張で全く本来の動きができていなかったと言っていた・・・
さてさて・・・
巧大個人についてだけど・・・
先ほど書いたように、サイレンが鳴り止まぬ初球を捉えてヒットを放ったのだが、1番打者が試合開始直後の初球から打ちに行くのは、簡単な様で非常に難しい事であり、物凄い勇気が必要な事である・・・
バッテリーにとってみれば、ゲームの勝敗を左右するほどの大事な初回の立ち上がりのマウンドで、その初球の僅か1球で1つのアウトが取れる状況となれば、立ち上がりとして極めて楽な展開となり、リズムを掴むことができる・・・
しかし・・・
今回の巧大のように、初球から強振されヒットを打たれると、確実にリズムが狂ってしまう・・・
そんな意味で、一番打者が初球を打ちに行くというのは、ハイリスクハイリターンの行為であり、そのゲームの勝敗を左右しかねないようなギャンブル的な要素が高く、心の中で思っていても本当に打ちに行く一番打者は少ない・・・
では、そんなギャンブルみたいな行為をやる上で、巧大が自分のバッティングに自信があったからやったのかというと、私が知っている限り決してそうではなかった・・・
実は・・・
1ヶ月ほど前に、夕飯を食べているときに、巧大が、・・・
『俺・・・今、完全にスランプだわ・・・』と、呟いた・・・
その直後に行われたOP戦で、初回に1本ヒットを打ったが、その後の打席は全く合っていなくて、私も見ていて全く打てる気がしなかった・・・
しかし・・・
巧大は、高校時代の豊富な自分自身の経験と、最近、長女のソフトボール部のコーチに就任した〇〇コーチが、野球部のコーチ時代に巧大に叩きこんでくれた知識によって、大会に向けての調整能力が高い。
まだ1番手セカンドに定着していなかった、入学したての去年の春・・・
目標であった日本クラブ選手権には、一つ上の先輩から一番手セカンドを奪って、都市対抗野球の時には鉄板のレギュラーとして、俺が試合に出るからと言って、本当に日本クラブ選手権の途中から1番手セカンドに定着した!!
今回も・・・
昨日行われたクラブ選手権に向けて、調整を行っていたが先ほど書いた1ヶ月程前に、バッティングで結果が出ず、1週間ほど前に行われたOP戦でも思うような結果が出せなかった・・・
そして・・・
昨日のクラブ選手権に臨んだのだが・・・
私は正直言って・・・
今回のクラブ選手権まで間に合わないと思っていた・・・
今朝、巧大に「お前、よく調整できたね・・・?」というと・・・
巧大が「すっげー迷ったけど、直前にバッティング変えたもんっ!!」と、言った!!
大会直前にフォームを変えることは、これもまたギャンブル!!
一歩間違うと・・・
全く結果が出ないという、極めてリスクが高い行為である!!
そんな行為を、試合直前に巧大がやっていたのだった!!
それを聞いた瞬間・・・
長男と長女の何とも皮肉な関係に気付き、朝通勤している車内で独り笑ってしまった・・・(笑)
全く同じ日の同じ時間に・・・
長女は結果を出そうとして、変わってしまった自分のバッティングを元に戻すことを求められ、来た球を打つという自分本来のバッティングに戻すことで、大会終盤に僅か1本であったが、やっと結果を出すことができた・・・
長男は、今までのバッティングを大きなリスク覚悟で変える事により、結果を出すことができた・・・
なんの因果なのだろう・・・
変える勇気と・・・
変えない勇気・・・
そんな相対する出来事が、同じ日の同じ時間に二人の兄妹に対して、何かを問いかけてきている・・・
しかし・・・
そんな二人に共通しているのは、目標に向けて突き進んでいること・・・
何度も書くように・・・
『停滞は後退を意味する・・・』
前に進んでいるからこそ、正解なのか間違いなのかがわかる・・・
例え間違いだとわかっても、”間違いを理解する”という進歩になり、これは後退とはならない・・・
二人とも前に進んでいるからこそ、変える事の正解と変えない事の正解を知ることができた・・・
目標の大会までのあと僅かな期間となった・・・
どんなに結果が出ずとも、最後まで前へ前へ・・・
例え・・・
前つんのめりになっても前へ・・・
停滞した時点で選手として終わる・・・
何度もこのブログに書くけど・・・
『停滞は後退を意味する・・・』