いや~
参った・・・
なぜ合宿二日目のブログを、今頃アップするのかというと・・・
私・・・
実は合宿明けからコロナに感染してました・・・(笑)
精密に言うと、これを書いている今も感染中でまだ37度台中盤・・・
喉はほとんど大丈夫なんだけど、私の場合頭痛がひどくて・・・
それじゃ~ブログなんてやめてゆっくり寝てろよ!!
と、思われるかもしれないけど・・・
この2日間39度をMaxに高熱にうなされ寝たきりの状態だったので、腰が痛くて寝てられないし、寝込むほどの病気になるのが記憶の中で7~8年ぶりで、あまりにも久しぶりで気弱になってしまい気分転換したかった!!(笑)
しかし・・・
時代遅れにもほどがある・・・
世の中がコロナで大混乱しているさなかに感染せず、あまりにも感染しないので『俺はポテンシャルが違う!!』なんて、周りに言いふらしていたけど、今頃になって感染してしまった・・・
しかし・・・
きつかったわ~(笑)
ぶっちゃけた話・・・
症状が出た初日の記憶が途中ぶっ飛んでる!!(笑)
コロナをなめたらいかんな・・・
さてさて・・・
まだぴんぴんしてた日曜日が合宿二日目だった。
このような合宿を行うと全面的に出てくるのが日頃の生活である。
日頃から親に依存している選手と、そうではない選手との差がおおきくでる。
これは今回の合宿だけではなく、以前から何度も合宿を経験してきた親目線でいえることだが、学年は関係なく日頃から自分でなんでもやっている選手は、いくら低学年であっても必要な部分だけ手を貸せばほとんど手はかからない。
しかし・・・
日頃から親に依存している選手は、自己管理ができず合宿期間中においても親を頼ろうとする・・・
こういった部分がプレーにあらわれてくる!!
それがいつもこのブログに書いている『自立』である!!
とくに試合中のとっさの判断が必要な時にものすごく大きな差が出てしまう!!
サインプレーの時などは指示通りの事をやればいいが、想定外のことが起きて自己判断が必要な時に何をしていいのかわからなくなり、とんでもないミスをおかしてしまう・・・
そのミスが引き金になり、その試合中ずっとミスの連発となる・・・
それが続くと自分を安心させるための言い訳や嘘が始まる・・・
その結果・・・
停滞は後退となりその場から進歩しなくなる。
これまでそんな選手を嫌というほど見てきた・・・
依存することにより指示待ちの姿勢が常態化してしまい、自分で判断し行動に移すことができなくなってしまう・・・
指導者が日頃の生活がプレーに出るとよく言うが、それは本当だとつくづく実感する。
これも・・・
過去のブログに何度も書いてきたことだが、子の親離れよりも親の子離れの方がうまく出来ない・・・
これは小学校・中学校・高校などの各カテゴリーに関係なく、いくら小学生であれ自分で自己管理できなければならないとおもう、そのためにはリスク承知でわが子を突き放す部分は突き放さなければならないとおもう。
なので光記の場合は、日頃から私も嫁さんも光記に手をかけない。
もちろん・・・
今回の合宿に関しても最後の確認をするぐらいで、あとはほとんど光記自身が準備も行った・・・
そんな意味での今回の合宿での光記は、合格点以上のものだったと思う。
合宿期間中も全く手はかからなかったし、チーム全体をよくまとめていたと思う。
あとで聞いた話だけど、早朝から朝ご飯をつくっているお母さん方の中に入り、みそ汁作りの手伝いまで光記がやったらしい・・・
というのも・・・
普段から自宅で簡単な料理もやらせているので、みそ汁ぐらいならひとりでつくれる。
そして、今回の合宿で一番光記の成長を感じたのは・・・
夜、選手たちの様子を見に行くと、最年少で二年生の選手の横に光記が寝ていた・・・
あくる日に、このことを光記に確認すると・・・
一番最年少の○○(小学2年生の選手)が板張りで痛そうにしていたので、自分が持っていったマットを横にして半分ずつにして一緒に寝たらしい・・・
こういうところが大事なんだ!!
キャプテンとして!!
そして、一番年上として!!
こんな心使いができる人間じゃないと、野球の成長もないんだっ!!
自分のことでいっぱいいっぱいになるのではなく、最年少の選手の面倒を見てあげることができるというのは、自分が自立できていないとできないことだとおもう。
前にも書いたように・・・
『自立』するには、『自律』が必要である。
自分を律するためには、何かしらのプレッシャーが必要である。
その何かしらのプレッシャーがストレスとなるのは当然であるが、わが子の成長に必要なストレスを親が奪う行為は、自らの手でわが子の伸びしろを奪っているのと同じだと思う・・・
合宿というものは・・・
野球の技術の向上だけではなく、そういった部分を親子で学ぶ良い機会だと思う。