無邪気な子供達の姿を・・・
世の中は盆休み真っ只中!!
私は盆休みなど関係なく仕事に励んでいるけど、朝夕の通勤ラッシュも無くかなり快適!!
世の中がそんな盆休みに入る前に私が仕事から帰宅すると、庭から大きな笑い声が聞こえてきて2階から外を覗くと兄弟三人で野球をやってた!!(笑)
仕事から帰ってきた22歳の巧大と、学生で夏休み期間中の20歳になったばかりのすずかが、小学校6年生の光記相手に野球遊び!!(笑)
カラーボールなのでプロ投手以上にキレキレの変化球に光記はキリキリ舞っ!!(笑)
こんな光景があとどれぐらい見れるかな〜?(笑)
三人とも・・・
親元から離れてどんどん遠くにいっちゃうなあ〜
子供の成長は嬉しいけど・・・
寂しくなっていくなあ・・・
真骨頂
今シーズンから巧大がキャプテンを務めている会社の野球部が、地元の大会で順調に勝ち進み今週の月曜日に決勝が行われた。
結果から先に言えば4対2で負けて準優勝となったが、チームとして決勝まで勝ち進んだのは数年ぶりらしい。
そんな試合での巧大は、5番ショートで先発出場し3打数2安打。
1打席目は、二死ながら満塁のチャンスで打席が回ってきたがライトフライ・・・
2打席目は、ライト前ヒット。
3打席目は、超速いライナーでセンター前へヒットを放った。
そして、守備の方で巧大らしいプレーが見られた!!
センターへ抜けると思われた相手打者の強烈な打球をワンバウンドで捕球し、セカンドベースカバーに入ったセカンドの選手へ素早くトスしてダブルプレーをとったシーンは、草野球とはいえ『オオ〜』という声の後に拍手がおこり会場が沸いたっ!!(笑)
我が子を褒める訳ではないけど・・・
やっぱり巧大は捕ってからが速いなあ〜
当てどりという事もあるけど、グラブにボールが入ったのと同時にトスが出てくる様に見える。
そして!!
なんと言っても!!
これも巧大の真骨頂とも言えるポディショニング!!
ほんと!!打球が飛んでくるところにやっぱり巧大がいるんだよな〜
このダブルプレーの時も・・・
相手打者が右打者でありながら相手打者の傾向などを見て、三遊間側ではなく二遊間側にポディショニングしていなければ絶対に捕球できていない打球だった。
いわゆる・・・
気づく人しか気づかない見えないファインプレー・・・
光記には巧大のそんな部分を絶対に真似して欲しい!!
セオリー通りの動きだけではなく、一球一球状況が変わる中でその状況に合わせて”幾通りかの想定”ができる、引き出しの多い選手になって欲しいと思う・・・
そんな選手になるには、何度も書くが”自分で考える野球”が日頃から必要だと思う・・・
光記は、今後も”自分で考える野球”を心がけて、沢山見えないファインプレーができる選手になって欲しいと思う。
二人が見ている先には・・・
世間的には無名の野球選手でも・・・
物心がつく頃から球場でプレーする巧大の姿を見て育った光記にとって・・・
巧大は野球のヒーロー・・・
なので・・・
巧大から野球を教えてもらう時の光記はまるで別人になる。
自主練を私とやる時と巧大とやる時とでは、光記のモチベーションが比にならない・・・(笑)
逆に・・・
巧大にとっての光記は・・・
自分の後を追って野球を始め、これから先も自分の後を追って中学硬式野球にチャレンジしようとしている光記の事を、巧大は性格的に決して言葉にはしないけど心から喜んでいるように感じる・・・
先週の日曜日に、自主練で硬式の練習を始めた光記の元へ巧大がきてくれた。
守備にバッティングにと・・・
実際に自分の動きを光記に見せながら、ものすごく細かく指導してくれた。
その指導は2時間にも及んだ!!(笑)
その甲斐あって光記の動きが本当に良くなった!!
特にバッティングに関しては、打球の強さが格段に上がった!!
しかし・・・
もちろん・・・
巧大の指導で光記の技術が向上することも嬉しいけど・・・
球児の親として・・・
いや・・・
いち親として・・・
兄が弟を導き・・・
そして、弟が兄の背中を追う・・・
そんな我が子の姿を見ると親冥利に尽きる・・・
我が家にとって・・・
野球が家族を一つにしてくれる・・・
自主練の根底にあるもの・・・
実は5日前に高熱が出て病院に行くと、インフルエンザの診断を受けた光記。
チームには迷惑をかけてしまうが、約4か月に及ぶ公式戦日程がすべて終了し疲れがたまっていた時期のため、今回のインフルエンザはとても良いタイミングでの休養だと思っている。
こんな時の我が家の流儀は・・・
完全に野球とは無縁の生活を送ること・・・
休養するべき時はきちんと休養しないと、練習の時に無意識のうちにペース配分してしまい練習のコスパが低下してしまうと私は思っていて、野球環境のすべてから引き離すようにしている。
そんな事を偉そうに書いているが、巧大の時の私はそうではなかった・・・
少しでも時間が取れれば自主練・・・
普段の親子の会話も野球の話ばかり・・・
巧大にとってはやらされ野球の典型で、その反動が中学時代にきて成長の足を引っ張り、結果的に巧大の伸びしろを奪ったと思っている。
その反省から・・・
オフは一切野球から離れる・・・
日頃の自主練もやるかやらないかを本人が決める・・・
この我が家のスタイルをコーチも知っていて、チーム練習が終わるとコーチが光記に「今日は自主練すると?」とよく尋ねている。(笑)
自主練をやるとなると・・・
光記のその時々の状態を見て、自主練での改善ポイントや練習方法なども私にアドバイスしてくれる。
そのコーチからのアドバイスをもとに自主練を行っている。
その自主練もその日の課題を決めて、その課題をクリアすれば即終了する。
これも自主練のコスパをよくするための方法で、回数や時間などにノルマを課すと光記の中で無意識にペース配分をしてしまうので効率が悪くなる。
そうならない為に・・・
一つの課題を次のチーム練習までの一週間かけてクリアする様に何段階かに分けて、実現可能なレベルでその日の自主練の目標を設定し、その日の課題がクリアしたら即自主練を終了する。
なので・・・
極端な例だけど10スイング程で課題をクリアすれば、それでその日の自主練が終わってしまうので、反対に光記が私に「えっ?自主練もう終わり?」と言うときもある!!(笑)
実はそれが私の狙いのところもあって、たまにわざとそんな場面をつくるようにしている!!(笑)
私の策略であり演出!!(笑)
光記はまだ小学生なので、その策略に見事にはまるっ!!(笑)
光記からすると・・・
集中して自主練をやれば、こんなにも短時間で課題をクリアできるという成功体験を積むことで自主練への意欲が高まる。
なので、自主練に対しての抵抗感がなくなり自主的に自主練をやろうとする。
いつもこのブログに書いているが・・・
現役を退いたあとに過去の自分を振り返ってはじめて『努力』というものに気付くのが本当の努力だと思う・・・
自主練の課題をクリアするために内緒でやるコソ練・・・
チーム練習で結果を出すための自主練・・・
試合でチームが勝つためのチーム練習・・・
現役の時というのは、やって当たり前だと思ってやっているもの・・・
自分が自分のために本気でやろうと思ってコソ練や自主練をやっているのか、それとも誰かにやらされているのか・・・
この違いが現れるのは、学童時代ではなく・・・
中学2年生の新チームになった以降に埋めることができない大きな差となって現れてしまう・・・
コソ練や自主練というのは・・・
テクニックやスキル面の向上のためでもあるが、私は自主性や意欲の向上のための大きな意味があると思っている。
それが先ほど書いた中学2年生の新チームになった時に、自分で考えて行動できる自立した選手になる。
これも以前書いた内容だけど・・・
自分自身をコントロールする『自律』が、自分自身で考え行動できる『自立』になると思う・・
人間性の向上なくして野球のテクニック・スキル・フィジカルの向上は無い・・・
これから先も・・・
そんな人間性の向上の意味でも、自主練を通していろんな仕掛けを光記に行っていきたい・・・
光記が少しでも早く自分で考えて行動できる『自立』した選手になるために・・・
ほんと、大きくなったな・・・
コトラちゃんお気に入りの場所の出窓で、トムとジェリーのトムと一緒にひなたぼっこ!!(笑)
可愛すぎるっ!!(笑)
これは仕込みではなくコトラちゃん自らトムに添い寝っ!!(笑)
嫁さんがたまらずスマホのカメラを向けると『邪魔するなよっ・・・』ってな目で見てた!!(笑)
本当にコトラちゃんは我が家の癒し!!
さてさて・・・
光記にとっての学童野球最後のシーズンが終わった・・・
残すは招待試合のOP戦のみ・・・
12月には卒団となるため学童野球生活もあと5か月あまりとなった。
何度も書いてきたけど、10歳離れている巧大と8歳年上のすずかが野球をやっていた関係で、物心がつく頃から常に野球がある環境で光記は育った。
生まれて初めて球場のバッターボックスに立った光記!!(笑)
兄~にのボーイズ時代は球拾いやノッカーへのボール渡しの手伝い!!(笑)
兄~にのチームのお陰でマツダスタジアムデビュー!!(笑)
巧大が中学3年生の時にボーイズやシニアなどの県内中学硬式野球のナンバーワンを決める大会で、兄~にのチームがわずか創部3年目で優勝する快挙を目の当たりにした光記!!
そして、そんな巧大とすずかの影響を受けて幼稚園の年中さんで野球を始めた光記・・・
入団3年目の光記が小学校1年生の時に、生まれて初めて背番号をもらった!!
このとき相当喜んでたっ!!(笑)
しかし・・・
小学校4年生で部員が二人だけになってしまった・・・
そんなつらい状況の中、まだ4年生の光記がキャプテンとなり懸命に頑張った。
つらい状況を我慢して頑張ったお陰で、部員がどんどん増えてきて試合ができるようになった!!
そして、学童野球最後の年に、コロナ明け3年ぶりに再会された一発目の高円宮杯の開会式で選手宣誓を行った!!
そして・・・
セカンドユニフォームの背番号を、兄~にとすずちゃんが背負ってきた16番を選んだ光記・・・
光記は兄~にとすずちゃんが背負った背番号16をずっと追いかけてきた・・・
その光記が中学になっても二人の背中を追い続けようとしている。
私は・・・
かつて兄~にが中学硬式時代や高校時代と社会人野球時代にプレーしたこの球場に、今度は光記が選手としてフィールドに立ってほしいっ!!
巧大の中学・・・
高校・・・
そして、社会人・・・
ずっと光記はこの球場でプレーする兄~にを見て育ってきた・・・
光記が学童野球時代に見たこの景色・・・
光記も中学や高校でも巧大と同じ景色を見てほしい・・・
そして・・・
私はこの球場の電光掲示板に映し出される『○野』という苗字をもう一度見てみたい・・・
新たなステージへ
先週の土曜日に練習試合が行われた。
二試合を行い、第一試合が9×2で第二試合25×?の大差で勝利した。
まあ・・・
練習試合なので勝敗はどうでもいいけど、試合内容は第一試合は打つべき時に打ち、守るべき時に守るというチームとして成長を感じる試合だった。
その第一試合の光記は、2番ピッチャーで先発のマウンドにあがり、バッティングではヒットは出なかったものの、投手としては2イニング三者連続三振を取る素晴らしいピッチングをみせた!!
もともと光記は速球で力で押していくピッチャーではなく、緩急をつけたピッチングで打たせて取るタイプ・・・
ボールが先行しても緩急をつけてコースを投げ分けて、ファウルを打たせて相手打者を追い込んでいくのが光記のピッチングの特徴。
そんな持ち味の光記が、土曜日の練習試合では2イニング三者連続三振を含め相手打線を三振に打ち取っていった。
その理由として、球速が上がったことが一つの要因だと思う。
監督やコーチに保護者さん方からも、最近光記の球速が上がったとよく言われる。
その球速が上がった理由として、リストを使って抑えの効いた軌道のボールが投げれるようになったからだと思う。
私個人としては、光記が中学や高校などの先々にピッチャーとして勝負できるとは思ってはいないし、ピッチャーとしての起用はないと思うけど、たとえ学童野球といえども投手経験を積めるというのは、今後の光記にとって大きな影響を与えると思う!!
そして・・・
公式戦がすべて終わったため、先週末から硬式球を使って自主練を始めた!!
その理由は光記が中学でも野球を続けるという意思表示をしたためっ!!
嬉しかった!!
本当に嬉しかった!!
しかし・・・
それでも自分の感情を抑えて、まだ時間があるのでもう少し考えて結論を出すように光記に言った。
その理由は・・・
これから先の中学や高校の野球は、いろいろな意味で学童野球とは比べ物にはならない程厳しい世界・・・
このブログで何度も書いてきたが、中学硬式や高校野球というのは巧大での経験により本人の覚悟が必要であり、親が野球を続けろと言うからとか、周りが中学で野球を続けるからといった理由では野球を続けることができなくなる・・・
なので光記にもう一度意思確認をしたいと思っている。
とは言っても嬉しかった!!(笑)
これから先・・・
やれる準備はやれるだけやっておきたい。
少しずつ硬式へシフトしていこなっ!!
『なぜ?』から始まり『もし』へ
地震に豪雨・・・
何十年・何百年に一度と言われるような規模の災害が僅か七年の間に次々と襲ってきた・・・
今回の豪雨も半端な規模ではなかった。
自宅から歩いて5分ぐらにある、まあまあの大きさの川だけど濁流が堤防ギリギリまで迫っていた・・・
被害があるかないかの心配ではなく生きるか死ぬかの命に関わるレベルの自然災害で、それがごく身近な場所で次々と発生すると、人というのは卑屈になっていくもので『なんで自分達ばかりがこんな目に合わなければいけないの?』と考えるようになってしまう・・・
周りからも「〇〇〇郡(私が住んでいる地域名)は、お祓いをした方がいいんじゃないの?」と言われるほど・・・
しかし、住んでいる以上向き合っていくしかない・・・
沢山の思い出が詰まった大切な場所なので、引っ越せばいいという簡単なものではない・・・
そんな場所だからこそ濃ゆい人生が送れると思って、今後も前向きに生活していきたいと思う!!
何事もステイ・ポジティプにっ!!
さてさて・・・
先週の日曜日は、もともと招待試合だったけど雨の影響にて中止となった。
しかし、天気がもちなおしたためホームにて座学をしながらグラウンドの回復を待ち練習を行うことになった。
私はその座学の様子を黙って見ていたが、監督やPコーチの質問に対して光記が真っ先に手をあげスラスラと答えていく!!
答える内容も詳細な部分まで説明を入れ、監督やコーチがさらに掘り下げた質問をしても根拠を交えた答えを出していく!!
我が子を褒めるバカ親かもしれないけど・・・(笑)
光記が答える内容は学童野球レベルではなかった。
それというのも・・・
以前からやってきた考える野球のおかげだと思っている。
光記の『なぜ?』という疑問を掘り下げて、これ以上掘り下げれないという『根拠』まで一緒に考えることによって本人に『納得』が生まれる・・・
本人が納得する根拠を見つけると、状況が違う場面でも同じ根拠に辿り着くプレーや判断ができ、選択肢の幅が広がり応用が効くようになる。
一を知って十を知ることができるようになる。
そうなると・・・
『予測』という想像ができるようになり『備える』ことができるようになる。
野球IQの部分・・・
この部分を、私は・・・
メンタル・テクニック・スキル・フィジカルの『スキル』として表現するが、このスキルの部分は中学2年の夏過ぎの新チームになる時から特に重要になる部分だと思っていて、高校やそれ以上で野球をやるには必須な部分だと思っている。
何度も書くが・・・
巧大とすずかの野球を通じてこの部分の重要性を知った私は、光記に対して想像力を司ると言われている右脳のキャパを広げるために幼稚園時代に教育パズル教室に通わせた。
その後は、先ほど書いた光記の『なぜ?』という疑問に寄り添って、光記が根拠に辿り着くお手伝いをした・・・
光記に答えを教えるのが一番早い!!
しかし、必要な遠回りはさせないと、先々に必ず指示通りのプレーしかできない選手になる。
急がば回れである・・・
これも、何度もこのブログに書いてきたことだけど・・・
幼稚園の年中さんから小学校2年生までは基盤作り・・・
小学校3年生から4年生は基礎作り・・・
小学校5年生から6年生は基本作り・・・
そして、それ以降は応用しかない・・・
これも巧大とすずかの野球で経験して学んだことだけど、この応用の部分は様々な野球の根拠と基本ができていないと応用はできないし、この応用の部分は第三者の力ではどうしようもなく、本人の力で獲得していかなければならない部分・・・
だから・・・
中学以降の野球では、極端に親の出番が無くなってしまう・・・
普段の練習でも・・・
ミスや不味いプレーがあった時に、監督やコーチがプレーを止め「キャプテン!!お前が皆んなに説明しろ!!」と言われる。
そんな場面で『もし』という可能性を含んだ指示内容が多いのが光記の特徴である。
今のは〇〇しろっ!!
でも”もし”〇〇だったら〇〇しろ!!
それで、”もし”〇〇になったら〇〇しろ!!
と、いう言い方を光記がする・・・
この『もし』が光記の野球の引き出しなんだよな・・・(笑)
これからも・・・
『なぜ?』から始まり・・・
『もし』という備えができる・・・
自分で考える球児であってください!!