絆の証

新型コロナウイルス感染拡大のため休校となり、自宅にいる光記が我が家の野球ミュージアムの整理整頓をやってくれていた!!(笑)

 

大魔神佐々木選手の実使用グラブや、アライバコンビとして有名な、元中日の荒木選手のリストバンドやサインなどのレア商品から・・・

我が家の子供達が過去に使っていたグラブなどを、我が家の飾り棚の中で飾っている・・・。

 

親バカだけど・・・(笑)

たまにその我が家の野球ミュージアムを眺めては、過去の思い出を振り返り一人想いに耽ることがある・・・(笑)

 

その中でも・・・

巧大と長女が小学校から現在までの間にもらった、メダルの裏側に書いてある大会名を見ては・・・

その時の思い出を振り返り、我が子の思い出を振り返る・・・(笑)

 

過去の栄光だと言われればそれまでだけど・・・(笑)

 

学童時代は、長男も長女も公式戦の県大会で準優勝したり、招待試合など幾度となく優勝を経験してきた・・・

そして中学時代には、シニアやボーイズなどのリーグを超えた中学硬式の県のNo1を決める大会で優勝を経験した・・・

そして、高校時代は秋季大会県予選優勝!!

 

長男も長女も、各カテゴリーで優勝や準優勝などに絡むチームで野球をやってきた・・・

 

そんなチームに巡り会えた事・・・

そして、そのチームで一緒にプレーしたチームメイトとの出会いがとても大きい!!

 

今までそんなチームやチームメイトに恵まれ、県大会レベルではあるものの、優勝や準優勝を経験し、そんな結果を出す事が、ある意味当たり前の様になっていたけど、それは決してそうではない事に気づき、最近色々と考えたりする。

 

その気づいたこととは、決して難しい事ではなく実にシンプルな事で・・・

本気で優勝をしたいと思っているか否かである・・・

口先だけで言う優勝と、本気で優勝を目標にするのとでは、極めて大きな違いになる。

 

それも・・・

チームの選手達の全員が、本気で優勝すると思っていないと勝てない・・・

 

だから・・・

チーム内の選手同士の意識が高くなり、自他ともにシビアになれる・・・

そんなシビアな真剣勝負をするから、チームメイト同士が、強い絆で結ばれ、チームが一つになる。

 

その証が優勝であり、メダルだと思っている。

 

そんな意味で言うと・・・

こんな沢山のチームメイトとの絆の証があるという事だよな…

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そして、その中でも・・・

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このメダルが、私にとって一番大きく一番重く感じる・・・

 

こんなにメダルを手にするには、容易なことではなかった…


巧大と長女の学童時代に、優勝を果たした時の世代は・・・

それまで練習試合で、わずか1勝しか挙げていない世代で、超弱小チームだった・・・

そこから這い上がって、公式戦の県大会で優勝し、九州大会でベスト8まで進んだ!!

そして中学時代も同じく、チームが創設されて、巧大達の世代は2期目で、3年生の時に県No1まで上り詰めた・・・

そして、巧大だけになるが高校時代・・・

野球部総部以来の最弱世代と言われていたが、そこから這い上がって県No1まで上り詰め、その後も年間通して、第一シードを守り抜いた!!

 

巧大と長女が所属したチームは全て、もともと強かったチームではなく、逆に弱いチームばかりだった・・・

 

しかし・・・

いずれも、そんな厳しい状況から這い上がったチームばかり・・・

 

そんなチームだったけど・・・

”本気で優勝”を目指していた!!

 

そんな弱いチームが優勝するため・・・

厳しい戦いばかりだったし、チーム内のレギュラー争いもかなり厳しいものだった・・・


そんな…

厳しい戦いをやったからこそ、この数のメダルを手にする事ができたと思っている。

 

決してオーバーな話ではなく着色もしていない事実であり、この厳しい現実と戦った経験というものが、巧大と長女には、今でも体の芯まで染み込んでいる。

 

だから・・・

二人とも野球やソフトとなると、人格が変わったように、自分に対しても周りに対しても、シビアでドライになる。

 

特に巧大は・・・

チームメイトから、野球の時に人格が変わり怖いと言われる事が多い・・・


その理由は、高校野球時代の自分自身の経験から、優しさや慰めという”情”が確実に周りを傷つける事になるし、自分を傷つけることになると学んだから・・・

 

違うことは違う・・・

ダメなことはダメだと、互いに言ったり言われたりすることが、本当の優しさだと・・・

 

そうしないと・・・

最後の最後に、嬉し涙で終われない・・・

 

以前もブログに書いた・・・

『情』は・・・

『小』さく『青』いと書く・・・

 

未熟な人の例えで ”あいつはまだ『青』いね・・・” と表現するが、それよりも『小』さく『情』けないない事・・・

 

なので・・・

『友情』なんてものは、”友”に”情け”をかけているだけで、本当の仲間ではない・・・

 

そうならないためには、チームメイトに『情』をかけてはならない・・・


その本当の優しさを理解できない者が一人でもいれば・・・

確実にチームの結果は出ない・・・


したがって…

強い絆の証のメダルは手にする事は出来ないのだ…