ヒバリが回れば本物!!

長女が通う高校は、全校生徒数が県内でトップクラス・・・

分母が大きい分・・・

生徒がコロナに感染するリスクが高い・・・

 

昨日、また一人コロナ感染者がでた・・・

よって、今日から再び休校となり、もちろん全ての部活が停止・・・

 

私が住む県で、新規コロナ感染者数が昨日過去最高を記録した・・・

止まらない・・・

 

だからといって誰も責められないし、明日は我が身かもしれない・・・

 

ただ・・・

今できることは、現実を受け止めやれることをやるしかない・・・

 

現状に対して・・・

ネガティブになってはダメなので明るい話題を!!

 

昨日帰宅して、すぐに長女に練習でのバッティングの状況を確認した!!

 

すると・・・

前日と同様に、ケースバッティングでセンター前にヒットを打ったらしい・・・

長女自身のモニタリングによると、一昨日のセンター前ヒットに比べると、打感や打球の質的な部分は、率直に言って悪かったらしい・・・

それを聞いて私も俯いた・・・

 

しかし!!

なぜか長女は晴れやかな表情!!

 

理由を聞くと相手投手が投じたボールはインコースで、そのインコースの球をつまりながらもセンターに打ち返したらしい・・・

つい先日まで、同じ内容のバッティングをすると、ボテゴロかセカンドフライ・・・

それが、昨日はつまってもセンター前に持っていく事ができて、好調時と同じになったと言って強い手応えを感じていた!!

 

それを聞いて安心した!!

結果はともかく、長女本人が冷静に自己分析できている。

先日コーチが言った、いくつかのドアをノックし、そのドアを開けて前に進み出した証拠だと思った!!

 

最後のインターハイ前に、壁が訪れたのも何か意味があってのことだと思う。

その意味から逃げずに、きちんと立ち向かわないとその意味の答えは出てこない・・・

立ち向かうしか方法はない!!

 

さてさて・・・

今度は巧大!!

 

長女と真逆で、バッティング好調の巧大!!

昨日も練習から帰宅すると、リビングに颯爽と現れ・・・

「ボールが一瞬止まって見えるわ〜〜〜〜!!」と、一言だけ言って・・・

笑いながら去って言った・・・

 

その時にリビングにいた、嫁さんと光記と長女と私が無反応だったため・・・

わざわざ・・・

もう一度、リビングに帰ってきて「マジで!!ボールが止まって見えるとばいっ!!」と、念を押して再び去っていった・・・(爆笑)

 

本当にあいつの性格が羨ましい!!

あいつの頭の中は・・・

年がら年中、春のポカポカ陽気!!(爆笑)

 

余談だけど・・・

巧大が学童野球時代に・・・

練習中にどこからともなくヒバリが飛んできて、他の選手のところへは行かず・・・

必ず、巧大が守っている頭の上でピリピリと鳴きながら、嬉しそうに何回もグルグル回りながら飛んでいたっ!!(爆笑)

 

しかし、そんなヒバリが寄ってくる巧大も、ずっとそうだったわけではない!!(笑)

何度も書くが、野球に関してとにかく神経質でこだわりが強い・・・

 

なので・・・

小さい頃から、コツコツと刻みに刻んで・・・

それを積みに積み重ねてきた・・・

 

決して我が子自慢をするつもりでないけど、兄妹の中で努力の量と姿勢は巧大が群をぬく!!

 

野球を始めて現在に至るまでの過程で、好調と不調のブレ幅が成長するにつれ小さくなった。

 

巧大の野球を12年見てきたが、学童時代と中学時代はとにかくいい時と悪い時の差がものすごく大きかった!!

同世代の選手と比べても、そのブレ幅は大きく・・・

各カテゴリーの指導者からも、この部分に対しての指摘を頻繁に受けていた。

 

まあ・・・

この時期は誰もが経験する思春期であり、それも一つの原因ではあるが、そんな難しい時期を迎えている同世代の選手よりも、巧大のブレ幅は確実に大きかったと思う・・・

 

そのブレ幅が大きかった分・・・

苦い経験をする量も多かった!!

 

その苦い経験を克服するために、超がつくほど負けず嫌いな巧大は、それを自主練することで克服してきた・・・

 

その苦い経験を克服するための努力の細かかさと量が、今のバッティングだけではなく守備に関しても、巧大のブレ幅を小さくしていると思う・・・

 

とにかく・・・

オーバーな話ではなく・・・

今までの巧大の野球人生で、成功した量が1で失敗の量は9・・・

したがって・・・

比率は、1:9だと言っても過言ではないと思う・・・(笑)

 

しかし・・・

この9割の失敗が1割の成功を生んでいるのも事実・・・

当たり前の事を書くが・・・

10回のプレーの中で、1回成功する割合・・・

100回のプレーの中で、10回・・・

1000回の中で、100回・・・

10000回の中で、1000回・・・

 

今までの失敗が多ければ多いほど、成功する回数も上がることになる・・・

 

今の巧大をこれに当てはめると、人よりも失敗経験という分母が多いからこそ、現在の安定感に繋がっているのだと思う・・・

 

言わば・・・

『成功するための失敗』という、貯金をしてきたからこそだと思う・・・

 

具体的に書けば・・・

沢山の失敗経験があるからこそ・・・

自分の小さなミスや違和感に、すぐに気づく事ができる・・・

その小さなミスや違和感を、敏感に察知できるからこそ、小さなブレ幅で収まるのだと・・・

 

 

そして・・・

その沢山の失敗の経験を自分だけに使うのではなく、今は長女や光記に対しても提供してくれる・・・

 

経験値からすると圧倒的に少ない長女であるが、巧大が自分の失敗経験を提供してくれているからこそ、今回のバッティングの大ブレーキも乗り越えようとしている・・・

 

長女がバッターボックスに立った時に、頭の上をヒバリが飛ぶようになったら、長女も本物だなっ!!(笑)

 

でも・・・

ヒバリが巧大の頭上をグルグル回るのは・・・

別の理由があるからかもしれないからなあ・・・(爆笑)