腹を括れる選手に!!

後輩が監督を務めるソフトボールチームから再び光記に応援要請がきた!!

 

その当時のブログにも書いたけど、元々このソフトボールの監督は光記の監督である私の親友の〇〇監督を通じて知り合った後輩なので、光記がソフトボールチームの応援に行く事に関してすぐ許可される・・・(笑)

 

前回応援に行ったのが早いものでちょうど一年前・・・

その時はチームの主力である6年生が、大会日程と修学旅行が重なりどうしても人数が足りなくなってしまい、すでにソフトボールをやっている子は連盟の選手登録規定の絡みで応援が不可能であるため、その規定に反しない野球をやっている光記に白羽の矢がたった。

 

当然光記はソフトボールは初めての経験でルールも全くわからない・・・

おまけにチームのメンバーと会うのも試合当日が初めてという状況だった・・・(笑)

 

そんな状況で当日の試合に臨むことになったが、守備に関して状況に応じた状況判断やカバーリングなど、組織による連携などミスなくこなした・・・

 

そんな試合での光記の動きを見て、ソフトボールの監督が「試合前まで3年生だから・・・と思っていましたけど、試合が始まったら光記君は想像以上だったです!!」「3年生でセカンドをこれだけできるって想像もしてませんでした!!」と言ってくれた・・・

それぐらい、その時の光記の出来が良かった・・・

 

しかし・・・

それはそれで嬉しかったのだが・・・

私が嬉しかったのは、そんなスキル面ではなくメンタルの部分だった!!

 

光記の強みというのは、初めて会った選手や指導者などすでに完成されたコミュニティーの中でもすんなり溶け込む事ができる・・・

そして、そんな環境下でのプレッシャーがかかる状況であっても、緊張の”き”の字もなく、自分がやらなければならない事を淡々とこなしていく事だと思っている・・・

 

光記のこんな部分は、性格というよりどちらかというと育った環境にあると思う・・・

光記が生まれた時はすでに巧大とすずかは学童野球をやっていたので、赤ちゃんの時からずっと大勢の子供や保護者の方々がいるグラウンドで過ごしてきた・・・

 

そして、大会などで試合開始時間前になると、巧大やすずかの試合をゆっくり見れないだろうからと、他のチームの知り合いの保護者さん方が光記を迎えにきてくださり、試合が終わるまで光記の面倒を見てくれていた。(笑)

 

光記も光記で・・・

泣くこともぐずる事もなくおとなしく抱っこされていた・・・(笑)

なので、試合の時は親元にいるよりも他のチームにいる時間の方が多いぐらいだった!!(笑)

 

そして・・・

年中さんになると小学生の選手達の中に混ざり野球を始め、練習試合では監督やコーチが日頃のご褒美として代打などでワンポイント起用をしてくれたりした!!

最初は光記が「怖い!!」と言って試合に出たがらなかった・・・(笑)

 

しかし、試合の楽しさがわかってくると、試合に出たいという気持ちが次第と強まっていって「監督やコーチがバット引きやボールボーイを頑張ったら試合に出してやるっ!!」とよく言ってた!!(笑)

 

なので・・・

光記にとっての試合に出るということは、プレッシャーを感じるところではなく、バット引きやボールボーイを頑張った時のご褒美の場所!!(笑)

 

先に書いた・・・

赤ちゃんの頃から知らない人とたくさん触れ合い・・・

そして、試合はご褒美で楽しい場所だという本人の価値観・・・

そんな幼い時からの環境が、現在の本人のメンタル的を構成している様に思う・・・

 

球児にとって・・・

このメンタルの部分というのはとても重要な事だと思う・・・

光記の場合は、たまたま本人を取り巻く環境がそうさせた部分があるのだが、これから成長と共にプレッシャーを感じる場面がどんどん増えてきても、今の気持ちを絶対に忘れないで欲しいと思う!!

 

物おじをしない強い心は、パフォーマンスをより一層引き立たせてくれる!!

 

兄〜にがいつも言っているよなっ!!

『ビビッとったら野球なんかやれんっ!!』

『怖いなら野球辞めろっ!!』

って・・・(笑)

 

超がつくほどの不屈の精神と負けん気の強さ!!

ミスターメンタルと呼ばれるほどの兄〜にの様に、何事にも物おじをしない球児になってください!!(笑)

 

それぐらいないと・・・

巧大も社会人野球まで野球を続ける事なんかできんかったわ!!(爆笑)