High quality play

今日は、あいにくの小雨が降る中、大分県の野津原球場にて別府Bさんとのオープン戦が行われました。

本日のこうたは、第二戦目の一年生試合に7番セカンドとして出場しました・・・

わたしは、なぜか一年生試合のセカンド塁審に縁があり、本日もいやでもこうたの守備を一番近いところで見ることになりましたが、今日の試合中も何度か、守備についているこうたを後ろから飛び蹴りしたくなるような守備がありました・・・
本当にやったら大変なことになりますし、プレイ中は全くの他人と思い我慢していました・・・

まずは守備についてですが、相手打者の内野安打になるかと思われる、ボテボテのゴロを前進しアウトにしましたが、捕球する際にファースト送球がしやすい体制でではなく、体がホームベース側正面を向いており、捕球時の歩幅が狭く両足揃った状態で、腰が高い状態での捕球となっていました・・・

また、やや球足の早いゴロが来ましたが、グラウンドコンディションは小雨が振り水が浮いた状態であり、それも2試合目で荒れた状態・・・
そんな中での捕球位置は、一二塁間のランナーの走塁上であり、極めてイレギュラーしやすいリスクの高い位置での捕球・・・
おまけに、待って補給し両足揃った状態・・・

それにもう一つ・・・
6→4→3のダブルプレイのチャンスに、遊撃手のレイジからの送球を捕球後、ファーストに送球を躊躇し送球せず・・・

攻撃では、一打席目初球のアウトコース低めのボール球に手を出しセカンドフライ・・・

しかし、今日の一つだけ・・・
本当に一つだけですが、内容が伴ったプレイは、ファーストとセカンドにランナーを置いて、送りバントのサインに初球をサード方向に、相手の三塁手をおびき出すバントを成功させたプレイでした。

ただ、エラーをしなければいい・・・
ただ、バントで転がせばいい・・・
というレベルの質は、もう今は求められていません・・・

今、すでに求められるプレイは、アウト一つ取るプレイにしろ、ヒットを打つプレイにしろ、試合中のすべての一つ一つのプレイの質が高いものを求められます・・・

同じアウトになるにしても、”アウトになる質”を求められる世界に、こうたは身を投じているのです・・・
反対に、”アウトを取る質も”・・・

今、自分の今できるHigh quality playをむらなく、平均的にできる選手になって欲しいと思います。

※将来のこうたよ!!
今日の送りバントを褒めているわけではなく、当たり前の事を、当たり前にこなしただけのコメントをしただけです!!

勘違いするなよ!!