真っ白で綺麗なキャンバス

私は、柄に似合わず…
絵を見るのが大好きです…

大好きな作家はラッセンなのですが、有名作家や無名作家は問わず、自分の感性を動かされる作品であればついつい眺めてしまいます…

だからと言って、絵を描く事もできませんし、絵の勉強をしたわけでも無いので、詳しいわけでもありません…

難しい事は考えずに、自分なりにいいなと思った作品を、ただ見るのが大好きなだけです…

しかし、もっと好きなのは…
絵が描かれている、キャンバスの素材や額縁が特徴的で、それが素晴らしくて見てしまいます。

どんなに、素晴らしい絵でもキャンバスが無ければ絵を描く事はできません…
そして完成された絵を展示会などで眺める時には、主役は絵でありキャンバスの存在すら考える人は、いないに等しいと思います。

私は、そんな存在のキャンバが大好きです…

キャンバスの素材や額縁によって、素晴らしく描かれた絵でも輝きを失ってしまうのです…
その絵とキャンバスの絶妙なバランスが整ってこそ、素晴らしい作品となるのです。

さて今日…
三年生の集大成とも言える、本当に最後の大会が熊本県藤崎台球場にて終了しました…
結果は、ベスト4…

今日で引退する三年生は、熊本泗水ボーイズ立ち上げからのメンバーです。
チームとしては、まさに我々後輩やこれからのチームのために、懸命に球団代表や指導者の監督やコーチ、そして今日引退となった、三年生の選手や保護者の方々が一体となり、いわえる「熊本泗水ボーイズの
キャンバス」を作ってくださりました。

そして、今日引退した三年生の個人としては…
熊本泗水ボーイズで培った、何も描かれていない真っ白な綺麗なキャンバスを手に入れました。
こらから進学し、上の世界で野球という素晴らしい絵を描いていかなければいけません…

私はこれから先、完成されていく作品を遠くからしか応援できなくなりましたが、きっと引退する三年生が完成された作品になるまで応援し続けますし、完成品となった立派な野球選手になると信じています。

そして、これからチームを引き継ぐ我々の義務は、先輩の方々が苦労して作ってくださったキャンバスに、似合う素晴らしい絵を描く事です。

必ず、熊本泗水ボーイズという素晴らしい作品を作り上げ、今日引退した選手や保護者の方々が胸を張って、自分は熊本泗水ボーイズの卒団生だと言えるチームにしていかなければいけないと思っています。

今日引退となった、1期生の選手と保護者の方々…
本当にお疲れ様でした。

そして、私達家族を可愛がってくださって、本当に有難うございました。
楽しい思い出ばかりです…

第1期生の皆様は、熊本泗水ボーイズの誇りです。
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