俺の野球の楽しみ方・・・

光記に「野球楽しい?」と、よく聞くようにしている・・・
この前も同じ質問すると「投げるのが楽しい!!」と、ちょっとピント違いの答えが返ってきたけど、今のところ楽しく野球やっている様子だ・・・(笑)

先日、そんな話を少し掘り下げてみようと思い、光記と二人で話していると、言葉のニアンス的に、物心つく頃には長男と長女が野球をしている姿を見て育ってきて、週末の遊び場は球場だったので、自分も野球をやるのが本人の中では当たり前だと思っている様で・・・

光記を取り巻く環境がそんな状況だったので、私もなんとなくそんな感じではないかと思っていた・・・

だからこそ、光記に野球が楽しいかを確認している・・・
スポーツだけに限らず、他にもたくさんの習い事があり、野球以外で光記が知らないことが沢山ある。

親としては、私も嫁さんも大好きな野球をやってくれたら、これほど嬉しいことはない・・・
しかし、やっている本人の選択肢が閉ざされていて、それで野球を選んでいるのであれば、私たち親の本意ではない・・・

光記はまだ5歳なので、野球に縛ることをしなくても、環境を囲っていけばどうにでもなる・・・
しかし、それが光記自身の本意ではなく、後に後悔してしまうことになるのは避けたい・・・

「まだ小さいから、そんなことはまだ考えなくても・・・」
ではなく・・・
「まだ小さいからこそ、そんなところに気を配ってあげなければいけない・・・」

今、そんなところに気を配ってあげないと、これから先野球を続けていったとしても、責任あるプレーなどできないし、責任ある行動が取れない社会人になってしまいそうな気がする・・・

させられる野球と・・・
自分がやりたい野球・・・
その違いの原点は、野球を始める時が最も大事なことではないかと・・・?
最近光記が野球を始めてから、特にそんなことを強く思うようになった・・・

そして、その後も親の言動によって、”させられ”と”やりたい”を大きく左右するのだと思う・・・

ここだったなあ~
ここの部分に私が気づかなかったのが、野球に関して長男が私への反発が激しかった原因なんだよなぁ~

幸い・・・
長男は今でも高校で野球を続け、厳しい現実と戦いながらも野球を楽しんでいる。
だから、よかったものの・・・
一時は野球を辞める寸前まで追い込んでしまった・・・

その時、私も苦しかったけど、本人はもっと苦しかったと思う・・・
そんな時期に、小さいころからのツケが回ってきたんだよなあ~

だから、光記ではそんな思いをお互いにしたくない・・・
光記は、”自分がやりたいと思える野球”をさせてあげなければいけない・・・

そんなことを、最近強く思いながら光記の野球を眺めている・・・

その反面・・・
長男と光記の野球に対しての、過去の自分と現在の自分のギャップに苦しんでいる・・・

それは、長男に対しての後ろめたさなんだろうな・・・

○○(長男)・・・今、野球は楽しい?
光記・・・今、野球楽しい?

俺の中の野球が楽しいかどうかは、○○(長男)と光記が、野球が楽しいと思って野球をやっていること次第・・・

二人が野球を楽しめているのなら・・・
俺も野球が楽しい・・・

今の俺は・・・
二人が野球に苦しんでいるのに、俺だけが野球が楽しいことなどあり得ない・・・

だから!!
二人とも野球を思いっきり楽しめ!!

それが、今の俺の野球の楽しみ方だから!!(笑)