困難は目標のママ

「パパっ!!」
「今日!!光記1等賞だったばい!!」と・・・
光記の甲高い声!!(笑)

何が?と聞くと・・・
「積み木で今日一番だったばいっ!!」と、誇らしげに言ってきた!!
それを聞いて一緒になって喜んでいると・・・

今度は「体操教室で跳び箱も7段飛べるようになったとばい!!」と・・・
これも二人で一緒になって思いっきり喜んだ!!(笑)

教育積み木の方は・・・
いつも1位の女の子がいて、光記はいつも2番・・・
どうしても、その女の子にだけは勝つことができなかった。
それが初めてその子に勝ったので、よっぽど嬉しかったんだと思う!!

そして跳び箱に関しては、この前開催された幼稚園の運動会のプログラムで、マット運動や鉄棒などは軽くクリアできていたけど、周りの子より極端に背丈が小さい光記にとって跳び箱の壁がとても大きく、本番で7段を飛べるのは飛べたんだけど、1回目を失敗し2回目でのクリアだったため悔し泣きしていた。

なので確実に7段を飛べるようにと、体操のスペシャリストである朱杜花コーチの指導の元、自宅で自主練を重ねていた!!
その努力が実り跳び箱7段が飛べるようになった!!(笑)

これらの事は決して”光記は賢いでしょ!!自慢”ではなく、長男と長女の子育てしてきた中で学んだ事を実践した結果を書き残したいので書いている・・・

長男・長女の時は、何か出来ないことがあると「努力しなさい!!」とか、「練習したらできるようになる!!」だけで済ませていた・・・

しかし、長男が通っているジムのトレーナーさんの指導法は、例えば「○○筋を伸ばす事を頭の中でイメージしながら、この○○(メニュー名)をやれ!!」みたいな、かなり具体的かつ詳細な情報を長男に伝えていた・・・

そして、そのメニューを長男がやっていると「○○(長男)!!その筋肉の動きは野球の動作の何の時に使う?」と質問される・・・
すると長男が「○○の動作の時です!!」と答える・・・

結果的に何を言いたいかというと、フィジカルトレーニングは打球を遠くに飛ばす為だとか遠投距離を伸ばす為だとか、足が速くなるようにだとか怪我をしないようにだとか・・・

ざっくりとは、トレーニングと野球が繋がっているいるものの、フィジカルトレーニング時には実際にボールやバットやグラブを使用しない為、あまり意識していないのが現実だと思う・・・

それを詳細な声かけを行うことで、トレーニングメニューの意味や根拠を理解できるようになり、実際の野球の動作に紐付けることが出来る。
ここの部分を光記の子育てする中で私が強く意識している。

だから・・・
”努力する方法”や”練習する方法”を伝え、それが何故かというところまで説明することを光記に続けている。
なるべく噛み砕いて理解しやすいように要点を絞って伝えるようにして、たとえ幼稚園生には理解不可能だとわかっていても必ず説明を入れる。

その場ではチンプンカンプンでも、訓練を繰り返しているうちに自然と根拠が光記の中に染み込んでいき、それがやがてわからなかったことの理解になる・・・

その結果・・・
教育積み木や跳び箱のように、出来なかったことができるようになったという成功体験をすることにより、困難なことを克服する事はこんなにも快感なんだと脳にインプットされると、新たな快感を得ようと自然に新たな困難を見つけようとする。

このスパイラルが成長だと・・・

実際に・・・
教育積み木に関しても、次のカテゴリで1番が取りたいと言っていたし、跳び箱に関しても次の8段の練習を始めている・・・

野球に関しても、本人の中でマシンのボールをバットに当てることを目標に頑張っている。

何故マシンのボールが当たらないかという根拠はタイミング・・・
それを光記なりに掴んでいる!!
だから、あとは数をこなすという経験の部分・・・
焦らず経験を積み重ねて目標達成しようねっ!!(笑)

週末のチーム練習で目標達成できればいいね!!
そしたら・・・
また新たな困難という名の目標ができるね!!