点から線へ・・・
今日のOP戦・・・
私は長女のOP戦に行っていて、嫁さんが送ってくれた光記の動画・・・
こんなのいつできるようになった????(笑)
小学校2年生の可能性の大きさに最近驚かされる・・・
画像ではわかりにくいけど・・・
①打球に対しての反応
②1歩目の早さ
③空間認識によって捕球ポイントを瞬時に判断し、打球を追う方向を斜め後ろに追っていること
④打球を追うフットワークと足の運び
⑤送球を考えて、打球に対して回り込みながらライン取をしていること
⑥画像ではわからないけど、動画で見ると捕球直前にイレギュラーしていて、そのイレギュラーに対して反応できる球際の強さ
⑦捕球してから送球までの早さ
⑧自分の肩の強さを理解してステップを入れての送球
⑨ノーバウンド送球の正確さ
打者をアウトに出来たのか出来なかったのかは、私にとってはどうでもいい話・・・
そして捕球できたかできなかったかもどうでもいい話・・・
上に書き残した9つのこの一連の動きのポイントとなる内容が私の中で重要・・・
このポイントというのが・・・
年中さんから取り組んできた『基本の前の基礎』の部分で、今年の春からその基本の前の基礎をつなげていって、基本の形を作る作業に入っていた。
その裏付けとなるのが、今日のワンプレーだった!!
もっと平たく言えば・・・
基礎という点が基本という線になった瞬間だったようなワンプレーだった!!
そして・・・
この基礎の点の前に基盤となるのが想像力!!
この想像力がないと瞬時判断ができない・・・
自分がポディショニングしている場所から、相手打者が打った瞬間の打球の強さや方向によって捕球ポイントを割り出す。
ポイントを割り出せば、今度はアウトを取れる箇所を判断し、その判断を元に送球しやすい体制で捕球しなければいけない・・・
などなど・・・
一つのプレーは様々な判断の元に成り立つもので、その判断の元となるのは想像力となる・・・
これが私の先輩から習った右脳野球・・・
想像力や判断能力などを司るのが右脳だと・・・
そして・・・
ルールの理解や計算を司るのが左脳だと・・・
この左脳に関しては・・・
反復トレーニングや座学などで学ぶことができる。
しかし・・・
右脳に関しては、一定の時期までに特別な方法で刺激を与えないとキャパが大きくならないと言われ、その右脳へ刺激を与えキャパを広げるために、幼稚園時代から教育パズルを今も続けている・・・
ざっくり書けば・・・
理論的な左脳と野生的な右脳の両方を、バランスよく使わないといいパフォーマンスができないと・・・
左脳が司る技術や知識のスキル的な部分が特化しても、想像と判断が鈍ければある一定の時期に来れば伸び代が天井にくる・・・
反対に想像と判断能力を司る右脳だけが特化しても、技術や知識のスキルが弱ければこれまたある一定の時期が来れば伸び代が天井にくる・・・
今日のワンプレーというのは・・・
スキルといういくつもの基礎という点を、想像力と判断力という接着剤でつなぎ合わせて基本という線になった瞬間だと自分では思っている・・・
だから・・・
今日のワンプレーは、光記にとっても大きな一歩だけど、私にとってもとても大きな一歩だった!!
嬉しかったし手応えを感じたな・・・(笑)
あくまでも先輩の助言を元にした持論なので、正解なのか間違いなのかもわからない状況だった。
4年間もの間・・・
心折れるほど地道にコツコツやってきたので、今日のワンプレーは本当に嬉しかった!!
今日のワンプレーの中に膨大な数の基礎という点が隠れている・・・
その点が繋がった瞬間だった気がした・・・
これから先・・・
野球を続ければ続けるほど複雑になっていく・・・
野球をやっているのは本人・・・
野球を教えてくれるのは指導者・・・
自分の子供が大好きなことをやっている環境を整えるのは親・・・
自分への戒めのためにもなんども書いているけど、光記との野球で最大のテーマである
『寄り添い野球』
その親子のスタンスの成果の一端を見たような今日の出来事だった・・・