巧大のチームには、一つ年上の絶対的エースと絶対的キャチャーがいる。
このバッテリーの後ろで守備についている巧大・・・
このバッテリーのコンディションや配球の意図するところを考えながら守ると、不思議と飛んでいく打球の方向がわかると言っている。
すると・・・
一般的にヒットゾーンと言われる部分に打球が飛んだとしても、普通に捕球できアウトにすることができる・・・
そうなると・・・
この前ブログにも書いたけど、この一つ年上のバッテリーが『お前の守備ほんと助かるわ〜』と言ってくれるらしい・・・
野球選手として・・・
お互いにお互いをリスペクトしているし、プレーに対しても絶対的な信頼関係を築けている。
テレビでもよく使われる『信頼できる選手』とは、一体どんな選手のことを言うのか・・・?
私の個人的な部分で掘り下げていくと・・・
勿論、人間性の部分で人格者である事は勿論だけど、今回はあくまでもプレーに偏った部分で掘り下げる。
私が考える・・・
この『信頼できる選手』とは、失敗が多いとか少ないという部分ではなく、同じ失敗を繰り返すのか繰り返さないのかだと思っている。
リカバリーできるか否かが信頼関係を築けるか築けないかの分かれ目となると思っている。
世の中全てがそうであるように・・・
野球にとってもミスはつきものであり、100%ミスをしない選手など一人もいない・・・
そのミスに対して・・・
『今度ミスをしないように努力します!!』と言って、努力するだけで周りが信頼してくれるような甘い次元に巧大は現在居ない・・・
つまり・・・
非常にシビアかもしれないけど・・・
プロセスだけではチームメイトの『信頼』を得ることができないというのが現実・・・
信頼を得るためには、同じ失敗をしなかったという”結果”が必要な次元にいるということ・・・
ある意味・・・
毎日やる素振りやシャドーを努力というならば・・・
やろうと思えばできる・・・
もっとシビアに言えば・・・
やって当たり前の範囲だとも言える・・・
今までの次元であれば、”打てなかったから素振りを毎日やる”でよかったかもしれない・・・
しかし・・・
今の次元は・・・
どんだけ1日100スイングしようが、1000スイングしようが・・・
ヒットが1本でなければ信頼を得られない・・・
守備でエラーをしたのであれば・・・
1日1000本のノックを受けようが・・・
1本のゴロを処理できなければ信頼を得られない・・・
四死球を沢山出したのであれば・・・
1日100球投げ込もうがシャドーを1000回やろうが・・・
一つでも四死球を減らすことができなければ信頼を得られない・・・
口だけではなく・・・
真剣に『なぜ?』を考えないといけない・・・
まず・・・
自分のミスを認めて逃げないこと・・・
逃げずに真剣に自分と向き合って原因を掘り下げ、もうこれ以上掘り下げることができないところまで掘り下げた部分から一つ一つ”改善”しなければいけない・・・
自分がおかれた現実から逃げるからミスの根拠が逃げていく・・・
ミスの根拠が逃げるから同じミスを繰り返し結果が逃げていく・・・
結果が逃げるからチームメイトからの信頼が逃げていく・・・
パイセンがそんなふうに言ってくれるのは、巧大が自分と真正面から向き合えているからだと思うよ!!
巧大!!
もっともっとチーム全体から信頼してもらえる選手を目指そうよっ!!
もし・・・
今のカテゴリーの野球が上がりの野球になるとしたら・・・
大切にしてきた根拠野球で、チームから信頼してもらえる選手として現役引退できたら幸せじゃね?
そんな現役の退き方って・・・
カッコええよっ!!(笑)