ニュータイプ

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先週行われたOP戦での初回⑨前タイムリーの場面・・・

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画像では確認できないけど、この時ライトがボールをファンブルしたので、守備陣がライトに対して『後々っ!!』と、いう声が入っているので、この時点で打球がライトまで到達している。

 相手チームは新人戦で優勝したチームであり、投手に関しても県内No1投手と言われており、急速も結構あり伸びのあるライズボールが武器の投手である。

中学時代から有名だったらしく、チームメイトも中学時代から対戦したことがあり、当時から頭ひとつ抜けていたと言っているらしい・・・

 

しかし・・・

長女は中学時代にソフトボールをやっていなかったので、高校になってからこの投手と対戦するようになったのだが、野球をやっていた長女からすると、こんな球速がある投手の方が自分に合っていると言う・・・

 

長女は小学校の6年間野球をやっていた。

特に高学年は、長男と同じ中学のチームで練習生という形でやっていたので、中学生が投げる120km前後のボールでバッティング練習をやったり、結構な球速のマシーンを打っていたので逆に早いボールの方が慣れている。

 

ソフトボールは、野球に比べると4mぐらいかなあ?

プレートからホームベースまでの距離が短いので、体感速度が野球に比べ速いと聞くが、長女に関しては実際の速度ぐらいに感じるという・・・

 

バッティングについてよく話すのだけど・・・

いいことなのか悪いことなのかわからないけど、基本的に投手がリリースしてから2/3ほどまでしか肉眼でボールは見ていないという・・・

 

なので・・・

長女は『最後までボールを見ろ』という意味がわからないと言う・・・

しかし、長女はその『最後までボールをみろ』と、小学生から今まで指導者から言われたところを私は見たことないし、本人も言われた記憶がない・・・

 

それもそのはずで・・・

今日のような画像や動画で見ると実際はボールが当たっているところまで、きちんと見ているので指導を受けることがないはず・・・

 

しかし・・・

本人はリリースから2/3のところで、肉眼でボールを見ていないと言う・・・

 

じゃあ・・・

見ていないボールをどうやってバットに当てるのか・・・?

これまで何回も本人に同じ質問するが、一貫してリリースから2/3までぐらいのところで、バットを出せば当たるとしか言わない・・・

 

それでは・・・

変化球はどうやって打っているのか?と質問すると・・・

 

これは、小学校時代に中学生用にカーブ設定してあったマシーンを、小学生向けの遅いストレートに設定を変え忘れて、そのまま打ったことがあったらしい・・・(笑)

その時に、長女なりの言い方をすれば「ポイントさえ掴めばストレートよりも簡単」と言うのだけど、そのポイントさえ掴めば簡単だという理由が私にはわからない・・・(笑)

 

確かに・・・

遠い記憶の中で・・・

 

巧大と長女が話しているのを記憶している・・・

巧大がカーブをきちんとミート出来なかったみたいなことを言っているときに、長女が「カーブの、特にマシンなんか、同じところを振りさえすれば当たるじゃん!!」「同じポイントを振るだけだけん、ストレートよりも簡単じゃん!!」と、その時に言っていたのを記憶している・・・(笑)

 

今は相手投手の変化球や球速に合わせて、打席の位置を変えたりしてポイントさえ抑えておけば、ストレートの時と同様リリースから2/3の部分まで来て振れば当たると言う・・・(笑)

 

なので・・・

投手のフォームやリリースまでのタイミングなど全く関係ないと言う・・・(笑)

それもそのはずで、見ているのは投手がリリースしたところからなので、投手のその前にどんなフォームでどんな投げ方をしようが関係ないらしい・・・(笑)

 

先ほど書いたけど・・・

これがいいことなのか悪いことなのかわからないし、実際は肉眼できちんと見ていて、見えていないような感覚になっているだけかもしれないが・・・

真相は定かではない・・・(笑)

 

その反面巧大は、バッティングについて話すときに、インパクトした時のボールとバットが当たった箇所や状態などを具体的に言うし、最後までボールを見て打っている的な事を言う・・・

 

なので・・・

二人がそんな部分の話をすると、全くタイプが違うので聞いてて面白い!!

 

二人が中学や小学生の時は、巧大が理論的な部分で話していると、長女が「来た球打つだけが、なんでそんな難しいと?」と言っていた・・・(笑)

二つ歳下の小学生の女の子からそんなことを言われ、慢性的にバッティングに難があり、年頃だった巧大がよく長女にキレまくっていた!!(笑)

 

最近になっても、巧大がバッティングについて話していると、長女が「基本的に最後までボール見て打ってないけん分からん・・・」と答える・・・(笑)

すると長男は「じゃあ?ボール見らんでどうやってバットに当てると?」という・・・

それに長女が「ボール見らんでも当たるもん!!」と、理不尽とも取れる言葉で長男に言い返す!!(笑)

またそれに対して、長男が「お前・・・バッティングの神様みたいなこと言うね・・・」と言って話が終わる・・・(爆笑)

 

長男と私の間では、長女の事を”神”と呼んでいる・・・(爆笑)

 

結局・・・

真相はわからないが・・・

長男の理論的なバッティングスタイルと、長女の感覚的なバッティングスタイルの違いだと思う・・・(笑)

 

そんな事を考えながら光記のバッティングを考えると、どちらかというと長女派のバッティングではないかと、最近感じるようになってきた・・・

 

小学校2年生から、実力があるからとかではなくチーム事情で試合に出ているのだけど(笑)、高学年の投手が投げるボールをバットによく当てる。

 

コーチが冗談みたいにして、光記の事を「当時小学校2年生の子が、公式戦でガチで投げてくる高学年のボールを打って、ピッチャーゴロでアウトになって悔し涙流しながらベンチに帰ってくる光景って、普通あり得ない!!」と言ってくれる!!(笑)

 

おそらくだけど、感覚でバットを振らないと、低学年が高学年のボールをバットに当てるのは、かなり難しい事だと思う・・・

 

守備に関して、光記の動きは誰が見てもわかるように巧大そっくり!!(笑)

巧大が小学生時代にチョロ松と言われていたけど、光記の動きもちょこちょこ動き回るタイプ・・・

捕球動作もそっくりで、あまりにも巧大の小さい頃そっくりで、思わず吹き出してしまう時がある・・・(笑)

エラーをしてからの居直り方までそっくり・・・(笑)

 

守備は巧大タイプでバッティングは長女タイプ・・・

足に関しては、3兄妹全員短距離快速の長距離鈍足・・・(笑)

 

男女の違いはあっても・・・

全く違うタイプの長男と長女を見てきただけに、光記の今後がとても楽しみ!!

 

どちらかに偏っているスタイルではなく、二人が混ぜ合わさったニュータイプ光記!!

 

もしも、二人が・・・

今年で現役を退いたら・・・

俺の生きがいはニュータイプのみになってしまう・・・(泣)

 

ニュータイプ!!

これから沢山楽しませてくれっ!!