昨日は、いつもより帰宅時間が遅かった巧大・・・
あるチームと合同練習だったらしい・・・
試合形式のシートバッティングで4打数1安打・・・
その1安打は三塁線への2塁打なので、対外試合ではないにしても冬季明けの実戦に近い練習の中で、2塁打を打ったので私的にはそこそこの滑り出しではないかと思ったが、本人的には物足らない様子だった・・・
今年の冬季練習は、チーム課題であった打撃力を上げるため、バッティングにウエイトを置いた練習が行われていて、チーム全体も巧大自身もかなりバットを振り込んでいる!!
それがあったので、2塁打一本では納得がいかないと言っていた・・・
今年のクリンアップを打つと予想される新2年生の二人は、長打を含め5打数4安打であり、そのほかの主力となるであろう新2年生も、巧大を含め長短打を1本ずつ打ったらしい!!
それに・・・
練習に合流している新入生の一人が、昨日いきなり3塁打を放ちいいアピールをしたらしい!!
そして・・・
昨日、バッティングで良いアピールをした新一年生だけではなく、県内外から4人の新入生投手が入ってくる!!
この4人はそれぞれタイプが違うらしく、左右の投手がいて本格派や変則の技巧派など、投手バリエーションが豊富で、そんな新加入する投手陣が来ることで、チーム全体のモチベーションも上がっていると言っていた!!
守備に関しても、新入生を含めた守備陣の体制が形になりつつあり、特に内野陣は去年から実戦経験を積んだ、新2年生メンバーが4人残っており安定感がある!!
少人数でありながらも、バランスが取れたチームになるのではないかと思う!!
さてさて・・・
冒頭に書いた昨日の合同練習で・・・
相手チームの内野手が、巧大に「どうやったら、そんな柔らかい動きになりますか?」と練習中に聞いてきたらしい・・・
その時・・・
巧大がなんと答えたかまでは聞かなかったが、光記が入団以来ずっと取り組んでいる板取りによる影響が大きいと思う・・・
その光記の板取りについては、これまでも画像を入れてブログに書き残しているが、元々は巧大が野球を始めた頃からやっていた事・・・
始めるきっかけは、同じチームの保護者さんから教えてもらったのだが・・・
最初はスリッパに左手を突っ込んで、フローリングの床で卓球のボールを転がして、その卓球のボールをスリッパの裏で取るという練習方法だった・・・
その後・・・
スポーツメーカーが出している、硬いボールでも痛くない様な素材で作られた、専用の道具があるのだが、それを自主練の時に使用し繰り返し繰り返しノックを行った。
これをただ単に繰り返すのではなく、巧大は打球と板が当たる時の”音”に拘って練習をしていた!!
巧大にとって、ボールが当たる時に音がしないということは、左手のクッションが効いている証拠だった・・・
なので・・・
今でも光記がこの練習を行なっている時に、巧大が光記に対して「まだ音がする!!」と指摘する・・・(笑)
小学校低学年相手にやたらとシビア!!(笑)
そのクッションを使うためには・・・
打球の勢いをできるだけ殺すために、打球を前で捌かないといけない・・・
体に近いと手首や肘を使ってのクッションが効かないため、すぐにパンっ!!と音が鳴ってしまう・・・
すると・・・
次第と・・・
どうやったら前で捌けるのかを、自分で試行錯誤をしだす・・・
そうするうちに、できる限りケツを地面に近づけて上半身を起こし、両足を揃えて真正面に入るよりも、体を斜めにすることで手首や肘の可動域が取れ、クッションを効かす事ができる事に気づきだす・・・
俗に言う『腰を落とせ』という動作なのだが、今でもだが光記に対して『腰を落とせ』とは言わず『ケツを落とせ』としか言わないのは、巧大とのこの経験があるから・・・
そして、打球が上がりきったポイントで捌けば音が鳴る・・・
なので、自然と打球の上がり端に当てれば音が鳴りづらい事に気付く・・・
バウンドしているボールが上に上がってくる力を利用して、手首や肘を使って打球を殺すことを理解すれば、イレギュラーに強くなり球際に強い野手になるし、そのまま右肘でトップを作る前に握りかえができる様になる・・・
俗に言う『グラブは下から上に!!』と、言う部分が自然とできる様になる。
そうすると・・・
打球の上がり端で捕球のタイミングを合わせようとするため、打球に対してライン取りとタイミングを合わせようとする様になる・・・
これを!!『待ってとるな!!足を使え!!』と表現する・・・
しかし・・・
実戦ではただボール捕球すればいいというものではなく、スローイングをしなければならない・・・
そのスローイングまでさせると、スローイングをしやすい打球に入る角度やタイミングを自分で工夫し、送球に有利な体制で捕球する様になる・・・
この部分が『とってからが早い!!』になる・・・
そして・・・
その回り込みを早くしようとすると、早く打球へのラインに入らなければならない・・・
そのために、その時の状況や相手打者や味方バッテリーの配球などを見て、一球一球守備位置を変える様になる。
これが『守備位置を確認しろ』になる・・・
その守備位置から打球のラインになるべく早く入るためには、一歩でも早くスタートを切らなければならない・・・
これを『1歩目を早くしろ!!』になる・・・
他にも上のカテゴリーになればなるほど、こんな一つ一つの細かな部分が増えていくのだが、グラブ捌きを柔くするというのも単純なことではなく、さまざまで沢山のポイント同士がお互いに作用し合い、それが繋がることでなせる事だと私は思っている・・・
一見・・・
グラブ捌きが柔らかいのと、1歩目を早くすることは全く関係無い様に感じるが、実際は一連の捕球動作の何か一つが狂ってしまえば、柔らかく捕球することはできない・・・
この一連の動作を基本だと思っている・・・
そして、今日はポイントとして表現した部分である
ケツを落とす・・・
球の上がり端に合わせる・・・
グラブは下から上・・・
などなど・・・
これを基礎だと思っている。
この細かい基礎の部分を繋げることにより基本となる・・・
光記は少しずつこの繋げる作業にこれから入っていく・・・
つまり・・・
やっとこれからが基本練習になっていく・・・
光記にできるだけ細かい基礎データを沢山効率よくメモリーすることが出来ればと思い、本人がやりたいと言い出した年中さんから野球を始めた・・・
現在・・・
小学校3年生時点で5年の野球経験があり、膨大な基礎データが光記の中にメモリーされつつある・・・
これから先・・・
その膨大な基礎データを一つ一つ関連付けし、プログラミングする事により基本ソフトが出来上がり、それがやがて応用ソフトの基盤となる・・・
その関連付けこそが根拠だと思っている・・・
メモリーされた膨大な数の基礎データ同士を、”根拠付け”という言葉の通りに基礎同士を根拠でくっつけて繋げていく作業・・・
それがやがて基本となる・・・
勿論・・・
中学生にもなると・・・
メンタル・テクニック・スキル・フィジカル全てにおいて、その根拠や理論だけでは割り切れない部分が沢山出てくる!!
野球の技術的な部分だけではなく、野球生活を送る上での理不尽だと感じることも、この基本の部分がしっかりしていれば、うまく立ち回ることができると思う・・・
この応用的な部分に対応するためにも、光記にとって基本を作るこれからの2〜3年はとても重要な時期に差し掛かる・・・
エクセルでも膨大なデータを入力しても、関連付けの僅か一箇所でも間違っていれば、Enterを押した途端にValueと表示される・・・
光記が、これから先野球を続けていけば続けていくほどValueと表示されることが多くなると思う・・・
しかし・・・
きちんと自分の力で根拠という関連付けを行なっていれば、そのValueと表示される原因を、すぐに見つける事ができ短期間で修正する事ができる。
アスリートの世界は常に競争の世界・・・
Valueが出たから待ってくれと言っても、誰も待ってくれない・・・
そんな甘い世界ではない・・・
指導者は沢山のデータやプログラミングする”方法”を提供してくれる・・・
しかし・・・
その提供したデータを入力はしてくれないし、関連付けもしてくれない・・・
というよりも・・・
それは、自分自身でやらないと、いくら指導者とはいえそれはできない・・・
野球における・・・
メンタル・テクニック・スキル・フィジカルについて・・・
基礎的な部分までは、指導者は勿論だが周りから提供できる・・・
しかし、こらから先は・・・
いよいよ光記本人が自分で関連付けして、膨大なデータを一つ一つ自分の力で入力しなければならない・・・
そうでないと・・・
先々に自分でEnterを押した時にValueと表示され、それを修正できずにPCがフリーズするのではなく、自分自身の野球への気持ちがフリーズしてしまう・・・
そうならない様に、これから頑張ろうなっ!!
そして巧大は・・・
野球を始めてからというもの、指導者や野球関係者の方々から提供して頂いたデータを、自分で関連付けして、自分でデータ入力を行うことを辞めなかったからこそ、今の巧大があると思う。
何回Value表示が出ても、なんとかして自分で修正を繰り返しやってきたからこそ、今回の様に実際に周りから助言を求められる選手になれたと思う!!
それに対して自信を持ってください!!
これは、周りが作り上げたものではなく・・・
自分で築きあげてきた事実なのだから!!