有意義な自主練だった!!
土曜日は午前中仕事で午後から練習に参加!!
そして練習終了後に、本人と巧大と嫁さんと私の4人残って自主練!!(笑)
土曜日の自主練内容は・・・
・捕球動作の確認
・送球
・ピッチング練習
・バント練習
・バッティングの確認
を、行った!!
まず捕球動作の確認だが、現段階での捕球動作はほぼほぼ出来ているということで10分ほどで巧大がOKを出した!!
その後、巧大が一塁に入って送球の確認を行ったが、送球が抜けて右側に逸れてしまう事があり、これについてボールと体が離れているので、トップを右耳に近づけるように何度も言っていたが、これも10分ほどで修正ができた!!
そしてピッチング練習だが実際にマウンドを使用し、とにかく巧大がゆったりした大きなフォームを意識して、グラブをはめている左手の使い方と踏み込む足の方向を重視するよう、何度も何度も光記にアドバイスを繰り返していた!!
そして驚いたのが・・・
マウンドの横に巧大が立ち、自分が実際にシャドーをするので真似をしながら実際に投げるよう光記に言った!!
私はキャッチャーをしていたのだが、そのやり方で光記が実際にボールを投げ込むと、不思議なことにコントロールも球速も見違えるようによくなった!!
しばらくそれを繰り返し、光記に「今度は一人で投げて、5球のうち3球ストライクだったら合格で終わり!!」と言った。
そして、一発合格!!(笑)
次にバント練習に移った!!
巧大が光記に数球バントをさせたのち、グリップを持っている左手を離し右手一本でバントをするように言った・・・
するとバントの精度が一気に上がった!!
そして巧大が光記に「なぜ右手一本でバントをすると精度が上がったと思う?」と問いかけた・・・
光記がその質問の答えに困っていると・・・
巧大が「膝を使っているからたいっ!!」と答えを言った!!
右手一本でバントをやると、片手のため左右の動きはある程度安定して行えるが、上下の動きに対しては安定しないので、それを補うために自然と膝を使う・・・
ということは・・・
日頃、光記はバントをする時に膝を使っていないと伝えていた!!
これは改善後の動画をスクリーンショットしたもので、改善前の動画を撮影しておらず比較することはできないが、突っ立ったままだったのが膝を使ってバントをするようになった!!
そして・・・
バントをする時のバッターボックス内での立ち位置を何度も光記に伝えていた!!
学童の時はよくバントをする時にバッターボックスの一番前に立てと言われるが、それはフェアゾーンに転がる確率が高いからであって、一塁側や三塁側のライン側を狙うというバントの質てきな部分からすると、バッターボックスの一番後ろでバントができるようになる様になれと巧大が光記に言っていた・・・
私は黙ってそれを聞いていたが確かに理にかなった話で、ボックスの一番前でライン側を狙ってバントをするとフェアゾーンからファウルゾーンへ転がっていく、しかし、反対に一番後ろからライン側を狙うと極端な話だが、ファウルゾーンからフェアゾーンへとバントしたライン際への打球が転がることになる・・・
私にとってもなるほどだった・・・
そして、最後は・・・
バッティングを確認する為ティーを行った!!
バントの時と同じく・・・
巧大が光記に対して、しばらく普通にティーを打つように言った。
しかし、巧大がものの2〜3分でバットを軽いものに変えるように言った!!
そして、トップをもっと上げることと踏み出す足を踵から出すような感覚で出すよう光記に言った。
その時の動画をスクリーンショットしたものがこれ・・・
最後の画像が今までと一番違うところで、最後まで振り切れることができるようになった!!
スイングスピードも以前と比にならないほど上がった!!
そして、その翌日である昨日の日曜日のバッティング練習では、いい当たりを連発!!
トップが前日に比べるとまた下がってはいたものの、センター方向中心にインコースを引っ張った打球の威力が格段に上がった!!
指導をしながらキャッチャーに入っていたコーチに後で確認したら、ドアスイングだったの改善してきているとお墨付きをもらった!!(笑)
いやあ〜
この土日は巧大に尽きる!!
我が子を褒めるバカ親になっちゃうが・・・(笑)
あいつ伊達に13年間野球してきてないわっ!!(笑)
短時間で課題を見つけ改善していくんだけど、私が驚くのはその改善する方法の引き出しの多さである!!
そして、その改善するための練習の理由と意味を光記に対してわかりやすく説明していく!!
まさに私が重要視している、光記本人が根拠を理解し納得して練習に取り組むという『説得よりも納得』の部分を巧大がやっていること!!
この『説得よりも納得』は、巧大が中学時代に通っていたジムのトレーナーさんから、私と巧大の親子ぐるみで学び、それ以来とても大切にしてきた!!
それを今度は教える立場となった巧大が実践している!!
自主練は兄として光記の指導にあたるが、チームの指導者としての立場の時の巧大は、周りが引く程に光記に対して厳しい!!
昨日の練習中もバントを失敗した光記に対して、巧大が大きな声で「一発でバントを決めきれんなら!!」「野球をやめろっ!!」と、厳しい口調で言うと選手も保護者もピンと緊張の糸が張った!!
他の選手に対してそんな事は言えず、光記が実の弟だから言える事で見せしめ的な役割になってしまうが全体が締まる・・・
それはある意味当たり前のことで、実の兄が指導者である以上光記が理不尽さを感じるほど光記に対して厳しく接しなければ、チームの秩序が保てなくなるのが現実である。
しかし・・・
そんな大人的事情を光記も全てではないが理解しているところがあり、涙目になりながらもグッと我慢している!!(笑)
光記をそんな大人の事情に巻き込んで少しかわいそうな気がするが・・・
周りの目を気にしなくていい自主練の時は、根気強く理論立てて野球を教えてくれる兄であり、光記にとって巧大は極めて貴重な存在であるし、光記は巧大の事を野球選手としてリスペクトしている!!
なので・・・
この前書いた内容だけど・・・
光記が巧大そっくりになってきたのだと思う!!
昨日の練習終了後にも、監督とコーチが光記が巧大そっくりになってきたと言っていたけど、似てきたと感じているのは私だけではなく指導者も同じ!!(笑)
もちろん光記が巧大に並ぶのが目標ではなく追い越すのを目標にしなければならないし、それが巧大に対しての孝行だと思うし恩返しだと思う!!
辛いことも理不尽さを感じることも多いと思うけど、身近に野球を教えてもらえる恵まれている環境に感謝して、これから先も頑張ってほしいと思う!!
今週末はとても有意義な週末でした!!